蔭山 VS Michal!!

IRON ANGEL

2012年2月23日 (木)

interview

ANCIENT MYTH

関西メタルシーンのボス! MANIPULATED SLAVES を率いる 蔭山豊氏が様々なバンドと対談を行う企画!
“蔭山対談 『無礼王 the LAW』”!!


まいど、おおきに♪
MANIPULATED SLAVES / Lights Out Records の浮草男・蔭山豊です。
またしても馬鹿な対談をお届けします。
いや、アタシが馬鹿なだけで、ゲストは毎回素晴らしいです、はい(笑)。
今回は、アタシら MANIPULATED SLAVES と同じ2月、しかも24日という日付まで同じ日に3rdアルバム 『Akashic』 をリリースする ANCIENT MYTH のヴォーカリストMichalちゃんとの関西対決です。Michalちゃんは普段魔界に居るらしいんやけど、知り合った時は京都に住んでて、自らも京都人って名乗ってるんで、アタシの中では関西人扱いです(笑)。
かなり長い友達やし、お好み焼きを喰いながらのトークで、更にライヴ共演日という、いつも以上にグタグタ感が満載やけど、まぁよろしゅうです。




--- 蔭山豊(以下K): お疲れ〜。

Michal(以下M): お疲れ様です。やっとサウンドチェック終わりましたね。

--- K: 今日のライヴ、なんか共演が多いししんどいなぁ。人が多すぎて誰が誰かわからんわ(笑)。せめてイベントを企画した人が紹介とかしてくれたらエエのになぁ…。まぁ、エエわ、そんな事(笑)。
突然やけど、最初って西九条BRAND NEW のブッキングマネージャーが紹介してくれたんやったやんね?

M: そうです!「大阪でメタルやるんやったら、ドンみたいな人がおるから挨拶しとかなアカンで...」って脅されまして(笑)。私、あんまり人間を怖いと思ったことないんですけど、その時のブッキングマネージャーの表情から、「一体どんな恐ろしい方なのか...」と身構えてしまいましたねえ...。ところが、実際にお会いしてみると大阪人らしい、面倒見のいい兄貴気質の方だったいう。

--- K: 落とし上げかい!(笑)。

M: 落としてません(笑)。!めっちゃ上げてます(笑)。なんだかんだで仲良くさせていただいて、メタル遠足に誘っていただいたり、ご飯連れてってもらったり、今はあんまりない「先輩」「後輩」の関係を時間かけて一緒に作ってもらったなーと思ってます。ね、先輩(笑)。

--- K: まあ、そうやなあ、なんかこしょばいけど先輩後輩っちゅーのは大事やね(笑)。Michal ちゃんは魔界の年齢で言うたらだいぶ年上らしいから、年下の先輩ですんまへんな(笑)。
それにしてもメタル遠足か…(笑)。懐かしい! 飲み会とかバーベキューとかしょっちゅうやってたからなぁ。俺、飲みすぎて潰れた事も何回もあるし、喰いすぎてベルトが切れた事もあったからなぁ(笑)。そんな時、いつも若ぇ衆が連れて帰ってくれたりして、常に迷惑をかける先輩でした(笑)。
まぁそんなアホ話しはヤメて、いきなり本題やけど、新しいアルバムが出るんやんね?


M: はい、2012年の2月に出ます。

--- K: 何日?

M: 2月24日です。



--- K: わぉ〜、マニピュと同じ日やんか〜。そりゃお客さんが割れるなぁ、なんてね(笑)。でも、この対談とか読んで両方聴きたいと思ってくれた人は困るやろうなぁ。あ、まずルックスで選んで ANCIENT MYTH か(笑)。

M: いやいや、きっと両方買ってくれますて(笑)。
でも、発売日は決まってるのに、まだレコーディング作業が終わってなくて急ピッチで進めてるところなんですよ。(対談は2011年12月)
レコーディングも終わってないのに、東名阪のツアーをしてしまったという...(笑)。

--- K: それマズイやん〜? って実はマニピュも終わってないねん(笑)。まぁ、ウチはリミックスがメインやから、なんとかなると思うけどね。
ツアーって今日が最終日やんね? 昨日が名古屋で...。

M: 昨日、マニピュさんも名古屋でしたよね? 某レコード屋さんで偶然会いましたもんね(笑)。

--- K: あれはビックリしたわ(笑)。日付と場所を間違ったんかと思ったわ(笑)。会うのは大阪やろ? って(笑)。

M: 召喚魔法を使ったんです(笑)。

--- K: さすが…(笑)。ところで今度出すアルバムってフルアルバムやんね?

M: はい。また Black-listed からです。ANCIENT MYTHって現メンバーが揃ったんが、2011年10月なんで、アルバム制作に入るのもホンマに大急ぎな感じやったんです。



--- K: タイトルは?

M: Akashic(アカシック)です。
「アカシック・レコード」っていう、オカルト的な概念があるんですけど、宇宙の創造から終わりまでの全てが記録されてましてね、人間でも訓練すればチャネリングみたいな感じでそこから記録を取り出せて、未来を予測出来たりとかするんですよ。

--- K: へぇ〜、なかなか面白いね。それが全体的なコンセプトなん?

