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2011年12月6日 (火)

interview

ライブレストラン“Billboard Live”の運営などを手がけるBillboard Japanがスタートしたレーベル“Billboard Records”。レーベル第1弾CDとして今年6月にリリースされ、NONA REEVESが手がけ好評を博したカヴァーアルバム『Choice』シリーズの第2弾に、Sunaga t experience・須永辰緒が登場。 王道を王道のままカヴァーするというNONA盤とは真っ向な仕上がりとなった、まさしく“レコード番長”須永辰緒ならではのJazzテイスト溢れるこの作品がどのようにして制作されたのか、お話を伺いました。



-- 「ポップスの時代は同時に“唄”の時代でもある」という本作のコンセプトについて、あらためて詳しくお聞かせください。

須永辰緒(以下 須永)  洋楽の情報が圧倒的に少ない70年代から80年代中期にかけてはとにかくポップスヒットチャートを追うしか方法がなかったのです。ポップス=唄というのはその刷り込みから来ています。


-- NONA REEVESが手がけた本シリーズ『Choice』の第1弾CDの仕上がりに、プレッシャーを感じたとおっしゃられていましたが、その中でも特にこの1曲、というモノがありましたらお聞かせください。

須永  MJ/Smooth Criminal は「ものまね紅白」レベルでした。演奏も含めてですからびっくりしました。こりゃあ参った、という。


-- 80年代を中心とした選曲からも、やはりご自身のBillboard 感はその時代にあるのかなと感じましたが、当時、Billboard とは須永さんにとってどのようなモノでしたか?
また、今回カヴァーする/しないに関わらず、思い出深い曲などがありましたらお聞かせください。

須永  当時は情報源としてラジオばっかり聴いてましたが、そういったプログラムはまずビルボードチャートありきで構成されてます。後年、Billboard Hitsという55年から85年のヒット曲、その週の10位までを全て網羅した洋書を購入しましたがほぼ全曲知っていて我ながらのおたく振りに笑ってしまいました。
思い出深い曲は当時シングル盤を買ったけど良さが全然分からなかった「LED ZEPPELIN/Black Dog」です。理解するにはまだ子ども過ぎたようです。


-- 今回、アレンジ面ではどのようなことに留意されましたか?

須永  無理のない「ジャズ化」ポップスはポップスの核心にも触れないといけない中、それでもジャジーな雰囲気も同居/付加させるという部分です。


-- ゲストに多彩な女性ヴォーカリストが参加する中、アルバムラストに収録の「上を向いて歩こう」で敷島氏(a.k.a 安治川親方)を起用した理由とは?

須永  懐石料理でいう「強肴」を担ってもらいたいなと(笑)ビッグバンドで敷島というのは非売品ながら音源があり耳にしてました。その頃からいつか自分のプロジェクトに…と。興が乗った酒席での「相撲甚句」にはいつも“うるうる”きてましたし。



参加ヴォーカル
井手麻理子、ナガシマトモコ(orange pekoe)、chihiRo(JiLL-Decoy association)、具島直子、yu-ri(Blu-Swing)、万波麻希、Mika Arisaka、Azumi(Wyolica)、Sofia Finnila、敷島 a.k.a 安治川親方



-- ヴォーカルで参加されている方以外では、どのようなミュージシャンが参加されていますか?

須永  新進気鋭のジャズコンボ、TRI4THやジャバループ、ジル・デコイ・アソシエーションのメンバーなどから選抜してます。


-- 「オリジナルが完璧すぎてカヴァー出来ない!(したくない!)」と思うような曲はありますか?

須永  所謂「アメリカンロックの王道」のようなスケールの大きな曲、例えばジャーニーとかボストンとかはアイディアで何とかできない部分があります、あまりその大陸的な良さを曲げたくない…
そもそもロックが好きなのでその根っこについて小賢しいことはできないな…という。


-- 次回の『Choice』には、どなたにチャレンジしていただきたいですか?

須永  小西康陽さん。


-- 最後に、本作をお聴きになるリスナーの皆さんにメッセージをお願いします!

