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在庫特価 パッパーノ/ブリテン:戦争レクィエム

2013年2月1日 (金)


ブリテン:『戦争レクィエム』
アントニオ・パッパーノ


アントニオ・パッパーノは1959年12月、ロンドンの生まれ。オペラに強く、着実に実績を重ねていますが、一方で声楽作品やシンフォニックなレパートリーも得意とし、2005年からは、ローマの聖チェチーリア音楽院管弦楽団の音楽監督も兼務してさまざまなレパートリーをとりあげてきました。
 今回登場するブリテンの戦争レクィエムは、その聖チェチーリア音楽院管弦楽団を指揮して制作されたもので、アンナ・ネトレプコ、イアン・ボストリッジ、トーマス・ハンプソンという各国のスター歌手を集めての収録となります。なお、2013年はブリテン・イヤーということで、ピアニストとしても腕が立つパッパーノは、5月にボストリッジの歌唱でブリテン歌曲集をリリースしていました。

【戦争レクィエム】
ドイツ空軍による1940年の爆撃で瓦礫と化したコヴェントリー大聖堂が22年ぶりに再建されることとなり、それを記念する祝賀献堂式のため、反戦主義者ブリテンに委嘱されたのがこの『戦争レクィエム』です。
 委嘱を受けたブリテンは、1960年から翌年にかけて、集中的に『戦争レクィエム』の作曲に取り組み、反戦の決意と平和への祈願を作品に投影させて行きます。
 全体は6つの楽章から成り、ラテン語による通常のミサ典礼文の間に、第一次世界大戦で殺された詩人ウィルフレッド・オーウェンによる英語の詩が挿入される変則的なスタイルで構成されたこの作品は、ショスタコーヴィチが20世紀最大の傑作と称えたことでも知られる傑作です。

【反戦主義者ブリテン】
ベンジャミン・ブリテンは、日本政府からの祝典音楽作曲の要請にも『シンフォニア・ダ・レクィエム』で応えるほどの反戦主義者であり、第ニ次世界大戦が始まるとアメリカに逃れていたため、戦後は兵役忌避裁判にかけられたりもしました。
 また、『ねじの回転』『ヴェニスに死す』『ピーター・グライムズ』『ビリー・バッド』『カーリュー・リヴァー』『ルクレティアの凌辱』、そして反戦オペラでもある『オーウェン・ウィングレイヴ』など、死に関係するオペラを数多く書いたことでも有名です。

【大編成作品】
作品は大小2群のオーケストラと混声合唱、3人の独唱者によって演奏され、ラテン語部分は合唱とソプラノが、英語の詩の部分は独唱者が担当しています。天使のような少年合唱やソプラノの澄み切った美しさから、金管セクションや打楽器、オルガンによる圧倒的なサウンドまで、ブリテンの入念に描きあげたスコアがどのように響き、そして収録されたか、注目度の高いアルバムの登場です。(HMV)

【収録情報】
・ブリテン:『戦争レクィイエム』Op.66

 アンナ・ネトレプコ(Sp)
 イアン・ボストリッジ(T)
 トーマス・ハンプソン(Br)
 ローマ聖チェチーリア国立音楽院管弦楽団&合唱団
 アントニオ・パッパーノ(指揮)

 録音時期:2013年6月、8月
 録音場所:ローマ
 録音方式:ステレオ(デジタル)
※表示のポイント倍率は、
ブロンズ・ゴールド・プラチナステージの場合です。

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戦争レクィエム パッパーノ&ローマ聖チェチーリア国立音楽院管弦楽団&合唱団

CD 輸入盤

戦争レクィエム パッパーノ&ローマ聖チェチーリア国立音楽院管弦楽団&合唱団

ブリテン、ベンジャミン(1913-1976)

ユーザー評価 : 5点 (1件のレビュー) ★★★★★

価格(税込) : ¥2,090
会員価格(税込) : ¥1,818

発売日:2013年10月26日

  • 販売終了

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