トップ > 音楽CD・DVD > 商品情報 > クラシック > 「ベルリン・フィル・ラウンジ」号外:震災救済募金コンサートが、ラトルとバレンボイムの指揮で開催

「ベルリン・フィル・ラウンジ」号外:震災救済募金コンサートが、ラトルとバレンボイムの指揮で開催

2011年3月25日 (金)

ドイツ銀行 ベルリン・フィル
ベルリン・フィル&HMV提携サイト
 ベルリン・フィル関係ニュース

東北関東大震災募金コンサートを、 ベルリン・フィルとベルリン・シュターツカペレが開催
 ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団とベルリン・シュターツカペレは、すでに数限りなく日本に客演していますが、東北関東大震災を受けて3月29日(日本時間30日)に、サー・サイモン・ラトルとダニエル・バレンボイムの指揮で救済募金コンサートを行うことになりました。この模様は、デジタル・コンサートホール(DCH)でも生中継されます。  演奏会およびライブ配信の収益は、すべてユニセフ(国連児童基金)に寄付され、被災地の子供たちに送られます。(財)日本ユニセフ協会専務理事の早水研氏によると、同協会は、被害を受けた子供たちに対する早急かつ効果的な援助を、現時点での最大の目標としています。両オーケストラの団員はこの意向に賛同し、ドイツから可能な手助けをさせていただきたいと考えています。
 コンサートの前半では、ダニエル・バレンボイムとベルリン・シュターツカペレが、チャイコフスキーの「交響曲第6番《悲愴》」を演奏します。ベルリン・シュターツカペレは、1570年に設立されたドイツ最古の楽団のひとつで、コンサート活動の他、ベルリン国立歌劇場のオーケストラとして活躍しています。1992年からは、ダニエル・バレンボイムが音楽総監督を務めています。
 コンサートの後半では、サー・サイモン・ラトルとベルリン・フィルが、ブラームスの「交響曲第4番」を演奏します。ベルリン・フィルは、1957年のヘルベルト・フォン・カラヤンとの初来日以来、日本の聴衆と深く結びついています。また2007年以降は、ユニセフの親善大使としても活動しています。
 コンサートの詳細は、「次回のDCH演奏会」の項をご覧ください。

この演奏会をDCHで聴く


サー・サイモン・ラトル、ゼバスティアン・ヘーシュ(第1ヴァイオリン)からのヴィデオ・メッセージ
 右の映像は、ラトルと当団ヴァイオリン奏者のゼバスティアン・ヘーシュからの日本の皆様へのメッセージです。ベルリン・フィルは、3月16〜18日に行われた演奏会を震災の被害者、日本の国民に捧げましたが、このヴィデオは、その機会に収録されたものです。
 ベルリン・フィルは楽団全体のツアーと、室内アンサンブル公演との両方で、数限りなく日本への客演を重ねています。音楽的な交流も盛んであり、この2月には、細川俊夫のホルン協奏曲が、当団で世界初演されました。また来る5月には、佐渡裕が初めて我々の指揮台に立つことになっています。オーケストラには、第1コンサートマスターの樫本大進をはじめ、日本人奏者も数名所属しています。

このヴィデオを見る

 次回のデジタル・コンサートホール(DCH)演奏会

ザルツブルク・イースター音楽祭を先取り!ラトルの《サロメ》演奏会形式上演
(日本時間3月29午前3時)

【演奏曲目】
リヒャルト・シュトラウス:楽劇《サロメ》全曲(演奏会形式上演)

ヘロデス:スティグ・アナーセン
ヘロディアス:ハンナ・シュヴァルツ
サロメ:エミリー・マギー
ヨハナーン:イエン・パターソン
ナラボート:パヴォル・ブレスリク
小姓:リナート・シャハム
指揮:サー・サイモン・ラトル


 今年のザルツブルク・イースター音楽祭では、リヒャルト・シュトラウスの《サロメ》がサー・サイモン・ラトルの指揮で演奏されますが、ベルリンでも2回、演奏会形式で取り上げられます。今回は、アメリカ人ソプラノのエミリー・マギーが主演。彼女は、90年代にベルリン国立歌劇場を中心に活躍した後、現在はチューリヒ歌劇場で高い評価を獲得しています。近年、リヒャルト・シュトラウスで大きな成功を収めており、今回のサロメ役も国際的な注目を集めるに違いありません。
 ラトルにとっては、70年代にカラヤンが同じくザルツブルクで取り上げ、大成功した作品だけに、力の入るところ。同時にベルリン・フィルの華麗な演奏能力も、万華鏡のようなオーケストレーションには打ってつけ。現在ベスト・コンディションにある彼らが、得意のシルキー・サウンドを聴かせてくれることに期待したいものです(写真はサロメ役のエミリー・マギー)。
 なお放送2日前より、こちらからリハーサルの模様が無料でご覧いただけます。

放送日時:3月29日(火)午前3 時(日本時間・生中継)

この演奏会をDCHで聴く!


