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「ベルリン・フィル・ラウンジ」第59号:ブレンデルのピアノがユニセフのチャリティ競売に

2012年4月12日 (木)

ドイツ銀行 ベルリン・フィル
ベルリン・フィル&HMV提携サイト
 ベルリン・フィル関係ニュース

2012年ザルツブルク・イースター音楽祭
 今年のザルツブルク・イースター音楽祭は、ベルリン・フィルが登場する最後のシーズンとなりました(3月31日〜4月9日)。2014年からは、バーデン・バーデン祝祭劇場に開催地を移して行なわれ、ザルツブルクでは、音楽祭新芸術監督クリスティアン・ティーレマンのもと、ドレスデン・シュターツカペレがオーケストラを務めます。
 今回のオペラ上演は、サー・サイモン・ラトル指揮の《カルメン》。アレッタ・コリンズが演出・振付を担当し、マグダレーナ・コジェナー(舞台初役)、ヨナス・カウフマンがカルメンとホセを演じました。オーケストラ演奏会(3プロ)では、メータ指揮のブルックナー「交響曲第8番」、ラトル指揮のフォーレ「レクイエム」&シューマン「ピアノ協奏曲」(ソロ:マレイ・ペライア)、マーラー「大地の歌」&ベートーヴェン「ピアノ協奏曲第2番」(ソロ:アンネ・ゾフィー・フォン・オッター、カウフマン、エマニュエル・アックス)が演奏されています。この他、コジェナーとシャルーン・アンサンブル、アックスとベルリン・フィル団員の室内楽演奏会、青少年プログラムの発表会も行われました(写真:© Forster)。
 《カルメン》とフォーレ「レクイエム」のプログラムは、ベルリンでも上演され、デジタル・コンサートホールで中継されます(「これからのDCH演奏会」を参照)。

ブレンデルのピアノがユニセフ募金オークションに。競売参加も可能
 ベルリン・フィル所有のスタインウェイ・コンサート・グランドピアノがユニセフのために募金競売されることになりました。このピアノ(楽器番号D-524780)は、アルフレート・ブレンデルが好んで演奏した楽器で、他にもピエール=ロラン・エマール、マルタ・アルゲリッチ、ダニエル・バレンボイム、イェフィム・ブロンフマン、レイフ・オヴェ・アンスネス、エフゲニー・キーシン、マレイ・ペライアなど世界的ピアニストが弾いています。
 ベルリン・フィルは過去2年に新しいピアノを3台購入していますが、ブレンデルとの協議で、この楽器の売上をユニセフの東アフリカ基金に送るアイディアが生まれました。楽器は1992年製で、1993年よりベルリン・フィルで使用。コンディションは、現在でも最上の状態にあります。競売は、ベルリン・フィルハーモニーのオープンハウス(2012年5月28日)・イベントで、夕方6時より大ホールで開催予定。これには、サー・サイモン・ラトル、アルフレート・ブレンデル、そしてベルリン・フィルも同席します(オークション業務は、クリスティーズがコミッションなしで実施)。競売の模様は、デジタル・コンサートホールでも中継されます。
 競売には、一般の方でもご参加いただけます。参加条件は、以下の通りとなります:

@オークションに自身が参加する場合は、2012年5月28日(月)に会場で参加申し込み
A当日自ら参加できない場合は、書面で申し込み

Aの場合は、このリンクより入札フォーマットをダウンロードし、郵送、Eメール(記入したものをスキャンして送信)、ファックスのいずれかで送付。郵送の場合、締め切りは2012年5月25日午後3時。Eメールおよびファックスの場合は、2012年5月28日午後4時(共にドイツ現地時間)となります。
 楽器の詳細情報と一般情報は、以下のリンクをご覧ください。

ユニセフ募金ピアノ・オークションについて

 最新のDCHアーカイブ映像

メータがブルックナー「交響曲第8番」を指揮
2012年3月17日

【演奏曲目】
ブルックナー:交響曲第8番ハ短調(1890年版)

