【インタビュー】マクマナマン

-- 前作より2年ぶりとなる作品『Drunkendesignatedhitter』はライブアルバムという形ですが、なぜライブアルバムをリリースしようと思ったのでしょうか？

山本武賜：ライブならではの勢いがある演奏を聴いて欲しいというところ、 楽曲のスタジオアルバムとは違った一面を聴いて欲しいという思いから自然とこういった形になりました。

福岡でよく出演しているUTEROというライブハウスがあるのですが、 そこで良い音で録れる環境が身近にあったのという事も理由の一つです。


-- マクマナマンにとってライブはどのようなものでしょうか？

山本武賜：勝負ですかね。勝ち負けはあると思うし。その中でチャレンジもして行きたいです。
ソフトバンクで言うと、「今日、４番今宮でいっちゃいましょう！」みたいな、そう考えると秋山の気分ですね。


-- この作品から発する熱量は凄まじいものがありますが、実際のこの時のライブはどんな感じだったのでしょうか？

山本武賜：この日は二時間位演奏したので、ドラムの瀬戸口はパンツが溶けました。


-- ずばり今作の聴き所を教えてください。

山本武賜：1stアルバムのDRUGORBASEBALLには未収録の曲で、「おひさまともくもく」という曲があるのですが、 僕たちにしては珍しく短めの曲で、バシッ終わるので、テンション上がる感じになってると思います。
また、曲によってはフリーな要素もかなりあるので、その辺りも聴きどころだと思います。


-- 次はオリジナルのスタジオ作品を期待してしまいますが、そのあたりの予定はどうでしょうか？

山本武賜：最近のライブでは新曲も演奏しています。気持ち的には来年位には出せたらなーとは思っています。


-- フジロックのROOKIE A GO-GO出演ということは大きく注目を集めるきっかけの一つになったと思いますが、実際フジロックのステージにたってみての感想を聞かせてください。

山本武賜： 最終日のトリだったので、緊張もありましたが、知り合いも沢山観に来てくれていたので、あまり気負わずに良い演奏が出来たと思います。
あと、ライブが終わった後に物販に列が出来ていて、音源が沢山売れたので嬉しかったです。
「ステージに立ってみて」の感想となると、夜中の三時なのに時間なのに人が沢山いるな！って感じですかね。


-- 福岡のインストシーンはどんな感じでしょうか？

山本武賜：シーンというほど、インストバンドが活発というイメージは無いです。
特にインスト、歌ものという部分では垣根はあまり感じません。

accidents in too large fieldやtepPohseen、蝉、百蚊、AZMA等かっこいいバンドは沢山いるので、皆さんに知って頂きたいと思います。


-- インストバンドならではの難しさ、また強みといったものがあったら教えてください。

山本武賜：インストだからというのは特に意識はしていないですが、歌が無いので、即興的に自由に演奏が出来るところは強みかも知れないですね。
ベースの山本とドラムの瀬戸口は別バンドもやっていますが、インストだから、歌ものだから、といった切り分けのようなもの特に無いです。

難しさとなると、（インストだからと言うところとは、関係ないかもしれないですが）とにかくリーダーが持ってくるフレーズがあり得ないフレーズばかりなので、解析して理解するのが大変。とかそんな感じですね。


-- そして京都のインストバンド・pasteurも同日にアルバムを発売しますが、同じインストバンドでありながら全く違う世界観を持っているとしてpasteurに一言をお願いします。

山本武賜：お酒は好きですか！？僕らは好きです！


-- それでは最後にHMV ONLINEをご覧の方に一言お願いします。

山本武賜：マクマナマンとソフトバンクホークスを応援してね！


-- 有難う御座いました！

マクマナマン 新作はライブ盤！！

マクマナマン 『Drunkendesignatedhitter』 5月14日発売

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