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バイヤーズ・チョイス(改)

2010年2月13日 (土)

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text by 久保 (HMV横浜VIVRE)  



   今の流れを知りたい人にはバッチリ

『Boy Got Bass 3』   発売中
DJ Emerson
個人的にもかなり良かった!!と言う印象のある2009年リリースのミニマルトラックばかりが入ったMix CD。ミニマル本家ドイツのベルリンを拠点にKiddazfmと言うレーベルを主宰しながら、DJとしても精力的にも活動するDJ EmersonがMixしたこちら。ここ最近の主流である、Cadenzaなどに代表されるハウシーなミニマルから、プログレの流れを汲んだドラッギーなトラックまでを流れるようにMix!!知らない曲もかなりあったので、曲を知る上でも良い機会になった1枚です。中盤ではLoco Diceの大ヒット曲であったり、OsloやCecile Numbers周辺で人気のRebootやNick Curly、Martinezの曲も入っているので、今の流れを知りたい人にはバッチリかと思います。





   Partyライクでありながら、タイトなラップを聞かせてくれるMC陣のマイクリレーにグッときた!

『Day After Forever』   発売中
Crown City Rockers
元祖バンドヒップホップのRootsに続く存在にもうなったであろうCrown City Rockersの久々のアルバム。Missionからの流れを知っている人にはお馴染みの温かみのあるサウンドがアルバム全編で鳴り響きますが、それ以上にグッとくるのが、MC陣のマイクリレー。Partyライクでありながら、タイトなラップを聞かせてくれる所が最高。特にキラートラックとしての役割バッチリなM2とHeadnodicのベースとKat010のキーボードがイントロでうねるM5もかなりの破壊力!!いわゆる「Jazzy HipHop」と言う枠ではなく、新しいモノが続々と生まれた90年代を思わせる楽曲が満載です。



参考アーティスト:RootsHeadnodic


   「Freerange」系のサウンドのハウスを軸とした浮遊感漂う曲のチョイス

『House This? 』   発売中
Knee Deep
2009年リリースながらも個人的にかなりツボだったエレクトリックなDeep House Mix。Mixを担当するのは、アナログユーザーにはお馴染みのKnee Deep。これまでに数々のアンセムを生み出していながら、CDではほとんどリリースが無い為に一般的には知られていない存在ですが、DJには高い支持を受けている現場型のアーティスト。そんなKnee Deepが手掛ける「Freerange」系のサウンドのハウスを軸とした浮遊感漂う曲のチョイスはさすが。別名義でもあるLovebirdsの曲もしっかりと織り込まれていて、中盤からの流れはかなり良いです。一部で話題だったMilton Jackson“Crush”- Lovebirds Remixも入っていたりするので、「Buzzin’fly」とかのCDが好きな人は是非!!



参考アーティスト:Lovebirds


   Common参加のウータン・クラシックも!

『Something In Common』   発売中
Common
メジャーシーンとアンダーグラウンドシーンの両方から多くの支持を得ている数少ないアーティストCommonの未発表&レアな音源を収録した編集盤。単なる編集盤と思いきや、Common Sense時代の懐かしい名曲M3や初期の代表作のレアVersionであるM18辺りのチョイスはかなり良いのでは?さらにDJ達にも根強い人気を誇るOはMix CDチックなイントロを追加した仕様で、違う感じで聞けるのも○。ウータンクラシックのM13はなんとCommon参加のLiveヴァージョン(でもちょっとしか収録されてないんです)などなど、志向を凝らした内容。往年のファンも納得して頂ける1枚だと思う。



参考アーティスト:Wu-Tang Clan


   SoulやClub Jazzを聴く人にもオススメ

『Destination』   発売中
Anthony Nicholson
ハウス発祥の地シカゴを拠点に活動するベテランAnthony Nicholsonによる久々の新作。Larry Heardなどに通じるチルアウト的なサウンドからJoe Claussell主宰の「Sacred Rhythm」よりリリースしたX.Panded Dimension.S名義ではアフロハウスを軸にしたパーカッシヴなサウンドまで幅広いベテラン。今回のアルバムでは最近の主流であるテックハウス〜プログレッシヴな部分ではなく、懐かしささえ感じられるディープハウスを展開。序盤はBPMゆったり目で部屋でのんびり聴きたい感じだし、中盤からフロアでも聞きたい曲がスタンバイしていたりとアルバム全体を通して長く聴ける1枚になっていると思います。ハウスファンだけでなく、SoulやClub Jazzを聴く人にもお勧めしたいです。



参考アーティスト:Larry Heard


   オススメに挙げないわけにはいかないでしょう

『Heart Beat Presents Mixed By Derrick May × Air』   発売中
Derrick May
これはオススメに挙げないわけにはいかないデトロイトテクノ御大による何と13年ぶりのオフィシャルMix。今年名前を「eleven」と変えて再スタートを切る伝説のクラブ「Yellow」を仕掛けた村田大造氏のレーベルより。代官山Airでのプレイを閉じ込めたLiveフィーリング満載のDJにしか出来ない中身。ミュージシャンが作り出すアルバムとは別物ですが、完全なる生の臨場感を味わえる内容です。さらに使用音源もアナログレコードからと言う、レコード愛も感じれる最高傑作。縦横無尽に流れるワールドを堪能して欲しいと思います。





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