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「ベルリン・フィル・ラウンジ」第36号:細川俊夫の新作がラトル&ベルリン・フィルにより初演。 ベルリン・フィル・ラウンジへ戻る

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2011年2月16日 (水)

ドイツ銀行 ベルリン・フィル
ベルリン・フィル&HMV提携サイト
 ベルリン・フィル関係ニュース

樫本大進の室内楽演奏会
 昨年末に正団員として迎えられた樫本大進がリーダーを務める室内楽演奏会「ストリングス・プラス/ダイシン・カシモト」が、2月15日に室内楽ホールで行われました。ベルリン・フィルでは、メンバーを中心とする室内楽のシリーズを行なっていますが、この演奏会では、ストラヴィンスキー、グリンカ、グラズノフ、プロコフィエフの比較的珍しい作品が取り上げられています。彼が試用期間をパスする以前から予定されていた演奏会ですが、樫本は第1コンサートマスターとして、すでに精力的な活動を行なっていると言えるでしょう(写真:©Jim Rakete)。

ベルリン・フィル公式ウェブサイトの記事


ラトルの誕生日に聴衆が「ハッピー・バースデイ」を唱和
 2011年1月16日、サー・サイモン・ラトル指揮の定期演奏会で、聴衆の一部が彼に「ハッピー・バースデイ・トゥー・ユー」を歌う一幕がありました。
 この日、ラトルは56歳の誕生日を迎えましたが、コンサートの後半が始まる直前に、ポディウム席(舞台上の合唱席)の聴衆が立ち上がり、唱和。ちょうどDCHのテスト収録が行われていたため、その模様をカメラにとらえることができました。
 ベルリンの聴衆の、ラトルへのシンパシーが伝わってくる映像です。

YouTubeでこの映像を見る


朗報!デジタル・コンサートホール(DCH)が完全日本語化。検索機能も充実
 この11月より、デジタル・コンサートホール(DCH)のサイトが、日本語でご利用いただけるようになりました。これまでは英語とドイツ語のみでしたが、今後は演奏会のプログラムのみならず、操作メニューや支払い方法まで、日本語でより簡便にご覧いただけます。
 日本は現在、ドイツ本国に続きDCHの利用者が最も多い国です。ベルリン・フィルでは、50年以上にわたる日本との関係に感謝する意味も込め、ウェブサイトの日本語化に踏み切りました。皆様にベルリン・フィルの演奏をより身近に感じていただけることを祈っております。
 またこの機会に、サイト全体が一新されました。ご利用の方はお気づきと存じますが、すでに8月のシーズン開幕と共にラウンチしています。当サービスが開始してから2シーズンが経過し、すでに70本以上の演奏会がオンディマンドで再生可能。今回は特に検索機能を充実させ、アーティストや演奏曲目を迅速に探し出せるようになっています。「1回券(9,90ユーロ=1,100円)」から、お試しにぴったりな「30日券(29ユーロ=約3,200円)」、1年存分に楽しめる「12ヵ月券(149ユーロ=約16,650円)」までを揃えて、皆様のお越しをお待ちしております。今後もwww.digital-concert-hall.comをぜひご利用ください。


細川俊夫の新作初演、シューベルト《グレート》(ラトル指揮)の映像がアーカイブにアップ
 2月10〜12日の定期演奏会では、細川俊夫の新作ホルン協奏曲「モーメント・オブ・ブラッサミング」がラトルの指揮で世界初演されました。この映像が、DCHのアーカイブにアップされています。日本人の作曲家がベルリン・フィルで取り上げられたことは、これまでにもありますが、ベルリン・フィル自身(およびバービカン・センター、アムステルダム・コンセルトヘボウ)の委嘱による初演は、快挙と言えるでしょう。本号では、初演の評も掲載しておりますので、批評コーナーをご覧ください。
 また同じ演奏会では、ハイドンの「交響曲第99番」、シューベルトの「交響曲第9番《グレート》」も演奏されています。ラトルのハイドンには定評がありますが、注目に値するのはやはり大作のシューベルトでしょう。EMIの録音よりもさらに円熟と精度を達成した快演であり、このところの彼の好調ぶりを伝えています。

細川新作の演奏会(ラトル指揮)をDCHで聴く

 次回のDCH演奏会

ラトルのマーラー・ツィクルス第4弾:「交響曲第4番」のソロは、Ch・シェーファー
(日本時間2月19日午前4時)

