ジャマイカ出身のアルト・サックス奏者で英国ジャズ・シーンを牽引したジョー・ハリオットによる60年の代表名盤。英国のトランペット奏者ハンク・ショーとチャーリー・パーカーにインスパイアされたジョーの印象的なソロ演奏に、ビ・バップ、ハード・バップ、ボンゴを加えたスピード感溢れるタイトル曲等、幅広く豊かな音楽性が窺える1枚。

英国のマイルス・クインテットとも評されるブリティッシュ・ジャズを代表する伝説的グループ、ドン・レンデルとイアン・カーのクインテットによる64年リリースの大名盤。ハード・バップ、クール・ジャズを脱してモード、フリーと革新が続く当時のジャズ最前線を、英国、欧州へともたらした。現UKジャズシーンへ続くマイルストーン的存在。

ブリティッシュ・ジャズ界の鬼才、ピアニスト/作曲家のマイク・ウェストブルック率いるコンサート・バンドの68年傑作アルバム。ジョン・サーマン、マイク・オズボーン、マルコム・グリフィス等先鋭達が集まった、UKジャズ歴代最高とも評されるバンドが、キャッチ―なナンバーとエキサイティングなインプロヴィゼーションを展開。

ジャズクラブのハウスバンドから始まり、後にニール・アードリーが率いたジャズ・ビックバンドの68年代表アルバム。クリーム創設メンバーのジャック・ブルース、コロシアムのジョン・ハイズマン他、バーバラ・トンプソン、イアン・カー、マイケル・ギブス、デイヴ・ジェリー等、時代やジャンルを超えた偉大なミュージシャンたちが共演。

カナダ生まれの名ソリスト、ケニー・ホイーラーがロンドンへと渡り、ジョン・ダンクワース・オーケストラとフォンタナに録音した69年の代表名盤。若き日のジョン・マクラフリンがギターを担当し、ベーシストのデイブ・ホランドをはじめ、才能ある著名なミュージシャンが多数参加。モダンジャズのビッグバンドとオーケストラの最高傑作。