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マイヤベーアの『ヴァスコ・ダ・ガマ』初録音!

2014年5月3日 (土)

マイヤベーア:『ヴァスコ・ダ・ガマ』
(『アフリカの女』初稿版)
ベールマンによる世界初録音!


テノールのアリア「おお、パラダイス」がよく知られるマイヤベーアのオペラ『アフリカの女』は、植民地主義的な内容もあってあまり上演されませんが、ベルカント・オペラ風の美しい旋律や、女王セリカの戴冠式の場面などで鳴り響くインド風な音楽など、音楽的には聴きどころの多い作品でもあります。
 今回は『アフリカの女』の初稿である『ヴァスコ・ダ・ガマ』の全曲録音がオリジナルのフランス語版で登場します。指揮はマイナー作品の発掘で実績を積んでいるフランク・ベールマン。意欲的なプロダクションで注目を集めるザクセン州のケムニッツ歌劇場での上演に際してセッション録音された万全の全曲盤です。

【マイヤベーア】
ベルリン生まれの作曲家マイヤベーア[1791-1864、本名ヤーコプ・リープマン・ベーア]は、地元で作曲の勉強をしたのち、21歳のときにミュンヘンでドイツ語オペラを発表、その後イタリアに行き、ロッシーニの影響を受けながらイタリア語オペラを次々に作曲して名を上げ、やがてパリに拠点を移して天才台本作家ウジェーヌ・スクリーブと組んだ作品、『悪魔ロベール』[1831]、『ユグノー教徒』[1836]、『預言者』[1849]というグランド・オペラで空前の成功を収めることになります。

【ヴァスコ・ダ・ガマ】
マイヤベーアの代表作のひとつとして有名な『アフリカの女』は、そのスクリーブが、15世紀終わりにアフリカ南端からインドに至る航路を発見したポルトガル海軍士官で探検家のヴァスコ・ダ・ガマ[1460-1524]を題材に創作した台本によって書かれた作品です。
 1837年、『ユグノー教徒』の成功の翌年に契約されながら、紆余曲折を経て25年後の1862年に書き上がったこの『ヴァスコ・ダ・ガマ』は、台本のスクリーブが1861年に亡くなってしまったため、未完部分の補作などをベルギーの作曲家で音楽学者のフランソワ=ジョゼフ・フェティス[1784-1871]がおこなってなんとか完成といえる段階にまでこぎ着けたという経緯があります。
 しかし、初演の準備中にマイヤベーア本人が亡くなってしまったため、作品が長すぎると考えた台本協力者のフェティスが幾つかの箇所を削除して短縮、最終場面も書き直し、タイトルも『アフリカの女』に変更して発表、その成功により改変ヴァージョンの方が知れ渡ることとなります。
 今回はそうした短縮改変がおこなわれる前のスコアと未完で遺された素材をもとに、ドイツのユルゲン・シュレーダーが復元したクリティカル・エディションを使用、マイヤベーアの原意に迫り、作品の壮大な規模を再現した非常に貴重な録音の登場となりました。

【フランク・ベールマン】
フランク・ベールマン(ベーアマンとも)は1965年にドイツのヴェストファーレンに生まれた人物で、交響曲マニアには、レズニチェク(2枚)や、ヘルツォーゲンベルクフェスカ(3枚)ウェッツラーといった数々の知られざる交響曲アルバムですでにおなじみの存在です。

【ロベルト・シューマン・フィルハーモニー】
ドイツのザクセン州、ドレスデンとライプツィヒのあいだに位置する小都市ケムニッツを本拠地とし、シューマンの名を冠するこのオーケストラは、1833年創設という長い歴史を持っています。ケムニッツのオペラのオーケストラとしての活動とコンサート活動の両方をこなし、かつてはルドルフ・ケンペやクラウス・テンシュテットなども指揮台に上ったというロベルト・シューマン・フィルは、日本ではもっぱらマニアックなレパートリーの録音でその名を知られてきましたが、2010年のシューマン・イヤーには、名前の由来でもあるシューマンの交響曲全集をリリースしています。(HMV)

【収録情報】
・マイヤベーア:歌劇『ヴァスコ・ダ・ガマ』全曲 [255:20]

Disc1
1 Ouvertüre (4:17)
Acte 1
2 Anna, qu'entends-je (9:14)
3 Mon père, par votre ordre (7:16)
4 Dieu que le monde révère (5:52)
5 J'ai vu, nobles seigneurs (5:23)
6 Un mot encore (1:07)
7 Esclaves, appochez! (1:30)
8 Mis parle donc (3:54)
9 Il faut avec ardeur seconder so vaillance! (5:34)
10 Le conseil souverain (8:04)
Acte 2
11 Vogue, mon beau navire (5:17)
12 Sur mes genoux, fils du soleil (6:17)
13 Nélusko! (12:21)

Disc2
1 Le maître a-t-il faim? (9:38)
2 On nous l'avait bien dit! (5:41)
3 Marché conclu! (7:59)
Acte 3
4 Entr'acte (3:47)
5 Le rapide et légor navire (3:30)
6 Debout matelots (2:34)
7 O grand Saint Dominique (3:58)
8 Il faut du vin au matelot (3:27)
9 Ah! C'est vous Don Alvar? (2:47)
10 Holà! Matelots, le vent change! (6:06)
11 Tralalala! Écoutez! (4:42)
12 Un navire, portant pavillon portugais (10:25)
13 Au mât du vaisseau qu'on l'attache (4:15)
14 Qu'on l'entraîne à l'instant au fond de ce vaisseau! (3:39)
15 Ah! S'il ne fallait que donner ma vie (3:01)
16 A moi, fils de Shiva! (2:39)

Disc3
Acte 4
1 Entr'acte et marche indienne (8:48)
2 Nous jurons par Brahma (5:40)
3 O ciel! Que vois-je? (7:15)
4 Arrêtez! (3:37)
5 L'avoir tant adorée! (5:28)
6 Brahma! (4:03)
7 L'hymen que ton salut me force de souscrire (11:38)
8 Triple divinité (7:15)

Disc4
Acte 5
1 Lá-bas, sous l'arbre noir (3:03)
2 Fleurs nouvelles, arbres nouveaux (3:35)
3 Ne m'abuse-je-pas? (3:15)
4 Avant que ma vengeance ordonne ton suplice (12:27)
5 D'ici je vois la mer (14:19)
6 Vasco! Te voilá donc! (6:12)
7 C'est ici le séjour (1:26)
8 Ah! Je veille encore (2:36)

 ベルンハルト・ベルヒトルト(ヴァスコ・ダ・ガマ/テノール)
 クラウディア・ソロキナ(セリカ/ソプラノ)
 ピエール=イヴ・プリュヴォ(ネリュスコ/バリトン)
 グィビー・ヤング(イネス/ソプラノ)
 コウタ・レセネン(ドン・ペドロ/バス)
 ロルフ・ブロマン(大審問官/バス)、他
 ケムニッツ歌劇場合唱団
 ロベルト・シューマン・フィルハーモニー
 フランク・ベールマン(指揮)

 録音時期:2013年2月4-7日
 録音場所:ケムニッツ歌劇場
 録音方式:ステレオ(デジタル/セッション)
※表示のポイント倍率は、
ブロンズ・ゴールド・プラチナステージの場合です。

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