 ラトルのマーラー・ツィクルスもすでに「交響曲第4番」に到達しましたが、今回はストラヴィンスキーの《ミューズの神を率いるアポロ》との組み合わせで演奏されます。両曲とも、古典主義的なシンプルさを示す作品であり、ラトルのプログラミングが光ります。
 マーラーは第3交響曲で、100分にわたる音の伽藍を築き上げましたが、ここでは比較的小規模な編成で、60分ほどの作品にまとめています。終楽章はソプラノ・ソロによる民謡風の愛らしい歌曲ですが、牧歌の背後には、マーラー特有のアイロニーが隠されていると言われます。この演奏会では、ドイツを代表するリリック・ソプラノ、クリスティーネ・シェーファーがソロを務めます。
 また《ミューズの神を率いるアポロ》も、《春の祭典》で音楽界を揺るがしたストラヴィンスキーが、一転して17世紀フランスの音楽に依拠して書いた作品です。ほとんど静謐ともいえるバランス感覚を示しており、その審美性はカメレオン・コンポーザーの面目躍如と言えるでしょう(写真:Bodo Vitus)。
 なお放送2日前より、こちらからリハーサルの模様が無料でご覧いただけます。

【演奏曲目】
ストラヴィンスキー:《ミューズの神を率いるアポロ》
マーラー:交響曲第4番

ソプラノ:クリスティーネ・シェーファー
指揮:サー・サイモン・ラトル


放送日時:2月19日(土)午前4時(日本時間・生中継)

この演奏会をDCHで聴く!

 ベルリン・フィル演奏会批評(現地新聞抜粋)

ラトルのマーラー〈第3〉の演奏は、「掛け値なしにマジックと呼べるものであった」
(2011年2月3〜5日)

【演奏曲目】
ヴォルフ:《妖精の歌》
ブラームス:《ハープが豊かに鳴り響く》
マーラー:交響曲第3番

ソプラノ:アンケ・ヘルマン
アルト:ナタリー・シュトゥッツマン
合唱:ベルリン放送合唱団女声団員・ベルリン国立大聖堂少年合唱団
指揮:サー・サイモン・ラトル


 今号では、アーティスト・インタビューをお休みして、2月の話題の公演の批評を2本お届けします。
 マーラー・ツィクルス第3弾、「交響曲第3番」のコンサートは、技術的にも芸術的にもラトルとベルリン・フィルの頂点と呼べる水準を示していました。ラトルの棒にオーケストラが吸い付くように付いてゆき、これまでにない強い結束を達成。このコンビが、新しい段階に入ったことを実感させます。当然ベルリンの新聞評も絶賛調で、特に『ターゲスシュピーゲル』紙のレムケ=マトヴァイ女史は、両者の演奏ぶりを「マジック」と表現しました。彼女は本来ヒネリの利いた文章で知られる批評家ですが、今回は珍しく褒めちぎっています。

「マーラーの第3交響曲は、ベルリン・フィルによって明晰かつ感動的に、また知的な関心を誘うかたちで演奏された。ラトルは時に活力に満ち、時に夢のなかのように美しく、この大作を振りぬいた。その際彼は、曲に内在する大げさな身振りを、必要以上に振りかざす愚を避けていた。彼はニーチェの「おお、人間よ」のミステリオーゾを、極めてゆっくりしたテンポで振ったが、ナタリー・シュトゥッツマンは、美しい祈りの調子でアルト・ソロを歌った。妥協を知らないラトルの棒のもと、ベルリン・フィルは曲が進めば進むほどその完璧さを開示していた。後のマーラーは、より明確な表現意図を持ち、余計な効果を避けるようになったが、この作品にはそうした身整理な部分が残っている。しかしそれでも作品は部分に霧散することはなく、一貫した物語として全体を作りあげている。ベルリン・フィルは、その物語をまさに彼ら一流のスタイルで弾き、苦しみ、生き抜いたのだった(クラウス・ガイテル『ベルリナー・モルゲンポスト』紙2011年2月6日)」

