まずは王道な作品からいこうかな。昨秋にリリースされた
ゴスペラーズの『Love Notes II』。
2001年にも同様のコンセプトでリリースされたラブソング集の第2弾なんだけど
、ゴスペラーズ+ラブソングで悪い作品ができるわけがない。もうね、改めて「ひとり」を
試聴した瞬間に鳥肌が立ったよ。この曲は完全にアカペラ(+指ぱっちん)なわけだけど、人間の声って、なんでこんなに神秘的でパワーがあるんだろう。歌詞も本当に素晴らしくて、聴いていると大切な人がどんどん愛おしく思えてきて、自分の気持ちに素直になれてくる。
この作品には2000年以降のラブソングがチョイスされてるんだけど、個人的には〈声にならないほど 君が好きだから/この想い届けて ラヴ・ノーツ〉と歌う「ラヴ・ノーツ」が特にオススメ。だってこの歌詞、〈ラヴ・ノーツ〉を〈チョコレート〉に置き換えたら、バレンタインにぴったりでしょ?