【インタビュー】Masanori Morita ジャパニーズClub 特集・PickUp記事へ戻る

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2011年8月5日 (金)

interview

NEW WORLD PRODUCTIONSが1991年に立ち上げた『TOKYO HOUSE UNDERGROUND』。その意思を引き継ぎ再び始動させるSTUDIO APARTMENT・森田昌典によるMix CD『TOKYO HOUSE UNDERGROUND mixed by Masanori Morita』が8/10にリリース。今回のインタビューでは、このMix CDについて、そして現在制作中のSTUDIO APARTMENT 10周年記念アルバムについてなど、森田さんにメールでお話を伺いました。



-- まずはこの『TOKYO HOUSE UNDERGROUND』を再び始動させるに至った経緯をお聞かせください。

森田昌典(以下 森田)  我がレーベル・Apt. Internationalを絡ませる事によって、面白い動きができるんじゃないかなという思いで、 再始動させる流れになりました。


-- 森田さんのハウス/クラブ・ミュージックの原体験とは?

森田  なんでしょうかね。自分はロックからスタートし、そこからジャズ、ソウル、ブラジリアンと渡り歩き、気がついたら自然とハウスに辿り着いてたんです。それら全てなんでしょうね。で、今はヒップホップやトランスに興味を持っています。


-- 本作のテーマとも言えるかもしれませんが、東京が発信する(すべき)ハウス/クラブ・ミュージックとは?

森田  日本から世界へ発信する(できる)ダンスミュージックって本当に限られていると思うんです。 なぜなら本来のダンスミュージックを作れるアーティストやプロデューサーが少ないからです。 なので日本人アーティストには拘らず、本来のダンスミュージックを日本のレーベルから発信する事に拘ろうと。


-- 東京とその他の国々のクラブ・シーンとの違いはどんなところに感じますか?

森田  クラブへの趣、音源のセールス、クラブ自体(照明/エンジニア/DJ/お客さん)、全てにおいて違うと思います。 海外でタクシーに乗って、聴こえてくるBGMがダンスミュージックなんです。日本ではありえない状況ですよね。 アワード(グラミー賞糖)にも海外はダンスミュージック部門が存在します。お隣の韓国でもです。
クラブへ行く動機も違います。海外の人達は踊りにクラブへ行きます。日本人は出会いやコミュニティ及びパーティ感を楽しむためにクラブへ行く人が過半数を超えていると思われます。もちろん全てではありませんが。 文化やいろんな事において、日本のクラブシーンはどの国よりも勢いが足りないと自分は感じています。


-- 選曲の際、特に気にかけることはどんなことでしょう?

森田  「意外性」と「強引さ」ですね。
自分の考えや手元を狂わせるために、プレイ前にしっかりお酒を呑むようにしています。


-- 楽曲制作とDJ、取り組む意識として、異なる部分・同じ部分はどんなところでしょうか?

森田  異なる部分はありません。全て同じです。常にダンスフロアをイメージして制作を行っているので。
ただ、DJはいつでもなんどきでもプレイできますが、制作は自分の中にタイミングというものがあって、そのタイミングに行わないと良い作品ができなかったりします。


-- 7/17に行われましたイベント『WORLD MUSeUM 11』、そしてSTUDIO APARTMENT bandでのLiveのご感想をお聞かせください。

森田  アメリカからUltra Nate、Yasmeen、日本から福原美穂、Zeebra、アイコSUN、Ryo the Skywalker、May J.、Simonといった豪華メンバーに参加してもらい、とても良いライブができたと思っています。引き続き、来年もできればと思っています。


-- 森田さんが思う理想のパーティーとは?

森田  お客さん全員が、音楽を楽しみに来てくれるパーティでDJできたら最高ですね。


-- リリース予定のSTUDIO APARTMENTの10周年記念アルバムについて、現段階でお話いただけることがあればお願い致します。

森田  先日、レコチョク限定ですが、JAY'EDとMAY.Jをフィーチャリングした楽曲「二人」を配信リリースしました。 この後、先述の『WORLD MUSeUM 11』でもライブを行った、Zeebra、アイコSUN、Ryo the Skywalker、May J.、Simonをフィーチャリングした「キセキのうた」、そして福原美穂をフィーチャリングした「オンザウェイ」をリリースする予定です。楽しみにしてて下さい。


-- 最後にリスナーの皆さんにメッセージをお願い致します!

