ボブ・ジェームスを中心にリー・リトナー、ネイザン・イースト、ドハービー・メイソンの4人で90年に結成された、クロスオーバー、フュージョン・ジャズの老舗グループ、フォープレイの記念すべき1stアルバム。メンバー各々が作詞、作曲したオリジナル、カバー曲を収録、マーヴィン・ゲイのカバー「After The Dance」にはエル・デバージがゲスト参加。

世界的ジャズ・アイコン、ケニー・Gが50~60年代のジャズ・バラードにインスピレーションを受けセルプ・プロデュースした新スタジオ・アルバム。ソプラノ・サックスとテナー、アルト・サックスを半々で披露、5曲目「Legacy」は、敬愛するスタン・ゲッツの名フレーズを抜き出し、自身とウォルドマンによるオリジナルのメロディを付けた渾身の1曲。

ジャズ・ピアニスト、ラムゼイ・ルイスがモーリス・ホワイト率いるアース・ウィンド＆ファイアーのメンバーとコラボレーションした74年作品（邦題：「太陽の女神」）。オープニングのタイトル曲は、サンプリングネタとしても知られるメロウ・グルーヴ・チューン。他、スティーヴィー・ワンダー「Living For The City」カヴァー等収録。

“クロスオーバー”というワードの元祖とも言えるブラジリアン・ジャズ・ユニット、アジムスの記念すべき76年1stアルバム。冒頭「Linha Do Horizonte」は、ドライなリズム・セクションにフェンダー・ローズという、アジムス・サウンドを決定付けた代表曲。後のクラブ系サウンド等、多方面のアーティストに影響を与えた金字塔作品。

野呂一生（ギター）、向谷実 （キーボード）、櫻井哲夫（ベース）、佐々木隆（ドラムス）の4人で結成された、日本を代表するジャズ・フュージョンバンド、カシオペアが79年にリリースした記念すべき1stアルバム。ブレッカー兄弟、デビッド・サンボーンがゲスト参加。「タイム・リミット」「ティアーズ・オブ・ザ・スター」他、全8曲を収録。