【PickUp】ExTの実力派 Takuya

2010年4月30日 (金)

永田一直主宰のExT Recordingsより、実力派トラックメイカー・Takuyaがアルバムをリリース！
デトロイトやテックのエッセンスが感じられるそのトラックは、フロアの即戦力となる楽曲ばかり。
DE DE MOUSE / CHERRYBOY FUNCTIONの次はTakuyaに注目！

　　　　【ExT印のフロア対応型強力盤】

　 Takuya / Via Space

　　　　[ 2010年05月05日発売 / ￥2,000(tax in) ]

ExT Recordingsが送るDE DE MOUSE、CHERRYBOY FUNCTIONに続く第三の実力派トラックメイカー"takuya"待望のフルアルバム。まさに宇宙空間を疾走するような、浮遊感とスピード感に溢れたテクノトラックの数々。骨太なビート、ベースラインにフュージョンテイスト溢れる、流麗なシンセフレーズ。昨今の制作現場では当たり前となったソフトシンセを使用せず、往年のアナログシンセの実機を多用し、太く、奥行きのあるエレクトロニックサウンドを実現。全てのトラックが即戦力となるフロアライクなダンスミュージックアルバム。

Takuyaによるセルフライナーノーツ

[Takuya Profile]
90年代後半より音楽制作を始める。2001年にBLAST HEADやALTZのリリースで知られる時空/是空(LASTRUM corporation)より、ファーストアルバム"phosphorescence"を発表。2004年、日本のテクノレーベルの老舗TRANSONIC RECORDSのコンピレーションアルバム"ELECTRO DYNAMIC VOL.1"に参加。2006年、avex traxのDJ MIXアルバム"LIP SERVICE×JSG SOUND COLLECTION MIX BY LOCO2KIT"に楽曲提供。2007年、DE DE MOUSE、CHERRYBOY FUNCTION、やけのはら、TRAKS BOYS等も収録されているExT Recordingsのコンピレーションアルバム"ELECTRO DYNAMIC ESSENTIAL"に参加。2008年、DJ MIXアルバム"ExT Recordings1st ANNIVERSARY MASTER MIX EDITED&MIXED BY YAKENOHARA"に楽曲提供。2009年、日本クラウンよりメジャー配給された、ショパンの楽曲をテクノでリメイクし、DJ MIXしたアルバム"YOU KOBAYASHI PRESENTS CHOPIN HOUR"にトラックメイカーとして参加。その職人肌のトラックメイキングで、影の実力派トラックメイカーとして知られる。

01. 364 Nights

七夕。364夜を越え、イーブンキックの向こうに天を望む。
02. E.S.C.A.P.E

逃げろ！、推進力はJUPITER−8とブレイクス。繰り返す生産的逃避、ただひたすらに。
03. Star Luster

星は自ら輝くのか、はたまた輝かされえるのか．．．紐解くSpace Odyssey.
04. Ukishima

浮島インダストリアル・エリア。フレアスタックと蒸留塔、たちこむケミカルスメル。プラントという名の宇宙にJUNOが宿る。
05. Rabit Acid

from神奈川to東京、いつも遠回りの宇宙経由。月で目にしたのは、極まった兎のダンス。
06. Meteor

かつての輝ける星に降り注ぐ歪んだタムの雨あられ。たちまち火の海に。
07. Venus from Venus from Venus

貴女は金星人、いづれ帰ってしまうひと。でも、帰れなくて困っているの？．．．だからまた来てしまう。
08. Come with Me to the Utopia

一緒に行こう！、ハウスというユートピアへ。テナーの音色に誘われて、踏み出す歩幅は6/4。
09. Ignorant Jazz (Still Ignorant)

ジャズってなんですか？。ぎこちなくステップ踏む、無知無学のワルツ。まだ続いてる、無知な大人のワルツ。

関連作品

V.A. 『Electro Dynamic: Vol.2』
V.A. 『Lip Service X Jsg Sound Collection』
V.A. 『ELECTRO DYNAMIC ESSENTIAL』
やけのはら『ExT Recordings 1st ANNIVERSARY MASTER MIX』
V.A. 『YOU KOBAYASHI presents CHOPIN HOUR』

ExT Recordingsとは、元TRANSONIC RECORDS主宰・永田一直が2007年に立ち上げた、テクノ/エレクトロを主体としたレーベルであり、DE DE MOUSE / CHERRYBOY FUNCTIONなどを輩出したことでも知られている。