「ラトルのマーラー〈交響曲第3番〉の演奏は、聴き手を魔法にかけてしまうもので、終演後聴衆は、自らの拍手の音でやっと我に返る、という感じであった。聴いている間は、あらゆる神経がフル回転して、まるで催眠療法に掛かっているようなのである。ここでマーラーはシャーマンであり、ラトルは魔法使いである。この〈角笛〉交響曲では、花や動物、天使や軍楽隊、聖戦のラッパ、女や子供たちの声が混ざり合い、世界と人間の交感が歌われる。そこでは音楽と世界が宇宙的な広がりで結び付けられるのである。
 ラトルがこの〈モンストルム(怪物)〉をまとめ上げてゆく知的な力には、まったく感嘆させられる。ホルンのファンファーレからスタートする音楽の弧は、フィナーレのコラールまで続き、途切れることがない。その際ラトルは、ブーレーズやギーレンのように構造面ばかりにこだわって曲を構築するのではない。彼のテンポはむしろゆったりとしており、ミステリオーゾ(第4楽章)のみならず、第1楽章でも音楽的素材を味わい尽くす。それは弦の豊麗な響きからティンパニーの激打に至るまで、徹底しているのである。その一方で花や動物が語りだすと、一転して爽やかで室内楽的な細やかさが生まれ、聴き手はメルヘンの森の空気を吸ったような気分になる。
 ベルリン・フィルの演奏は、掛け値なしにマジックと呼べるものであった。団員たちは互いに信頼しきっているだけでなく、相手を触発し、さらに優れた演奏を引き出そうと呼びかけあっているようであった。その想像力の豊かさ、大胆さ、演奏への喜びは、真に瞠目に値する。素晴らしいのは、雰囲気たっぷりなガイ・ブラウンシュタインのヴァイオリン・ソロや、タマーシュ・ヴェレンツェイの暖かなポストホルン・ソロにとどまらない。トランペット、トロンボーン、打楽器、コントラバス、チェロ、ヴィオラ、第2ヴァイオリン……。彼らの全員が力を出し切った恐るべき演奏なのである。これほどの質の高さの前には、背筋が凍ってもおかしくないだろう(クリスティーネ・レムケ=マトヴァイ『ターゲスシュピーゲル』紙2011年2月4日)」

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細川俊夫の新作がラトル&ベルリン・フィルにより初演。各紙が絶賛!
(2011年2月10〜12日)

【演奏曲目】
ハイドン:交響曲第99番変ホ長調
細川俊夫:ホルン協奏曲《モーメント・オブ・ブロッサミング》(財団法人ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団、バービカン・センター、アムステルダム・コンセルトヘボウ委嘱作品)
シューベルト:交響曲第8番《グレイト》

ホルン:シュテファン・ドール
指揮:サー・サイモン・ラトル


2月10日、細川俊夫のホルン協奏曲《モーメント・オブ・ブラッサミング》がラトルの指揮により初演されましたが、演奏は好評を持って受け入れられています。「現代音楽としては異例の反応」と言ってもよいほどで、会場は大きな共感の拍手で溢れました。ここでは地元2紙の評を紹介しますが、共に紙面の80パーセントを細川に当てており、特に『ベルリナー・ツァイトゥング』は、詳細な分析を行なっています。ベルリンの批評家がこれほど熱心に現代作品にコメントすることも珍しく、作品が聴衆のみならず、評論家の心もつかんだことを伝えています。
 ペーター・ユーリング氏は、細川の自然観のマーラーとの関連を指摘していますが、ベルリン・フィルは1週間前に(ポストホルン・ソロが登場する)第3交響曲を演奏したばかり。この曲、さらに今週予定されている第4交響曲は、言うまでもなく「角笛交響曲」として自然をテーマとしています。細川の演奏会で取り上げられたシューベルトの《グレート》も自然を扱っており、これらを同時に演奏するラトルのプログラムの妙にも驚かされます。

「睡蓮は、細川俊夫とその師ユン・イサンの世界を結びつけるものである。細川は、この神秘に満ちた東洋の花をテーマとした作品を、すでに何作も作曲している。今回は、《モーメント・オブ・ブラッサミング(開花の瞬間)》というホルン協奏曲(ベルリン・フィルの委嘱作品)として書き上げた。曲は、はすの花が開く過程を描き出したものである。水面下のカオスの上には静寂が支配しているが、睡蓮のつぼみはやがて太陽の光を求めて水面に現われ、水に浮かぶ宝石へとメタモルフォーズする。音楽は、この作曲家が常に好むように、無音から突如として生まれ、狭い音域の間で振動しはじめる。これは何かが始動する音である。あるいは何かの反響だろうか。ホールのなかに配された副ソリストの2つのホルンが、オーケストラに呼応する。ソリストのシュテファン・ドールは、ミュートの掛かったホルン(睡蓮の象徴)で、花びらの開花を歌い始める。そしてそれは、劇的な所作でついに開花する。ここで聴かれるのは、単に花が開いたという事実ではなく、自然そのものの生成過程である。その魔法に溢れた響きは、いかなるものか?細川はこれを見事に描き出し、ドールは同様に卓抜な演奏を示した。聴衆は、大波が押し寄せるような喝采を送った(ジビル・マールケ『ターゲスシュピーゲル』2011年2月11日)」

