1991年、新生キャメルとして復活したスタジオ第一作目。キャメル・プロダクションを自ら創設したラティマーが世に送り出した本作は、ジョン・スタインベックの「怒りの葡萄」をモチーフにしたコンセプト作。あの「白雁」を想起するような叙景的な世界が描かれている素晴らしい作品。今こそ再評価の時。紙ジャケットSHM-CD／最新リマスター。

1996年、新生キャメルの第二作目スタジオ・アルバム。ラティマーの祖母の実体験を基にしたアイルランド移民の非劇をテーマにしたこれまたコンセプト作。この頃のラティマーは内省的で静謐な楽曲を生み出し、その楽曲は人間の心の奥深くまで迫りくる本物である。今こそ再評価の時。紙ジャケットSHM-CD／最新リマスター。

1999年、新生キャメルの第三作スタジオ・アルバム。「人と人との出会いと永遠の別れ」をテーマとした8曲からなる作品。この時期のキャメルはその深いコンセプトに呼応する内面から滲み出るような文学的な香りに満ちており、聞き込む程にその深淵さに気付かされる素晴らしいアルバム群と言える。今こそ再評価の時。紙ジャケットSHM-CD／最新リマスター。

2002年、新生キャメルの第四作スタジオ・アルバム。デビュー30周年記念としてリリースされた作品。本作品は前作までのようなコンセプトにはとらわれず、自由に書き貯めた愛すべき小品集といった趣のアルバムで、表現豊かなラティマーのギター・ワークも冴える作品。当時亡くなったキャメルのキーボーダー、ピーター・バーデンスに捧げられたアルバム。紙ジャケットSHM-CD／最新リマスター／ボーナストラック1曲追加。

キャメルのライヴ・アルバム・シリーズ。デビュー前の1972年の演奏を収録した、貴重な音源。すでに2nd収録の名曲「レディ・ファンタジー」や「ホワイト・ライダー」を演奏しており、又、サンタナ的なインプロヴィゼイション等、興味深い演奏を収録。紙ジャケットSHM-CD／最新リマスター。

キャメルのライヴ・アルバム・シリーズ。円熟期として定評のある1981年の演奏を収録。戦争終結から29年目にしてルバング島から帰還した小野田少尉を描いた「ヌード〜Mr.Oの帰還」を再現したBBC音源。アンディ・ワード在籍時の最終期の演奏は貴重かつ圧巻！紙ジャケットSHM-CD／最新リマスター。

キャメルのライヴ・アルバム・シリーズ。12枚目のオリジナル・アルバム「The Single Factor」発売時の演奏で、バンドが最もポップな音創りをしていた頃の演奏が楽しめる。ラティマー独特のポップな解釈が感じられる演奏は新鮮。紙ジャケットSHM-CD／最新リマスター。

キャメル最初期のライヴ演奏が聴くことのできた『GREASY TRUCKERS, LIVE AT DINGWALL'S DANCE HALL』からの73年の演奏に、74年と75年の演奏を加えてのアルバム。初期の全盛期の演奏を良質な録音で聴くことのできるファン必携のライヴ盤。紙ジャケットSHM-CD／最新リマスター。

アルバム「地平線」でブレイクしたイタリアの若手シンフォニック・ロックの旗手、バロック・プロジェクトが活動10周年を記念してのライヴ・アルバムをリリース！2015年はミラノでのライヴで、素晴らしい演奏とクリアーな録音がとてつもない臨場感を持ってリスナーに迫る迫力のアルバム。一枚目が1st〜3rdの曲、二枚目が「地平線」からのセットに加え、新曲のスタジオ・テイクも披露。更に日本盤のみのボーナスとしてキーボーダー、ルカの超絶技巧のピアノ・ソロを収録。紙ジャケット、SHM-CDにての日本独自ヴァージョン。

英国クラシカル・ロックの頂点、ルネッサンス。永遠の美声を聴かせるアニー・ハズラムを中心に再結成以後の活動を続ける彼等の2015年、ロンドン公演を収録したDVDが登場。「プロローグ」、「オーシャン・ジプシー」、「燃ゆる灰」等の数々の代表曲にマイク・ダンフォードの遺作となった名盤「消ゆる風」からの楽曲を加えた現在のルネッサンスならではのセットをアニーの衰えぬ美声と、新生バンドの素晴らしい演奏で聴かせ、また見せる新たな傑作。ステレオ及び5.1ch音声収録。NTSC版。

ポップかつメロディアスなプログ・ロック・サウンドで長年ファンを魅了し、ファンからも根強い人気を誇るスウェーデン出身のアクト。衝撃で迎えられたデビュー作「トゥデイズ・リポート」から高い評価を受けた前作「サーカス・パンデモニウム」までの5作品全てから選曲されたセットを披露する初のライヴDVDが登場。NTSC版。

GONG、CARDIACS等で現在の主要メンバーとして活躍し、GUAPOやCHROME HOOF等のアヴァン系のバンドでも活躍する英国プログレッシヴの才人、カーヴス・トラビー率いるナイフ・ワールドのサード・アルバム。英国ならではの、きらびやかでねじくれたポップ感覚と大胆で実験精神溢れるプログレッシヴ性が融合した音楽性は、英国の王道を受け継ぎ親しみ易くも斬新なもの。ブリティッシュ・プログレッシヴ再興の核となりうる新時代の傑作。

1974年に発表したファーストがアメリカン・シンフォニック・ロックを代表する名盤として名高いアトランティス・フィルハーモニックが、第3のメンバー、ロジャー・ルイス（g,vo）を加えて'75年に完成させるも、商業化が進むシーンのあおりを受けてお蔵入りになっていたセカンド・アルバムが登場。中心人物ジョー・ディファツィオの技巧的なキーボード類を軸としたサウンドは変わらないが、ファーストのヘヴィ・シンフォニック路線から、よりイエス〜ジェントル・ジャイアント的な明快で技巧的な音楽性に進化し、幻の名バンドと呼ばれるに相応しい出来。

カンタベリーを代表する名バンド、キャラヴァン。彼等がプログレッシヴ・ロックとして最大の輝きを放った75年作『ロッキン・コンチェルト』発表後、キーボードにヤン・シェルハースが加入した英国ツアーからのライヴ音源。「ロッキン〜」からの楽曲を中心にしつつ、「フォー・リチャード」等の代表曲も交えたセットを、新加入のシェルハースがアグレッシヴなソロで花を添える、バンド最後の全盛期に相応しい名演。音質良好！