森田  昨今、日本のダンスミュージックシーンは震災の影響や、法的な取り締まりもより一層強まり、クラブ業界の存続事態が危うい地域も出てきていますが、少しでも明るいニュースを作って、みんなが楽しめる空間を提供し続けたいと思っていますので、これからも応援宜しくお願い致します!



新譜 Masanori Morita 『TOKYO HOUSE UNDERGROUND mixed by Masanori Morita』
1991年、“東京から世界へ”をコンセプトに、NEW WORLD PRODUCTIONSが立ち上げた『TOKYO HOUSE UNDERGROUND』。日本で初めてのハウス・コンピレーションとしてリリースされ、当時のシーンに大きな衝撃をあたえた。そして2010年、その意思を引き継いだSTUDIO APARTMENT主宰のApt. International によって、新たな『TOKYO HOUSE UNDERGROUND』が19年の時を経て再始動!アメリカ、ヨーロッパ、アジアなどで人気を集める今旬なDJ/プロデューサーをピックアップし、クラブ文化密集地帯であり、Apt. International が拠点としている“Tokyo”のフィルターを通す事により、本シリーズでしか表現し得ない作風を生み出し、紹介していくシリーズ。WMC(Miami)、Southport Weekender(UK)などのフェスティバルへ出演し、海外での活躍も目覚ましい森田昌典による最先端のDJ MIX+1年振りとなるSTUDIO APARTMENT待望の新曲を収録したMix CDをリリース!

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      Masanori Morita
    『TOKYO HOUSE UNDERGROUND mixed by Masanori Morita』

    2011年08月10日発売

    [収録曲]
    01. Robag Wruhme / Tulpa Ovi
    02. Luc Miles / Everything Is Quite
    03. Yosa / Mars Volta (Spencer Parker's A Gun For Hire Remix)
    04. Milton Jackson / Destination
    05. James Dutton / Dancing With Strangers
    06. The Martinez Brothers / Issshhh
    07. The South Vibrations / The Club (Satoshi Fumi Remix)
    08. Tiefschwarz / The Whistler (Nic Fanciulli Remix)
    09. Saeed Younan / Yeah Ha (Redondo & Sideburn Remix)
    10. Dave Nash, Cytric, Anthony Attalla / Durban Poison
    11. Zemtsov / Privacy
    12. Kerri Chandler / Bar A Thym (Supernova Remix)
    13. Nacho Marco / The Secret
    14. Dirty Culture / My Name Is Beautiful
    15. STUDIO APARTMENT / Hide Out
    16. Joris Voorn / Incident (Miyagi)


profile



Masanori Morita [森田昌典]

DJとして日本及び世界各国で活動。WMC(Miami)、Southport Weekender(UK)、ADE(Amsterdam)等の海外フェスティバルへの出演や、ファッション/アート及びIT業界とのコラボレーションも多数。2000年に阿部登とSTUDIO APARTMENTを結成し、これまでに5枚のオリジナルアルバムを発表。様々な楽曲がDefected (UK)、King Street (US)、hedkandi (UK)、Nervous Records (US)、Toolroom Records (UK)等のシーンを代表する国外レーベルからリリースし、STUDIO APARTMENTは着実に世界のダンスミュージックシーンへと活動の場を広げている。中でも、2008年にKing Street Sounds(NY)よりリリースしたアルバム『The Rising Sun』収録の"I'm In Love"は、世界最大のダンスミュージックダウンロードサイト・beatportの"BEST OF DEEP HOUSE 2008" ランキング1位という快挙を成し遂げ、2009年"BEST DEEP HOUSE TRACK"にも3位にチャートインした。また、自らのリリースや新人発掘・育成を目的としたダンスミュージックレーベル「Apt.」「Apt. International」を設立。DAISHI DANCE、PAX JAPONICA GROOVE、HIDEO KOBAYASHIといった日本人アーティストの他、Timmy Regisford、Dennis Ferrer、Kerri Chandler等の海外アーティス作品もリリースしている。国内ではCrystal Kay、Misia、伊藤由奈、Def Tech、RIP SLYME、土屋アンナ、鈴木あみ、キマグレン等、多数のメジャーアーティストのプロデュース及びリミックスを担当。auのCMにもなったキマグレンの"Life(STUDIO APARTMENT Remix)"は、リミックスながら200万ダウンロード超えという偉業を達成。そして結成10周年を迎えた2010年、5枚目となるオリジナルアルバム『2010』をリリース。







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