指揮:ズービン・メータ


 当演奏会では、ズービン・メータがブルックナーの交響曲第8番を取り上げています。今シーズン、ベルリン・フィル・デビュー50周年を迎えた彼ですが、この大作でも円熟の名演を聴かせています。他の同時代人と同様、交響曲第8番の初演(1892年12月)を体験したフーゴー・ヴォルフは、この作品に強い印象を受けました。彼は、「本作は、まさに巨匠の作品であり、その精神的大きさ、内容の豊かさ、偉大さにおいて、彼のどの交響曲にも勝っている」と記しています。

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ベルリン・バロック・ゾリステンの演奏会がDCHで中継!
2012年3月21日

【演奏曲目】
パーセル:弦楽のための序曲ト長調
ヘンデル:オラトリオ《サムソン》よりアリア
オラトリオ《イェフタ》より抜粋
エイヴィソン:コンチェルト・グロッソ 第7番ト短調(ドメニコ・ スカルラッティ原曲)
ジェミニアーニ:コンチェルト・グロッソホ短調 Op. 3-3

テノール:マーク・パドモア
ベルリン・バロック・ゾリステン
ヴァイオリン&指揮:ベルンハルト・フォルク


 ベルリン・フィルのバロック・アンサンブル、ベルリン・バロック・ゾリステンの演奏会がDCHで中継されました。ソロ・ヴァイオリンと指揮を担当するのは、ベルリン古楽アカデミーのリーダーでバロック・ゾリステンにも所属するベルンハルト・フォルク。ヘンデルのアリアを歌うのは、英国のテノール、マーク・パドモアです。

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K・ヤルヴィ、ユンゲ・ドイッチェ・フィルが「トゥーランガリラ交響曲」を演奏。無料映像!
2012年3月29日

【演奏曲目】
メシアン:トゥーランガリラ交響曲

ピアノ:タマラ・ステファノヴィチ
オンド・マルトノ:トーマス・ブロッホ
ユンゲ・ドイッチェ・フィルハーモニー
指揮:クリスティアン・ヤルヴィ

 ドイツ・ユース・オケの雄ユンゲ・ドイッチェ・フィルハーモニーが、フィルハーモニーに客演します。ドイツの音楽学生が集まり、クリスティアン・ヤルヴィの指揮でメシアン「トゥーランガリラ交響曲」を演奏。DCHのすべてのユース映像と同様、無料でご覧いただけます。

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ベルリン・フィル・オーケストラ・アカデミーの演奏会は、ラトル指揮の《大地の歌》
2011年1月30日

【演奏曲目】
ヘンツェ:ヴァイオリン協奏曲第2番
マーラー:《大地の歌》(グレン・コーティーズによる室内オーケストラ版)

ヴァイオリン:ガイ・ブラウンシュタイン
メゾソプラノ:マグダレーナ・コジェナー
テノール:アンドリュー・ステイプルズ
ベルリン・フィル・オーケストラ・アカデミー団員
指揮:サー・サイモン・ラトル


 ベルリン・フィルのオーケストラ・アカデミーは、毎年サー・サイモン・ラトルの指揮で演奏会を行っていますが、今回はマーラーの《大地の歌》を演奏。グレン・コーティーズによる室内オーケストラ版の響きは、オリジナルとの差をほとんど感じさせません。マグダレーナ・コジェナーがソロを担当しているのも、大注目です。

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 これからのDCH演奏会

ラトルのザルツブルグ・プロ!フォーレのレクイエム
(日本時間4月15日午前3時)

【演奏曲目】
ベリオ:ソプラノと器楽のための《エ・ヴォ》
メゾソプラノと5人の器楽奏者のための《おお、キング》
シューマン:《夜の歌》
ピアノ協奏曲イ短調
フォーレ:レクイエム

