ミンスト Leo Figaroが語る！

MinstreliX 、Leo Figaro 氏コラム！

MinstreliX の ＬＥＯ です。

皆様、変わりなくクサメタリックな時間をお過ごしでしょうか。

さて、4/2に、無事、新作 『CHRONOSTRINGS』 が発表されました。

いや、本当は今回は TAKAO が放浪の旅に出てしまったり、色々無事どころか有事だらけだったわけです（笑）。担当Ａ＆Ｒが「ほんまに4/2に発売間に合うの？？」って言ってたぐらい切羽詰ってたんですけどね。。。良かったです。

さて、TAKAO が楽曲解説を色々としているのを読んで「さすが、テクニシャンクサメロメーカーやな！」と感心してしまったので、僕の方は違う角度から見た 『CHRONOSTRINGS』 とは何ぞやって所で話を進めてみたいと思います。

この新作を発表した今年、MinstreliX は結成10年目を迎えるわけですが10年目を迎えても MinstreliX って何？っていうところを当の本人たちはあまりわかってなかったりするわけです（笑）。いや、好きな音楽はある、やりたい事はある、ただ、MinstreliX とは何かというところがつかめない。こういった状況が変化し始めたのは考えてみると先の2枚連続シングルリリースの頃からだと思います。
思い起こせばあの二枚のシングルはかなり特別な作品でした。出した理由とは違うところで MinstreliX とは何か？というところを定義してくれたからです。メロディアス編とデス編という風に銘打って出されたあの二枚のシングルは僕が再加入して出されたアルバム 『Tales Of Historia』より自由に作成された感があります。あまり深く考えずにその時にやりたい事を追求したという感じです。
その結果が今までにないポップ感あふれる "We'll Never Say Good bye" やへヴィーネスあふれる "Eternal Death Rave" に現れたと感じています。この二枚のシングルは MinstreliX の幅を広げてくれただけではなくその時にやりたいことを追いかけることの大切さを教えてくれました。これは今回作成された 『CHRONOSTRINGS』 に確実に受け継がれています。

"Thirst for..." に代表されるネオクラシカルテイストあふれるメロディックスピードメタルは MinstreliX の根底にある持ち味と言えると思いますがこの、"Thirst for..." も思い起こせば当時やりたい音楽を追及した結果出来上がった楽曲です。そのイメージを進化させたものが 『Tales Of Historia』 当時の感覚に戻って自分たちのやりたい音楽に向き合ったのが 『CHRONOSTRINGS』 このように言う事ができると思います。そしてやりたい音楽を追求しても MinstreliX の音楽にすることができると感じることができたのも今回の作品から得た大きな収穫だったと思います。これで僕たちは、今までの MinstreliX のイメージを進化させる術と、今ある想いを MinstreliX の音楽に仕立て上げるという二つの術を持ち合わせました。これからが楽しみです。既にもう10曲程度の楽曲があります。 『CHRONOSTRINGS』 以降に出来た楽曲も5曲程あります。自由に作っても MinstreliX らしく出来るという確信は同時に作り手の拘束具を外してくれました。その確信がまた新しい MinstreliX の代表曲を生んでくれるはずです。次回はどんな作品が出来上がるのでしょうか。

おっと、その前に 『CHRONOSTRINGS』 ですよ！ DARK MOOR のエンリクが弾いてくれた "SAKURA Tear Drops" は僕が書いた曲なのですがどうですか、この TAKAO 風味あふれる楽曲（笑）。ネオクラシカルメロディックスピードメタル TAKAO風〜Figaro の味わいメロディーを載せて〜的な楽曲に仕上がったと思います。
そして、"Life Is Just A Miracle" も僕の作曲です。これは、ドラマティックメロディアスシンフォニックパワーメタル〜吟遊詩人とエーゲ海の香りと共に〜的な感じに仕上げてみました。さぁご賞味あれ！

召し上がった後はライブ会場での宴で皆様一緒に楽しもうではありませんか。

お待ちいたしております！


それでは！

MinstreliX ヴォーカリスト / Leo Figaro