「細川俊夫のホルン協奏曲《モーメント・オブ・ブラッサミング》は、聴衆より真の共感を持って受け入れられた。ベルリン・フィルでは、新作の上演に煮え切らない態度を示してきたが、木曜日の演奏会が、現代音楽への取り組みの始まりとなれば好ましいことこの上ない。細川はミュンヘン・ビエンナーレやドナウエッシンゲンで好評を得た後、専門家向けの限られた環境から、一般の音楽シーンへとジャンプすることに成功した。例えばベルリン・ドイツ響などは、彼の作品を規則的に演奏している。細川は日本に生まれ、ベルリンとフライブルク学び、現在はベルリン科学学会のフェローを務めている。彼は作品の解説に際して、自然のメタファーを用いることを好む。オーケストラの響きも、自然を想起させるものであるが、それは自然描写ではなく、むしろ生成のプロセスとしての音のさざめき、といった趣である。
 マーラーの〈交響曲第1番〉では、Aの音が7オクターブにわたって鳴りわたり、“自然の音”を呼び起こすが、細川のこの作品では、逆にひとつの音に集約される。つまり空間を表現するのではなく、ホリゾント(地平線)を表すのである。また舞台以外の場所に置かれたソロ楽器(この場合、副ソロとして客席側に置かれた2本のホルン)も、マーラーを連想させる。しかしマーラーにおいてそれが“空間の遠近感”を表すものであったのに対し、ここではソロが発するロングトーンから派生する“メロディーの空間的展開”として表現される。ホルンという楽器は、伝統的に自然の象徴として理解されるが、細川においてはその逆で、個となりつつある主体(人間)を表している。それは空間の中で多彩な姿を見せてゆくが、(自然を表す)オーケストラの波からは、独立しているのである。
 細川は、小難しい音楽を書かない作曲家である。彼のホルン協奏曲も、ほとんど聞き取れないピアニッシモから短い劇的な頂点に移行し、やがて再び静かな、各楽器が囁きあうような音調で終結する。しかしこのシンプルさは、非常に繊細な書法で書かれており、聴衆が和音や響きに注視することを可能にする。そして聴き手は、美しいものを聴いた、という感覚をも手にするのである(ペーター・ユーーリング『ベルリナー・ツァイトゥング』2011年2月14日)」

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 ドイツ発最新音楽ニュース

本コーナーでは、ドイツおよび欧米の音楽シーンから、最新の情報をお届けします。

ムーティがシカゴ響とのリハーサルで失神転倒し、顔にケガ
 2月初旬、リッカルド・ムーティ(69歳)が新しく音楽監督に就任したシカゴ響とのリハーサルで失神し、転倒。顔面の骨を骨折し、手術を受けた。失神の原因は過労と言われているが、2月のシカゴ響とのコンサートはすべてキャンセルとなった。術後の回復は順調で、傷は残らないというが、今後の演奏活動(3月、ローマ歌劇場での《ナブッコ》、4月、シカゴ響での《オテロ》等)については、まだ発表されていない(ザルツブルク音楽祭で記者会見に応じるムーティ。写真:© Wolfgang Lienbacher)。


フリューベック・デ・ブルゴスがデンマーク国立交響楽団の首席指揮者に
 ラファエル・フリューベック・デ・ブルゴス(78歳)が、デンマーク国立交響楽団の首席指揮者に就任することが決まった。着任は2012年秋。彼は現首席指揮者のトーマス・ダウスゴーに続き、3年間同ポストを務める。フリューベック・デ・ブルゴスは、現在RAI国立交響楽団とドレスデン・フィルハーモニー管弦楽団のシェフも務めている。


ニューヨーク・フィルが戦後から70年代のドキュメントをオンライン公開
 ニューヨーク・フィルでは、同楽団の歴史的書類やビデオをオンライン公開してゆくという。現在、戦後から70年代までの資料が公表されており、バーンスタインやコステラネッツのスコアも閲覧可能。このプロジェクトは、2012年までにさらに補強され、総計130万ページもの資料がアーカイブ表示される。公演プログラム、バーンスタインの書簡等3200本の書類、7000時間にわたるビデオとオーディオがアクセス可能になるという。archives.nyphil.org


ベン・ヘップナーがメットの《ジークフリート》と《神々のたそがれ》を降板
 2011/2012年シーズンに予定されているメットの《ジークフリート》と《神々のたそがれ》新演出でジークフリートを歌うことになっていたベン・ヘップナーが、同役を辞退することになった。メットによると、ヘップナーはこの役をレパートリーから完全に外すという。代役には、ゲイリー・レーマン、スティーヴン・グールドが入ると発表されている。


インゴルフ・ヴンダーがドイツ・グラモフォンと契約
 昨年のショパン・コンクールで第2位を獲得したオーストリアのピアニスト、インゴルフ・ヴンダーがドイツ・グラモフォンと専属契約することになった。1985年生まれのヴンダーは、コンクール当時、優勝候補の最右翼と見なされており、第2位発表の際には聴衆からプロテストが起こった。最初のアルバムはショパンの作品で、今年4月には早くもリリースされる。

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