東北関東大震災:ユニセフへの救済募金コンサート
(日本時間3月30日午前3時)

【演奏曲目】
チャイコフスキー:交響曲第6番《悲愴》
ベルリン・シュターツカペレ
指揮:ダニエル・バレンボイム

ブラームス:交響曲第4番
ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
指揮サー・サイモン・ラトル


 3月29日(ベルリン時間)、フィルハーモニーでは、当初日独国交150周年を記念する日本の高校吹奏楽団の演奏会が予定されていました。震災を受けて、その演奏会がキャンセルとなりましたが、ベルリン・フィルとベルリン・シュターツカペレは、空いたホールを利用して、当演奏会を行うことになりました。募金により、被災地の子供たちが少しでもショックを克服し、精神的・物質的サポートを得られるようになればと、祈っております。
 演奏会は、デジタル・コンサートホールでも生中継された後、アーカイブ・コーナーにアップれます。ライブ配信の収益は、ユニセフ(国連児童基金)に寄付されます。

放送日時:3月30日(水)午前3 時(日本時間・生中継)

この演奏会をDCHで聴く!


アラン・ギルバートの《火の鳥》!前半はアックスのモーツァルト
(日本時間4月4日午前3時)

【演奏曲目】
ベルク:7つの初期の歌
モーツァルト:ピアノ協奏曲第22番変ホ長調 KV. 482
ストラヴィンスキー:《火の鳥》全曲

メゾ・ソプラノ:クリスティアンネ・ストティーン
ピアノ:エマニュエル・アックス
指揮:アラン・ギルバート


 4月最初の演奏会では、グスターボ・ドゥダメルの客演が予定されていましたが、個人的な事情によりキャンセルを余儀なくされました。代りに、ニューヨーク・フィルの芸術監督を務めるアラン・ギルバートが指揮を担当します。ギルバートは、すでに2006年にベルナルド・ハイティンクの代役でデビュー。2009年にも再び客演し、マルティヌーの交響曲第4番ほかを振っています。
 モーツァルトのソロで登場するエマニュエル・アックスも、すでにベルリン・フィルとは長い関係を結んでいるピアニストです。1999年には、ヨーロッパ・コンサートのソリストとしてクラクフで演奏し、2005年のジルベスター・コンサートにも登場しています。2005/06年シーズンには、ベルリン・フィルのピアニスト・イン・レジデンスの任にもありました。
 今回の演奏会は、ふたり目のソリストが存在するという豪華さです。オランダのメゾ、クリスティアンネ・ストティーンは、今注目の若手のひとり。ベルリン・フィルでは、すでにクラウディオ・アバド等と共演しています。
 なお放送2日前より、こちらからリハーサルの模様が無料でご覧いただけます。

放送日時:4月4日(月)午前3 時(日本時間・生中継)

この演奏会をDCHで聴く!

 デジタル・コンサートホール(DCH)について

 デジタル・コンサートホール(DCH)は、ベルリン・フィルの演奏会がインターネットでご覧いただける最新の配信サービスです。高画質カメラにより収録されたベルリン・フィルのほぼ全てのシンフォニー・コンサートが、ハイビジョン映像で中継されます。演奏会の生中継のほか、アーカイヴ映像がオンディマンドでいつでも再生可能。さらにベルリン・フィルに関係したドキュメンタリーなども鑑賞できます。
 ご利用いただくにあたって、特別なインターネットの回線は必要ありません。3種類の画像レベルがあり、2.5Mbps以上の回線をお持ちの方は、ハイビジョンの映像もお楽しみいただけます。音質もCDに迫る高音質を実現し、年間30回にわたる定期演奏会がリアルな音で体感できます。
 料金は「24時間券」(9.90ユーロ。約1,100円)、「30日券」(29ユーロ。約3,200円)、「12ヶ月券」(149ユーロ。約16,650円の3種類。以上のパスで、有効期間中すべての演奏会の映像(過去2シーズンのアーカイヴ映像を含む)が無制限にご覧いただけます。なお、26歳までの学生・生徒の方には、30%の学割が適用されます。 あなたもぜひ、www.digitalconcerthall.comで、ベルリン・フィルの「今」を体験してください。

詳細を読む

DCHトップページへ(コンテンツ視聴にはログインが必要です)
12ヶ月券、30日券等のお求めはこちらから(購入にはログインが必要です)
ベルリン・フィル公式ウェブ、トップページへ(英語)

次号の「ベルリン・フィル・ラウンジ」は、2011年4月6日(木)発行を予定しています。

©2011 Berlin Phil Media GmbH, all rights reserved.


DCHアーカイヴ検索