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おきのどくですがぼうけんのしょはきえてしまいました。

2016年1月13日 (水)

ドラゴンクエストIII そして伝説へ…

ドラゴンクエストIII
そして伝説へ…

発売日:1988年2月10日
対応ハード:ファミリーコンピュータ
販売価格:5,900円(税抜)

タイトルから当時のトラウマが甦った方も多いことでしょう。

そう、シリーズ3作目『ドラゴンクエストIII そして伝説へ…』には 初めてのセーブ機能が搭載されるのです。 これまでは長い長い「ふっかつのじゅもん」をノートなどに手書きで書いて、 再び冒険に出ようものなら、このパスワードを打ち込む必要があったわけです。 それが本作では、教会の神父様に話しかけるだけで、これまでの冒険を覚えていてくれて、 簡単に冒険に復帰することができるようになったんですよ!

・・・でもね。

セーブしたはずのデータが消えることがしばしばあるんですよ。 当時のゲームソフトといえばカートリッジだったということもあり、 強い衝撃を与えると、冒険の書が消えてしまう。 これが終盤あたりに起きた方は本当にお悔やみ申します。 あのデータが消えた際の恐ろしい効果音は今でも脳裏に焼きついております。 便利だけど、失うとすべてを失ってしまうセーブ機能が搭載されたのは、 やはり当時では衝撃でした。良い意味で。

また、ルイーダの酒場を利用して転職ができるようになったのも本作から。 これによりプレイヤーそれぞれのパーティに個性が生まれました。 明らかに使えない遊び人という職業も、その苦行に耐えれば非常に優れた職業である 賢者に転職できるという上級なテクニックも当時話題になりました。

それと、当時の子供には意味不明だったであろう“ぱふぱふ”という行為(?)も 本作で有名な言葉となりました。

シリーズ三作目で、かなりボリュームも増し、今でも続く転職のシステムを採用した本作は シリーズの中でも上位の人気を誇り、シリーズ代表作ともいえる作品です。 ゲームボーイ、スーパーファミコン、さらに携帯電話のアプリと リメイク作品が一番多い作品なのも納得。

ちなみに、本作の地図は、実際の世界地図と非常に似ており、 地理が苦手だった方は当時お世話になったのでないでしょうか? 日本の場所にはジパング、ポルトガルの場所にはポルトガ、などなど。

ドラゴンクエストIII そして伝説へ…
ドラゴンクエストIII そして伝説へ…
ドラゴンクエストIII そして伝説へ…

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