パペドリの少しアブない世界観とは？

2月24日に最新シングル『Going Underground (アングラでいこう!)』が発売されるPerpetual Dreamerのギタリスト、Kissyさんからパペドリとはどんなバンドなのか解説頂きました！！

メルヘン暦199X年、世界は核の炎に包まれた。
海は枯れ、地は裂け、あらゆる生命体が絶滅したかに思えた。
しかし人類は死滅していなかった。
暴力がすべてを支配する混沌の時代… You は Shock！

そんな物騒な世界とは無縁な、現代の日本は大阪を拠点に活動しているのが、
Perpetual Dreamer …略して「パペドリ」と呼ばれている我々です。

自称・不思議の国出身。
「不思議の国」と言っても日本人ならパスポートなしで入国出来るとか出来ないとか。
さすが夢の国、懐の広さが違います…。

ここまで読んで、余りの胡散臭さに眉をひそめた方々の顔が思い浮かびますが、多分健全な反応です。
そんな訳で誤解を解くべく、まずは軽く自己紹介をさせて頂きたいと思います。

我々が掲げるメルヘン・ハード・ロックとは、
童話やお伽噺をモチーフにした歌詞や世界観に、
王道の HR/HM サウンドで攻めるといった音楽性。

バンド名の Perpetual Dreamer とは、直訳すれば「夢を見続けている人」的な意。
よく言えばロマンチストですが、悪く言えば常時現実逃避者…。
近くに居ても、余り友だちにはなりたくないであろうタイプであります。
そんな紙一重な二面性を兼ね備えた、少しアブない世界観に皆様を誘うべく、
日夜活動に勤しんでおるのが、パペドリなのです。

さて、こんな我々ですが、シンデレラや白雪姫といったグリム童話を題材にした
1stアルバム 『Perpetual Dreamer I』 から約半年。
今回は『不思議の国のアリス』をテーマにしたシングルを出すことになりました。
アリスと言うと、「少女がウサギを追って穴に落ちて、
辿り着いた不思議の国でヤバそうな人に沢山出会って、
奇妙奇天烈な体験をしたら、それは夢でした。テヘッ☆」
というようなお話です。
何とも我々のコンセプトにピッタリな物語じゃあ、あーりませんか！

今作では、現実から穴の下の世界へ旅立つシーンを描いた M-1 "Going Underground"、
不思議の国を支配する気紛れな女王をテーマにした M-2 "Off with the Head!"、
ジョニー・デップが演じた事でも有名なサイケな帽子屋が題材の M-3 "Mad Hatter's Tea Party"
の3曲が収録されています。

お約束の疾走感溢れるスピード・メタルから、
80'sフレーヴァー漂う3連の軽快なハード・ロック、
変拍子満載のプログレッシブなチューン…
と、シングルとはいえ、大変バラエティーに富んだ、濃厚な1枚となりました。
勿論「ハッハー、アリスなんてお笑いだぜ！」という、
物語を御存じない方も純粋にお楽しみ頂ける
ハードなサウンドなので、是非お手にとっていただきたい作品です。

CDを聴いて、気に入っていただけた方は、是非ライヴにも足を運んでくださいね。

2012.2.25(土)　愛知・安城 夢希望レディオクラブ
2012.3.20(祝/火)　東京・吉祥寺クレッシェンド
2012.3.24(土) 大阪・西九条ブランニュー

首をハネられたり、釜茹でにされたり、バズーカで撃たれたりするので
どうかお気をつけてご参加ください。