ジャズ史上最大の人気を誇る名作。ロマンティックなメロディが名門ジャズ・クラブのざわめきの中へ溶け、奇跡のように美しい演奏が生まれた。

ビル・エヴァンス (p)
スコット・ラファロ (b)
ポール・モチアン (ds)
1961年6月25日ニューヨーク、ヴィレッジ・ヴァンガードにてライヴ録音

エヴァンスが天才ベーシスト、スコット・ラファロと出会った最初の記録。トリオが織りなすスリルと緊張感に満ちたインタープレイが凄い。

ビル・エヴァンス (p)
スコット・ラファロ (b)
ポール・モチアン (ds)
1959年12月28日ニューヨークにて録音

ギター界の革命児の白熱したステージを捉えた傑作ライヴ。オクターヴ奏法など得意の超絶技巧で、テナーの王者ジョニー・グリフィンと渡り合う。

ウェス・モンゴメリー (g)
ジョニー・グリフィン (ts)
ウィントン・ケリー (p)
ポール・チェンバース (b)
ジミー・コブ (ds)
1962年6月25日バークレー、ツボにてライヴ録音

『ワルツ・フォー・デビイ』と対をなすライヴ盤。録音から11日後に急逝した名手スコット・ラファロのしなやかで美しいベースワークは永遠に。

ビル・エヴァンス (p)
スコット・ラファロ (b)
ポール・モチアン (ds)
1961年6月25日ニューヨーク、ヴィレッジ・ヴァンガードにてライヴ録音

ハード・バップ・シーンの人気ピアニストの親しみやすい人気盤。セクステットによるファンキーなタイトル曲はジャズ喫茶でも大ヒット。

ウィントン・ケリー (p)
ナット・アダレイ (cor)
ベニー・ゴルソン (ts)
ボビー・ジャスパー (fl)
ポール・チェンバース (b)
ジミー・コブ (ds)
1959年2月19日、3月10日ニューヨークにて録音

静謐な美しさを湛えた、リヴァーサイド4部作中の最高の完成度。知性と抒情が融合するエヴァンスのピアノが、限りなく耽美な世界を描いていく。

ビル・エヴァンス (p)
スコット・ラファロ (b)
ポール・モチアン (ds)
1961年2月2日ニューヨークにて録音

孤高の天才による歴史的名盤。個性豊かなメンバーを得て、独特の美意識による摩訶不思議なアンサンブルで強烈なモンク・ワールドを具現化。

セロニアス・モンク (p)
クラーク・テリー (tp)
アーニー・ヘンリー (as)
ソニー・ロリンズ (ts)
オスカー・ペティフォード (b)
ポール・チェンバース (b)
マックス・ローチ (ds)
1956年10月9日、15日、12月7日ニューヨークにて録音

いぶし銀のトランペッターがワン・ホーンで録音した代表作。しなやかに歌い上げる「アイル・クローズ・マイ・アイズ」は爽やかな余韻を残す。

ブルー・ミッチェル (tp)
ウィントン・ケリー (p)
サム・ジョーンズ (b)
ロイ・ブルックス (ds)
1960年8月24日、25日ニューヨークにて録音

哀愁の名曲「ハッシャ・バイ」で知られる、“リトル・ジャイアント”の人気盤。独特のうねるような豪快なプレイで、トラディショナル・ソングをしっとりと聴かせる。

ジョニー・グリフィン (ts)
バリー・ハリス (p)
ロン・カーター (b)
ベン・ライリー (ds)
1961年12月21日、1962年1月5日、29日ニューヨークにて録音

生粋のハード・バップ・ピアニストによるスウィンギーな快演集。エリントンの名曲「キャラヴァン」の三位一体のエネルギッシュなプレイが聴きもの。

ケニー・ドリュー (p)
ポール・チェンバース (b)
フィリー・ジョー・ジョーンズ (ds)
1956年9月20日、26日ニューヨークにて録音