ピアノ:マレイ・ペライア
ソプラノ:ケイト・ロイヤル
バリトン:クリスティアン・ゲアハーヘル
ベルリン放送合唱団(合唱指揮:サイモン・ハルシー)
指揮:サー・サイモン・ラトル


 今年のザルツブルク・イースター音楽祭における演奏会と同じプログラムが、ベルリンでも取り上げられます。内容は、今シーズンのテーマであるベリオのほか、シューマン、フォーレの作品を組み合わせたもの。シューマンのピアノ協奏曲では、巨匠マレイ・ペライアがソロを務めます。ペライアは現在、ベルリン・フィルのピアニスト・イン・レジデンスを務めており、室内楽やソロ・リサイタルにも登場しています。

放送日時:2012年4月15日(日)午前3時

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ラトル指揮、コジェナー初役!ザルツブルクの《カルメン》をコンサート形式で
(日本時間4月22日午前2時)

【演奏曲目】
ビゼー:歌劇《カルメン》全曲(演奏会形式)

カルメン:マグダレーナ・コジェナー
ドン・ホセ:ヨナス・カウフマン
エスカミリオ:コスタス・スモリジナス
ミカエラ:ゲニア・キューマイヤー


 ザルツブルクでの最後のイースター音楽祭のオペラは、ビゼーの《カルメン》でした。音楽祭終了後、ベルリンで全曲が演奏会形式上演されます。主役を務めるのは、マグダレーナ・コジェナー。彼女が舞台でこの役を歌うのは、ザルツブルクが初めてでした。相手役は、今や欧州、アメリカで大スターのヨナス・カウフマンです。フランスものを得意とするラトルの指揮も、聴き逃せません。

放送日時:2012年4月22日(日)午前2時

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 アーティスト・インタビュー

アンネ・ソフィー・フォン・オッター(第1回)
「演奏では、人間同士がコミュニケーションを取っているということが大事です」
聞き手:クリストフ・ハルトマン
(ベルリン・フィル/オーボエ奏者)
(2011年12月15日)

【演奏曲目】
ヤナーチェク:《利口な雌狐の物語》より最終場面
マーラー:《大地の歌》

独唱:アンネ・ソフィー・フォン・オッター、ステュワート・スケルトン、ジェラルド・フィンリー
指揮:サー・サイモン・ラトル


 今号より3号にわたって、メゾソプラノのアンネ・ソフィー・フォン・オッターのインタビューをお届けします。スウェーデン生まれのフォン・オッターは、在独勤務の外交官を父に持ったことから、ドイツ語も堪能。インタビューは、ドイツ語で行なわれています。第1回はややセーブした内容ですが、第2回以降は演奏会のプログラムであるマーラーについて、彼女ならではの見解を示しています。
 やや唐突ですが、ここでフォン・オッターの父ゲラン・フォン・オッター男爵(1907〜88)について、豆知識をご紹介します。ゲランは第2次世界大戦中、ベルリンのスウェーデン大使館に駐在し、ナチの強制収容所健康管理局長クルト・ゲルシュタインと関わりと持ったことで知られています。ゲルシュタインは1942年、ワルシャワ発ベルリン行きの汽車で知り合ったゲランに強制収容所におけるユダヤ人大量虐殺の事実(当時は秘密事項)を詳述し、スウェーデン政府を通して米英露仏の連合軍に伝えるように懇願しました。ゲランはそれをスウェーデン外務省に報告しますが、外務省は内容がスウェーデンに危険をもたらす可能性があることから、連合軍に通達しませんでした。ドイツ降伏直後の1945年7月23日、ゲランは、在英スウェーデン大使にゲルシュタインの保護を求め、文書を発送。しかし時既に遅く、2日後の7月25日にはパリの軍事監獄でゲルシュタインが首を括っている姿が発見されました。このようにゲランは、第2次世界大戦後期の国際情勢のなかで、興味深い役割を担った存在と言えます。
 娘フォン・オッターは、強制収容所に送られたユダヤ人作曲家のアルバム「テレジン」を録音していますが、これは彼女の父の過去ともつながるテーマのようです。インタビュー第2回では、この父についてのコメントも登場します。

