関係者集結！ブレッカーBrosバンド

2014年3月14日 (金)

ランディ召集のブレッカー・ブラザーズ・バンド・リユニオンが国内盤で登場！
サンボーンが、マイク・スターンが、ウィル・リーが、デイヴ・ウェックルが。
スタジオ録音CD＋ライヴDVD、この価格に狂喜乱舞！

ブレッカー・ブラザーズは、ランディ・ブレッカー(Tp/1945年生まれ)、マイケル・ブレッカー(Sax/1949年生まれ)の兄弟で結成され、1975年にアリスタ・レコードと契約、アルバム『Brecker Bros.』でデビュー。その後、『Back to Back』(1976年)、『Don't Stop the Music』(1977年)、『Heavy Metal Be-Bop』(1978年)、『Detente』(1980年)、『Straphangin'』(1981年)とアルバムをリリース。代表曲「Some Skunk Funk」を筆頭に、当時のジャズ/フュージョン界に風穴をあける驚異のサウンドを展開した。

1982年に彼らは活動を休止し、ソロ活動に専念するが、1992年GRPレコードからアルバム『Return Of The Brecker Brothers』で復活。 1994年に復活第2弾作『Out Of The Loop』をリリース。これがバンドとしての最後のアルバムとなる。

2005年、マイケルは骨髄異形成症候群で闘病を始める。一時は快方に向かっていたものの、2007年1月13日、骨髄異形成症候群から進行した白血病のため57歳で死去。ブレッカー・ブラザーズの再結成はこの時点で永遠になくなり、バンドは伝説化した。

マイケルの超絶サックスと、ユニークなランディーのトランペットに加え、そのサウンド作りを担ったのが、テリー・ボジオ、ハイラム・ブロック、ドン・グロルニック、スティーヴ・カーン、デニス・チェンバース、マイク・スターン、デイヴ・ウェックル、レニー・ホワイト、デイヴィッド・サンボーン、ウィル・リー、ジェイムス・ジナス、ドン・アライアス、マーカス・ミラー、ラルフ・マクドナルド、バリー・フィナティー、ハーヴィー・メイソン、ジョージ・ウィッティー、ディーン・ブラウン、スティーヴ・ジョーダン、ニール・ジェイソン、デヴィッド・スピノザ、ジョージ・デュークといった、そうそうたるメンバー達であり、彼らなしでは超ハイテクニックで個性的なブレッカーズ・サウンドは成しえなかったといっても過言である。

2005年にはランディ名義でマイケルが参加したビッグバンドをバックにブレッカー・ブラザーズを演奏したライヴ盤がCD/DVDでリリースされ大きな話題を呼び、HMVオンラインでもビッグ・ヒットを記録したが、ブレッカー・ブラザーズに関わる作品/話題は、その後これといって存在しなかった。しかし2012年、ランディは、ブレッカー･ブラザーズのスタジオ･セッションやツアーで活動を供にしたバンド･メンバーらを招集し、ニューヨークのブルーノートでライヴを慣行。更にスタジオ録音も行った。それこそが、「Brecker Brothers Band Reunion」プロジェクトだ。

スタジオ版とライヴ版では、若干メンバーが異なるが、ウィル・リー、マイク・スターン、デイヴィッド・サンボーン、ジョージ・ウィッティー、デイヴ・ウェックル、ディーン・ブラウンら、所縁あるメンバー達の名前を見るだけでもファンはワクワクさせられるだろう。そして注目のマイケル役にはランディの夫人であるアダ・ロヴァッティが努めている事も興味深い。特にDVD版ではあの「Some Skunk Funk」、「Straphangin'」も演目に入っており,まさにブレッカーズ・ファンは狂喜するの違いない。このメンバーでスタジオとライヴを楽しめる。日本では実現不可能かとも思われる、この贅沢さをCDとDVDで存分に味わいたい。1曲目「First Tune Of The Set」のイントロがもう頭から離れない！

CD: Studio Recording

Track List

01. First Tune of the Set
02. Stellina
03. The Dipshit
04. Merry Go Town
05. The Slag
06. Really In For It
07. Elegy For Mike
08. On The Rise
09. Adina
10. R n Bee
11. Musician's Old Lady Dues Blues

personnel

Randy Brecker - trumpet and flugelhorn
Randroid - vocals
David Sanborn - alto saxophone
George Whitty - keyboards/producer
Will Lee - bass
Adam Rogers - guitar
Rodney Holmes - drums
Dean Brown - guitar
Mitch Stein - guitar
Chris Minh Doky - bass
Ada Rovatti - tenor & soprano saxophones
Jim Campagnola - baritone saxophone
Oli Rockberger - keyboards and vocals

DVD: Live at the Blue Note, NYC

Track List

01. First Tune Of The Set
02. The Slag
03. Adina
04. Really In For It
05. Straphangin'
06.Stellina
07. Merry Go Town
08. Inside Out
09. Some Skunk Funk

personnel

Randy Brecker - trumpet and electric trumpet
Randroid - vocals
Mike Stern - guitar
Will Lee - bass
Dave Weckl - drums
George Whitty - keyboards/producer
Ada Rovatti - tenor and soprano saxophones
Oli Rockberger - keyboards and vocals