ビバップ・ピアノの天才、バド・パウエルによる不朽のブルーノート・リーダー名作。1949年と1951年のクインテットとトリオによるセッションがまとめられ、ソニー・ロリンズ、ファッツ・ナヴァロ、ロイ・ヘインズ、マックス・ローチらと「Un Poco Loco」や「Bouncing with Bud」などビバップの名曲を演奏。

マイルス第一期黄金カルテットのメンバーとしても活躍した名ピアニスト、レッド・ガーランドのプレステージからの1957年ソロ第2作目。マイルス・バンドからポール・チェンバース、アート・テイラーが参加。パーシーメイフィールド「Please Send Me Someone To Love 」他、スタンダード名曲7曲を収録。

60年代に起こったムーヴメント“ジャズサンバ”の全盛期をピークに短い生涯となった伝説のジャズ・ピアニスト、フランシスコ・テノーリオ・ジュニオルが1964年に発表した、本⼈名義での唯一の作品。Nujabesのサンプリングで知られる名曲「Nebulosa」収録、発表より60年以上が経過しても尚名盤として語り継がれる不朽の名盤。

マイルス・デイヴィス・グループで活動していたキース・ジャレットが同バンドでの1971年の欧州ツアー中に録音、全曲自身の作曲によるスコアを演奏した初のピアノ・ソロで初のECM作品。伝統的なジャズの影響から新たな次元へと昇華したピアノ・パフォーマンスで、キースの持つ多面的な側面が8曲のオリジナルで感じ取れる傑作。

マーク・ジョンソン(b)、ジョー・ラバーベラ(ds)のラスト・トリオによる、1980年8月31日〜9月7日にサンフランシスコの“キーストン・コーナー”でのステージを収録した、最晩年の音源作品。8日間のステージから厳選して音盤化した作品のうちの1つ。この直後に亡くなるとは考えられないほど、演奏には絶頂期に近い緊張感と覇気が感じられる。