クリストフ・ハルトマン 「今日はあなたとお話しできて、とても光栄に思っています。オッターさんは、私の大好きな歌手のひとりなのです。ベルリン・フィルにいらしていただいて、嬉しく感じています」

アンネ・ソフィー・フォン・オッター 「どうもありがとう」

ハルトマン 「あなたの方でも、私たちとの共演を楽しみにしていらっしゃいますか」

フォン・オッター 「もちろんです。ベルリンに来て、ベルリン・フィルと歌わせていただけるのは、私のスケジュールのハイライトです。ベルリン・フィルは、非凡な音楽家たちで溢れた楽団です。《大地の歌》は、これまで多くのオーケストラで歌いましたが、ベルリン・フィルとの共演は、私にとって理想的なものです。この曲には、多くの美しいソロ・パッセージがあります。特に管楽パートのことですが、ベルリン・フィルではメンバーの誰もが、自分の責任を100パーセント果たそうとしますね。誰も消極的になったりせず、確信をもって自己を表現するのです。それが素晴らしいです」

ハルトマン 「それは、私たちのトレードマークだと思います。各メンバーが遠慮せずに、皆一斉に走り出す、という感じですね」

フォン・オッター 「ベルリン・フィルは、規模の大きな室内楽という感じです。皆が主体的に演奏に関わってゆきます。客席で聴いていると、団員が全力を出して演奏していることがよく分かるのです。音楽をしていて素晴らしいな、と思うのは、そういう瞬間ですよね。80人以上の人々がひとつとなって、音楽を作り上げるのです。私はあなた方がストックホルムに来た時、聴衆として演奏を聴いたのですが、オケのエネルギーに圧倒されました。最初の1音から最後の1音まで、音楽への愛が伝わってくるのです。これは特筆に価することです。どのオーケストラでもそうであるとは限りません。仕事として義務でやっている音楽家も沢山います。でもベルリン・フィルでは、そんなことはまったくありません」

ハルトマン 「オッターさんはソリストとして楽団の前に立って演奏するわけですが、団員のエネルギーは歌う助けになりますか」

フォン・オッター 「もちろんです。歌っていると、メンバーがお互いの音を聴き合っているのが分かります。ベルリン・フィルでは、アバドとラトルのもとで歌っていますが、彼らの指揮はいつも、そうしたオーケストラの自発性を許すタイプのものですね。すべてガチガチにコントロールするのではなく、団員がある枠のなかで自発的に表現することが求められています。ひとりひとりに責任が任されるのです」

ハルトマン 「我々自身の自発性に任せてくれるというのは、団員にとってはありがたいことですね」

フォン・オッター 「ベルリン・フィルの場合、皆さんの反応がとても早いです。また指揮者も、メンバーやソリストのしていることに、非常に敏感に反応します。逆に言うと、耳の反応が遅い指揮者と演奏するのは難しい。生き生きとした演奏をするためには、その能力が必要です。“ライブで演奏する”というのは、結局そういうことではないですか。客席に座っているのであれ、音楽家として舞台の上に乗っているのであれ、人間同士がコミュニケーションを取っているということが大事です。これは我々の人生や存在そのもの、つまり“生きている”ということに関わることだと思います。舞台という一度限りの瞬間に、お互いにすべてを出して何かを表現するのですから。またソリストとしては、ベルリン・フィルのメンバーの演奏を、間近で生々しく体験できることが素晴らしいですね。聴衆の皆さんが聴くのは、普通個々のパートが溶け合った全体的な響きですよね。しかし、例えば《大地の歌》でソリストとして舞台に立っていると、各奏者のしていることが非常によく聴こえます。横のヴァイオリンが何をしているか、後ろの管楽器が何をしているか、すべて身体で感じることができます。それは本当に生き生きとした、圧倒的な体験です 」(第2回へ続く)

