西崎信太郎のインディR&B一直線! 西崎信太郎のインディR&B一直線!へ戻る

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2010年2月12日 (金)



HMV渋谷店で働くダンス&ソウル・スタッフ西崎信太郎によるインディR&Bに特化したマニアックな連載です!
text by 西崎信太郎(渋谷店 ダンス&ソウル担当)
SHB R&Bバイヤー ブログ



今月の3枚!


Jor'dan Armstrong / Champion
 ルイジアナ出身の24歳、ゴスペルを基盤としたアーバン系シンガーのデビューアルバム。アルバムタイトルの「Champion」というタイトルに込められた意味は「戦いと勝利をダイナミックに証明する」という生粋のゴスペルシンガー。しかし、「ゴスペル」という世界が本国ほどに身近ではない我々日本人の耳には、何とも素晴らしきアーバンソウルの世界が待ち受けていることか。日本人が洋楽R&Bに求める「メロディライン」をパーフェクトに満たす美しさ、大袈裟に表現しているつもりは一切ない。Mary Maryのオープニングアクトを務めたこともあるという彼のパフォーマンスはとにかくパワフルでゴスペルに無縁のリスナーまでも次々に虜にしてく正にチャンピオンサウンド。



David Verity / Inexorable
Jodeci のDevante Swingとは全くの別人、っていうのは既に皆さん御周知の通り。1stアルバム『Ready Or Not』、2ndアルバム『Foundation』の2作は、「楽曲のクオリティの高さ」という正攻法で「R&B」というジャンルの裾野を広げ、Devanteの作品がインディR&Bの入り口となったリスナーも少なくないのでは?今回の3rdアルバムから名義をDavid Verityに変更。己の美的センスと旬のサウンドを見事に融合させ、自己主張が強すぎる嫌味的要素を全く感じさせない。インディR&Bシーンにおける「最強」の称号はまだまだ健在。


Marc Antoine / Comme Il Se Doit
 グローバルな国際社会、辺りを見渡せば無数に存在する魅惑の歌声、コーラス、ハーモニー。このMarc Antoineはフランス出身のR&Bシンガー、詳細が正確に把握出来ないが Stevie Wonder、Boyz II Men、Brian McKnightらに影響を受けたという。ただただ極上のメロディラインが美しいミディアムの(2)、冒頭のピアノの音色が印象的なバラードの(9)、全体的に落ち着いたしっとりとした内容の1枚。フランス語だと何故か残念・・・っていう思考が無念か。先入観を持たず良い音を追及するR&Bフリークの方々へ贈る、これぞ現代の「フランス革命」。


 ちょっと待った!インディR&Bを聴く前に...


Oshy / If I...  
筋肉系シンガーソングライターという意味合いではTankやTyrese が最も近いか。Oshy待望のニューアルバムは期待通りのエロ&セクシー路線。Jesse Powell のカバーは分かるが、何故かJohnta Austinの「The One That Got Away」をカバー?