Vanilla Sky インタビュー

2010年5月11日 (火)

interview

Vanilla Sky

新作をリリースしたばかりのVanilla Skyにインタビュー!


今や、イタリアのロック界の重鎮でもあるVanilla Skyが数々の困難を乗り越え、遂に活動再開!そして、ファン待望のニュー・アルバムをリリースしました! リリースしたての新作のことや、日本へ来日した時の思い出などGt. Vo担当のVinxに聞きました!ではどうぞ!!

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---  前作の2nd Album 「Changes」 をリリースした後はどうでしたか?

あの作品を出した2007年を振り返ると本当にたくさんのことが『変わった』。
人間的にも成長したと思うし、プロのバンドとしての考え方もね。CiscoとLukaの二人も2009年に脱退してしまったんだ。彼らにとってこれ以上音楽に取り組むことが難しくなってしまったんだよ。結果としてツアーも困難になったし、残された僕とBrianも生活していくことすら難しい時期もあったしね。でも、新しいメンバーであるTonyとJacopoが加わって、また流れが変わったんだよ。彼らは僕らに新しい光を運んでくれたと思うし、何よりも音楽的にさらにレベルアップさせてくれたんだ。

--- では1st Albumの 「waiting for something」 をリリースした時に何か面白いエピソードはありますか?

 あの時僕らは単なる音楽好きの4人の若者さ。ツアーの仕方も知らないし、本物のバンドではなかったから、何もかも知らないことだらけだったよ。ドイツにツアーした時に凄く小さなクラブでライブをやったんだ。確か凄く若いプロモーターだったな。
素晴らしい人達にもあったし、ちゃんと夕食も出してくれたんだ。毎晩パスタでね。彼らは僕らがどこから来た人間かよく分かってくれていたんだよ。ただ、作り方が悪くて、正直おいしくなかった。。。ケチャップだらけで辛かった。せっかく行ったんだからその国の食べ物が食べたいよね。でも、もちろんそれは彼らの善意なんだからとても感謝しているよ!!ただ、ただ味がね。数年経った今でもその味を思い出すと口の中が...酷い(笑)。

--- 日本に来た時の思い出はありますか?

たくさんある!!
最初のツアーはまさに探検みたいだった。僕は日本大好きで日本の文化のファンなんだ。人はみんな礼儀正しいし、話すときに敬意を払ってくれて本当に嬉しかった。最初のツアーの時に泊まったホテルは1:00amになるとドアが外から開けられないシステムになっていて、結局何人かのファンとインターネットカフェで泊まったよ。彼らには助けられたな。今良い友達になっているんだよ。あとは2008年にHMVでインストアライブをやった時のこと。Break It Outを演奏している時に僕の声が裏返ってしまったんだよ!あれは本当に恥ずかしかった。。。結局もう1度やらなければいけなくなったね(笑)。まあ、今となれば良い思い出だよ!

--- 今作の「fragile」のレコーディングはどうでしたか?

たくさん時間をかけたよ。去年の夏に始めたのに終わった時は冬だった。凄く寒くてスタジオの中で凍えていたね。今作では僕の大好きなLet Go(The Stereo)のメンバーであるJamie Woolfordをプロデューサーに迎える事が出来たんだ。凄く良い時間を過ごす事が出来たし、何よりもスタジオの中で多くのことを学んだね。

--- 音楽以外に興味あることはなんですか?

映画とかアート。あと今は自分で本を書くように頑張っているんだ。僕の人生について、起こった事や経験すべてについてだよ。もう大学に行く事はないと思うけど、いまだに生物学の学生として籍があるんだ。あとはもちろん友達とサッカーをやるのも好きだね。僕はゴールキーパーをやるんだよ。

--- 新作リリース後の予定は?

ツアー、ツアー、ツアー...そしてまたツアーさ!まずは夏にイタリアツアーをやってそれから世界中を回る予定だよ。その後はまたイタリアかな?

--- ありがとうございました!