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 ドイツ発最新音楽ニュース

本コーナーでは、ドイツおよび欧米の音楽シーンから、最新の情報をお届けします。

ヨハン・ボータがミュンヘン・フィルのウィーン公演を救う
 3月29日に行なわれたメータ指揮ミュンヘン・フィルのウィーン公演で、ヨハン・ボータが演奏会に飛び入り出演し、公演を救った。当日は、プログラム後半にマーラーの《大地の歌》が予定されていたが、休憩時間中にテノールのトルステン・ケルルが腎疝痛を発症。会場の楽友協会インテンダントが、急遽ウィーン在住でウィーン芸術週間のリハーサルのために滞在していたヨハン・ボータにコンタクトし、彼が代役を歌うことになった。ボータは電話を受けた時、夕食のステーキを食べ終えたところだったという。
 ウィーンの日刊紙『スタンダード』によると、休憩時間が始まってから約1時間後に演奏会は再開。まずバリトンのトーマス・ハンプソンが、第2、4楽章を前倒しにして歌った。やがてボータが到着すると、彼は数年来歌ったことがない《大地の歌》の第1、3、5楽章を完璧に歌い上げた。ハンプソンが第6楽章を歌い終わると、会場は大喝采に包まれたという(写真:© w.beege)。

オペラ指揮者ヴォルフガング・レンネルトが死去
 3月24日に、ドイツの指揮者ヴォルフガング・レンネルトが死去した。享年89歳。レンネルトはケルンに生まれ、ザルツブルクで学んだ後、フランクフルトの歌劇場で活躍。70年代よりベルリン国立歌劇場(東独)に登場し、同劇場の主要指揮者となった。西側出身で東ドイツの要職を務めた特異な存在だが、この関係はドイツ統一後も不変。キャリアの後期は、主にベルリンとドレスデン・ゼンパーオーパーで活躍している。最後の指揮は、2008年ドレスデンにおける《ドン・ジョヴァンニ》だったという。

ジェイムズ・ガフィガンがケルン・ギュルツェニヒ管の首席客演指揮者に
 現ルツェルン交響楽団の首席指揮者ジェイムズ・ガフィガンが、ケルン・ギュルツェニヒ管の首席客演指揮者に就任することになった。任期は2012/13年シーズンより。オーケストラ・コンサートの他、CD録音、オペラ公演が予定されているという。このポストは彼のために新設されたもので、ケルン・ギュルツェニヒ管の首席指揮者はマルクス・シュテンツが務めている。


 デジタル・コンサートホール(DCH)について

 デジタル・コンサートホール(DCH)は、ベルリン・フィルの演奏会がインターネットでご覧いただける最新の配信サービスです。高画質カメラにより収録されたベルリン・フィルのほぼ全てのシンフォニー・コンサートが、ハイビジョン映像で中継されます。演奏会の生中継のほか、アーカイヴ映像がオンディマンドでいつでも再生可能。さらにベルリン・フィルに関係したドキュメンタリーなども鑑賞できます。
 ご利用いただくにあたって、特別なインターネットの回線は必要ありません。3種類の画像レベルがあり、2.5Mbps以上の回線をお持ちの方は、ハイビジョンの映像もお楽しみいただけます。音質もCDに迫る高音質を実現し、年間30回にわたる定期演奏会がリアルな音で体感できます。
 料金は「48時間券」(9.90ユーロ。約1,100円)、「30日券」(29ユーロ。約3,200円)、「12ヶ月券」(149ユーロ。約16,650円の3種類。以上のパスで、有効期間中すべての演奏会の映像(過去2シーズンのアーカイヴ映像を含む)が無制限にご覧いただけます。なお、26歳までの学生・生徒の方には、30%の学割が適用されます。 あなたもぜひ、www.digitalconcerthall.comで、ベルリン・フィルの「今」を体験してください。

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次号の「ベルリン・フィル・ラウンジ」は、2012年4月26日(木)発行を予定しています。

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