M: そうですね。
今までは辞めたドラマーがリーダーで、その後は実質的に ANCIENT MYTH じゃなくなったような気もすんねんけど、新しいメンバーに代わった事もあるし、過去と未来を繋ぐという意味もあるかなと思ってるんです。

--- K: ああ、あの背の高いドラマー君か...。メンバーチェンジのプロの俺でも(笑)毎回誰かが辞める度にブルーになるけど、ANCIENT MYTH の場合は辞めたんがリーダーにして、後任が見つけにくいドラマーとなりゃ、まいったやろ?

M: いやあ、お察しの通りホンマに苦労しましたよ。メタルの中に居ると感覚が麻痺しがちですけど、そもそもツーバス踏めるドラマーって貴重ですし、ホンマこれからどうしようかって思いましたね。でも、結果としては、バンドの根本が危うくなったからこそ、残った YURI(G)、Naoki(B) と私との三人の結束がすごく強くなりましたね。
マニピュさんもメンバーチェンジしてスグにミニアルバム出しはりましたよね? リズム隊が変わるとイメージ変わりそうやけど、マニピュさんはそんな事なかったですよね?

--- K: あれ、実は前のリズム隊で出す予定やったから、ソイツらが辞めた時には曲は出来てたからね。今のドラマーのキャンディ君(なんちゅうダサいニックネームやねん/笑)もベースの風子さんも前のヤツらがプリプロした音源をコピーするだけやったから、メンバーチェンジ後スグのレコーディングにしては楽チンやったし、イメージが大きく変わる事も無かったんやと思うよ。

M: そもそもなんでその時期にミニ出しはったんですか?

--- K: Michal ちゃんがジャケ写でモデルしてくれた5thアルバム 『BACK FROM THE DAMNATION』 が、思ってたよりよーさん売れてね。あの時は Aldious はまだ誰も知らんかったような時期やから、Ramiちゃんのコーラスのオカゲちゃうよな(笑)。まぁ、よーさん売れたし内容も良い感じやったしで、お客さんとかからも早く次が聴きたいって要望がようけ来とったから「じゃあ6枚目から半分だけミニで出そうかのぅ」ってイレギュラーでリリースしたのよ。それが 『DEATH IN THE WILDERNESS』 やねん。元々二面性を持った6枚目を作ってたから、両側面を分けて出せはエエか、ってね。

M: ああ、そういう事でしたか。
質問なんですけど、やっぱりバンドにはメンバーチェンジはツキモノと思いますか?

--- K: そりゃずっと同じメンバーで続けて行くんが理想やけど、難しい事やと思うわ。俺は常にでも、アルバムごとでも、曲ごとでも、その時々でイニシアチブを握るリーダーが必要やと思ってるねん。そのリーダーが尊敬されてて、その人と音楽を作りたい、と思わせ続けれたら良いけど、そんな事って陰陽座以外で聞いた事ないわ。常に尊敬され信用され続ける事ってまずありえへん。メンバーにも考えのズレや、やりたい事もあるやろうし、生きたい人生もあるはずやからね。それにそんな風にリーダーに付いて行きます、ってな根性があるヤツはサラリーマンでも出来る訳やから、好き以外でわざわざ不安定なミュージシャンっていう生き方を選らばんやろ( 笑)。自分の生きたいように生きれるからロック・ミュージシャンなんやし(笑)。その代わり不安定(笑)。そりゃ人生は大きな船で航海したいけどね、本音は。でもタイタニック号でも沈むんやし、俺みたいに手漕ぎボートで細々と生き延びるヤツがおってもエエやろ(笑)。

M: 手漕ぎボートって(笑)。いいですねえ、大海に賭けるロマンですね。
えーっと...、ところで、メンバーチェンジの話しは?

次ページへ続く!

profile

東京出身。2002年結成。バンド名は「古代神話」の意。
シンフォニックなキーボードをフューチャーし、クラシカルかつ印象的なメロディーと哀愁を感じさせる楽曲を特徴とするヘヴィ・メタル・バンド。
ゴシックな要素も併せ持ち、現在は細分化されつつあるヘヴィ・メタルのジャンル分けの中では「シンフォニック・メタル」がその音楽性を指す時に最も似つかわしい。
Michalは2007年に脱退した前任Vo、旭に変わって2008年1月に加入したヴォーカリスト。彼女が加入後リリースされた 1stシングル「AURORA」を発表して以降、バンドは積極的なライヴ活動を重ね、2010年10月に初のフル・アルバムとなる「Astrolabe In Your Heart」を発表!その後、メンバーの脱退などのトラブルに見舞われるも、新メンバー2人迎え完全復活!最新作「Akashic」での進化を遂げたシンフォニック・サウンドにメタルファンの注目が集まる!

Members:
■ Michal - Vocal
■ Naoki - Bass
■ YURI - Guitar
■ YUHKI - Drum
■ PUZZY - Keyboad