リーム：交響曲『近くと遠く』

2013年2月26日 (火)

リームの新作交響曲『近くと遠く』

戦後ドイツを代表する作曲家ヴォルフガング・リーム。多作家として知られる現代作曲家ですが新作は交響曲。ルツェルン交響楽団とルツェルン音楽祭からの委嘱作品で、2012年８月20日にルツェルン音楽祭で全曲初演されました。
　４つの部分からなる作品で、ブラームスの４つの交響曲へのオマージュとなっています。リームはすでにブラームスへのオマージュとして何作品か作曲しており、ルツェルン音楽祭側がブラームスとリームのチクルスを計画し、作曲を依頼することとになりました。
　アルバムには、ブラームスも作曲したゲーテの詩による歌曲『たそがれは空より降り』が、リーム作曲によるバリトンとオーケストラ伴奏の演奏で、交響曲第２部の前におかれています。（キングインターナショナル）

【収録情報】
リーム：
1.　交響曲『Nahe fern（近くと遠く）』
2.　たそがれは空より降り（ゲーテ詩）

　ハンス・クリストフ・ベゲマン（バリトン：2）
　ルツェルン交響楽団
　ジェイムズ・ガフィガン（指揮）

　録音時期：2012年6月
　録音方式：ステレオ（デジタル）