須永  Sunaga t experience名義とはいえ、今回のアルバムに関しては自分の意志は置いといてボーカルのみなさんやアレンジャーのセンスに委ねている部分が大きい。そんな「オムニバス」感覚を楽しんでもらいたいと思います。



新譜 Sunaga t experience 『Choice』
ライブレストラン“Billboard Live”の運営などを手がけるBillboard Japanがスタートしたレーベル“Billboard Records”。レーベル第1弾CDとして今年6月にリリースされ、NONA REEVESが手がけ好評を博したカヴァーアルバム『Choice』シリーズの第2弾に、Sunaga t experience・須永辰緒が登場。 「ポップスの時代は同時に“唄”の時代でもある」というコンセプトのもと、ビルボードのトップチャートに名を連ねたヒット曲の中から良質音源をチョイスし、豪華ゲストヴォーカル陣とともに多彩なアレンジで調理する、“レコード番長”須永辰緒ならではのジャジーな1枚となっています。 SADE / DES'REE / POLICEなどの楽曲が並ぶ他、アルバムのラストを飾る坂本九「上を向いて歩こう」(1963年6月ビルボード週間ランキング第1位)のカヴァーでは、本作唯一の男性ヴォーカルである敷島 a.k.a 安治川親方が参加。

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      Sunaga t experience 『Choice』
    2011年12月07日 発売

    [収録曲]
    01. MORNING TRAIN (9 TO 5) (SHEENA EASTON)
      feat.chihiRo(JiLL-Decoy association)
    02. SILLY LOVE SONGS (WINGS)
      feat.Sofia Finnila
    03. YOU GOTTA BE (DES'REE)
      feat.Azumi(Wyolica)
    04. HARD TO SAY I'M SORRY (CHICAGO)
      feat.井手麻理子
    05. 99 RED BALLOONS (NENA)
      feat.万波麻希
    06. SAY YOU LOVE ME (PATTI AUSTIN)
      feat.Mika Arisaka
    07. THE SWEETEST TABOO (SADE)
      feat.ナガシマトモコ(orange pekoe)
    08. MESSAGE IN A BOTTLE (POLICE)
      feat.yu-ri(Blu-Swing)
    09. BIRDS (NEIL YOUNG)
      feat.具島直子
    10. 上を向いて歩こう (坂本九)
      feat.敷島a.k.a 安治川親方

profile



[須永辰緒(Sunaga t experience)]

Sunaga t experience = 須永辰緒によるソロ・ユニット含むDJ/プロデューサー。DJとして東京、大阪でレギュラー・パーティーを主宰 。欧州からアジアまで海外公演も多い。音楽ガイドブック含む著書『須永辰緒“そのレコード、オレが買う”』(リットー・ミュージック刊)等数冊上梓。ジャズ専門誌はじめ連載執筆も手がける。MIX CDシリーズ『World Standard』は8作を数え、ライフ・ワークとも言うべきジャズ・コンピレーションアルバム 『須永辰緒の夜ジャズ』は9枚(最新作はSMEから6月にリリースされた)。『夜ジャズ:復刻アナログ 1&2』にも着手する。今秋より『夜ジャズ:ヴィーナス編』5タイトルを連続リリース。“SCHEMA”などの海外レーベルのコンパイルCDや北欧アーティストの日本におけるリリース・招聘なども頻繁に行い交流も厚い。自身のソロユニット・Sunaga t experienceとしてはアルバム4作を発表。最新作は『Jazz et Jazz』(ジェネオン・ユニバーサル)。『モーダル・ジャズ・ラヴズ・ディズニー』(avex)、『WORLD STANDARD WADA AKIKO』(UNION) 『World Standard 08』(flower)、『クラブ・ジャズ・ディグズ・ルパン三世』(VICTOR)等、多種コンピレーションの監修やプロデュース・ワークス、海外リミックス作品は延べ200作を超えた。日本で最も忙しいDJ“レコード番長”の動向を各業界が注目している。



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