[Myspace]

http://www.myspace.com/extrecordings

[オフィシャルサイト]

http://extrecordings.blogspot.com

永田一直氏による ExT Recordings カタログレビュー

DE DE MOUSE 　　『Tide Of Stars』 DE DE MOUSE自身、ExT Recordingsだけでなく、新しいエレクトロニック・ミユージックシーンの幕開けを告げた記念碑的アルバム。聴く者全ての感情を一瞬にして揺さぶるbaby's star jamをはじめとする不思議なエレクトロニック・サウンドの数々。2007年発表のこのアルバムのエネルギーの爆発の余波は三年以上たった今でも留まる事を知らない。		CHERRYBOY FUNCTION 『SOMETHING ELECTRONIC』 00年代最高のトラックメイカーCHERRYBOY FUNCTIONのファーストアルバム。幼少の頃からソウル/ファンクに親しみ、90年代にテクノと出会ったこの若者のビートクレイジーとも言えるトラックメイキングは、とても日本人とは思えない黒いファンクネスがある。RAW LIFE 2006のハイライトシーンともなった名曲the endless lovers [505]は最早殿堂入り。
V.A. 『ELECTRO DYNAMIC ESSENTIAL』現在の日本のアンダーグラウンド・エレクトロニック・ミュージックシーンをそのまま切り取ったようなコンピレーション・アルバム。DE DE MOUSE、CHERRYBOY FUNCTION、takuyaをはじめ、TRAKS BOYS、やけのはら、MUTRON、ORGANIZATION、loco2kit、荒木健太、横浜のPAN PACIFIC PLAYAからLATIN QUARTER、KESなどシーンを代表するトラックメイカー達が集結。		DE DE MOUSE 　　『east end girl』ファーストアルバムtide of starsの大ヒットを受け、急遽制作されたミニアルバム。メジャー移籍後のセカンドアルバムの一曲目にもなったeast end girlのオリジナルバージョンをはじめ、その後のDE DE MOUSEの方向性を早くも示唆していた予告編的な内容。CHERRYBOY FUNCTIONによるタイトル曲のリミックスバージョンはクラブヒットとなった。
CHERRYBOY FUNCTION 『EARLY WORKS 1999-2002』ファーストアルバムリリース以前制作されていた、自主制作で流通にも乗らなかった三枚のアルバムからコンパイル、大幅にリマスタリングを施した初期作品集。the endless loversのチップチューンバージョンをはじめ、未完成ながら秘めたエネルギーを感じるトラックを多数収録。ボーナスディスクとして、12インチアナログシングル、コンピレーション・アルバムに提供していたトラックをコンパイルしたWORKS 2004-2007が付属。		やけのはら『ExT Recordings 1st ANNIVERSARY MASTER MIX』 ExT Recordings設立一周年記念盤。そのミックスセンスで各地のパーティーピープルをロックオンし続ける、やけのはらがMIX & EDITを担当。baby's star jam、east end girl、dancing horse on my notes、the endless lovers [505]などの数々のクラブヒット、未発表曲、バージョン違いを贅沢に使用したDJ MIXアルバム。
CARRE+ORGANIZATION 　　『SHOGUN'S SADISM』ダンスミュージックを通過した新たな解釈によるノイズサウンドで、各地の多数のアンダーグラウンドパーティーで新鮮な驚きを与えているノイズ/インダストリアルユニットCARREとExT Recordings主宰でFANTASTIC EXPLOSIONとしても活動する電子音楽家、永田一直のアシッドハウスユニットORGANIZATIONのスタジオセッションアルバム。このユニットでデンマーク、ノルウェーでのツアーも行った。		ELEKTRO HUMANGEL 　　『FOREVER AFTER』シンセ、ボーカル、ドラム、パーカッションという変則編成で、一切の打ち込みを使用せず完全に人力のみによるハードコアテクノクラストとも言える特異で斬新すぎるサウンドで、ハードコアパンクシーンだけでなく、RAW LIFE、CHOAS PARKなど多数のアンダーグラウンドパーティーをその名を轟かせているELEKTRO HUMANGELのセカンドアルバム。ゲストMCにECD、サンプラーに永田一直、エンジニアにイリシット・ツボイが参加。
FANTASTIC EXPLOSION 　　『SOUNDTRACK』 1997年に結成され、邦画サントラを大胆にサンプリングした70年代型ドラムアンドベース・サウンド、大ヒットを記録したルパン三世のリミックスアルバムへの参加等で話題となり、その後マッシュアップ/ハウスサウンドへ移行をしつつ2005年に解散したFANTASTIC EXPLOSIONの5年振りのアルバム。本来は特撮ヒーロー映画のサウンドトラックとして製作されたが、実際はイーブンキック、アシッドベースを多用した本格的テクノアルバムに仕上がっている。現在のメンバーは永田一直と吉田哲人。		DE DE MOUSE 『555 is in your heart [YSST MIX 2008] REMIXED BY Y.SUNAHARA』砂原良徳によるリミックスバージョン。DE DE MOUSE本来のテイストを残しつつ、LOVE BEATに通ずるエッセンスが散りばめられているハイレベルなマッチメイキング。現在はiTunes Storeだけで配信されている。