HMVインタビュー：ドンテ・ピープス ダンス＆ソウル・インタビューへ戻る

- Brian Michael Cox -
「オレの親友、ドンテ・ピープスはとてつもない才能を持ったベテラン・ソングライター/プロデューサー/アーティスト！彼の新作はみんなにフレッシュな感動を与えること間違いなしさ！」

- Dre & Vidal -
「ドンテの才能は本当にアメイジングだ！特にメロディー・メイキングについてずば抜けているよ。誰だって彼のメロディーを聴けば一発でハマってしまうんだ！彼こそメロディーマンだよ！」

-- 早くもセカンド・アルバムのリリースですね。今の心境を教えて下さい。

Dontae Peeps： とてもエキサイトしているよ。日本でのアルバム・リリースということで、日本の人達と色々やり取りをしていると、まるで自分が日本にトリップしてるような気持ちになるんだ。グレートな気分さ。


-- いつ頃アーティスト活動を始めたかなど、これまでの経緯を教えて下さい。

Dontae Peeps：　 高校の時に友人とR&Bのグループを始めたのが本格的なキャリアのスタートになったんだ。最初は曲を書いていたんだけどそのうちに自分でも歌うようになったんだ。


-- あなたの出身地のアトランタには、ザ・ドリーム、モニカなど著名アーティストの出身地でも有名ですが、交流のあるアーティストなどはいますか？

Dontae Peeps： もちろんアトランタにはたくさんのR&Bアーティストの友達がいるよ。ザ・ドリームもモニカも友達さ。あと112とかもさ。


-- あなたが、自身の名義で一番最初にリリースされた楽曲は“Don't Take”になるのでしょうか？

Dontae Peeps： そうだよ。“Don’t Take”が自分の名義でリリースした最初のプロダクションさ。


-- 2000年代後半からあなたの楽曲がネット上でリークされはじめ、正式に自身の楽曲をリリースしようと思ったきっかけは何だったのでしょうか？

Dontae Peeps： アーティストにとって自分の作品がリークされるのはとても複雑な気持ちなんだ。辛いけどどこかでワクワクするような感じさ。自分の作品はリークされたくないけど同時にそれだけファンがいるって実感する事になるんだ。Youtubeでリークされたのは間違いなくリリースのきっかけになったね。ビュー数を数えているうちに自分のファンの為にきちんとリリースしなきゃって気持ちにさせられたんだ。


-- これまで最も仕事を重ねたプロデューサーがスターゲイトだと伺いしましたが、スターゲイトとの出会いを教えて下さい。

Dontae Peeps： 彼らとはパブリッシャーのSony/ATVの仕事を通して知り合ったんだ。彼らから制作についてたくさんのことを学んだよ。


-- 同様に、あなたへコメントが届いたドレー&ヴィダル、ブライアン・マイケル・コックスとの出会いや、現在の関係も教えてもらえますか？

Dontae Peeps： ドレー&ヴィダルとは今でもとても仲がいいよ。アッシャーのアルバム『Here I Stand』の制作に携わった時に彼らと一緒にとても濃い時間を過ごして強い絆を作ったんだ。ブライアン・マイケル・コックスはオレのビッグ・ブラザーさ。


-- 現在、あなたはSony ATV Music publishingに所属していますが、ここに所属する事となった経緯は？

Dontae Peeps： アッシャーと一緒に仕事をしたことがきっかけで彼らからオファーを持ちかけられたのがきっかけなんだ。


-- アッシャーから作詞作曲を教わったと伺いました。これはいつ頃の出来事でしょうか？

Dontae Peeps： 2003年ごろにアッシャーから詞の作り方を教わったんだ。彼から自分のメロディーにどうやって命（詞）を吹き込むかを教わったんだよ。


-- 現在、特に交流の深いアーティスト、プロデューサーは誰ですか？

Dontae Peeps： ドクター・ドレーとレッド・ワンかな。あとシンガーではファンテイジアだよ。


-- あなたはドイツで非常に人気があると聞きました。ドイツでライブを行った事はありますか？また今作でも大半の楽曲を手掛けているドイツのプロデューサー、タイロー・プロダクションズについても教えて下さい。

Dontae Peeps： イエス！ドイツはいつもオレの事をサポートしてくれるよ。来年夏に向こうに行くつもりなんだ。タイロー・プロダクションズはオレのホーム・チームみたいなものさ。ロブとアートはオレにとってのスターゲイトなんだ。


-- 本アルバムはよりクラブ仕様というか、アッパーでダンサブルな楽曲が多いかと思います。この辺りは意図的にそうされたのですか？

Dontae Peeps： もちろんファースト・アルバム『Decisions』も大好きな作品さ。でもこの『Perfect Getaway』では金曜日の夜に起こり得るあらゆる楽しい出来事みたいなものを表現したかったんだ。何の心配も無い娯楽だけの世界をダンス・トラックとR&Bで埋め尽くした感じさ。


-- 全曲一押しだとは思いますが、今のあなたが最もお気に入りのナンバーはどれですか？

Dontae Peeps： このアルバムの中じゃ“Show Me the Meaning of Love”がオレにとって永遠のクラシックさ。きっとみんな気に入ると思うよ。


-- アウトサイダーズ、ロス・ダ・マエストロ、トラヴィス・チェリーなど、大御所アーティストの楽曲を手掛けるプロデューサーが本アルバムの楽曲制作で参加していますが、今回彼らの楽曲を起用した理由は？

Dontae Peeps： 彼らはみんな並はずれた才能の持ち主だよ。時に起用した理由は無いけど彼らみんなと色々話した結果、参加してもらうことになったんだ。


-- 率直に、現在のR&Bシーンに対してはどう感じていますか？

Dontae Peeps： ここ最近までトレンドの変化が早かったけどベーシックなスタイルに戻ってきた感じがするよ。


-- 日本のファンへメッセージをお願い致します。

Dontae Peeps： みんなのラブとサポートにいつも感謝しているよ。そしてオレのミュージック・ジャーニーに一緒に付き合ってくれていることにね。エイエンニ、ダイスキサ(eien ni daisuki)！！