ニューロマンティック・ブームを牽引したデュラン・デュランのデビュー・アルバム。”ファウンド・サウンド”を初めて音楽に用いたとされるカメラのシャッター音がインパクトを与える「Girls On Film（グラビアの美少女）」（ゴドレイ＆クレームによるミュージック・ビデオも話題に）や「Planet Earth」の終末感的衝撃がブリティッシュ・ポップ・ミュージックの新たな進化を予感させた。

MTV世代にマッチし、アメリカでの成功の手掛かりとなったセカンド・アルバム。アーティストとしての大きな成長も感じられる本作からは、「Save A Prayer」、「Rio」そして「Hungry Like A Wolf」などのTOP10ヒットが生まれ、ミュージック・ビデオ共々世界的センセーションを巻き起こした。

全英No.1に輝いたニューロマンティック的サウンドの集大成にして、初期最高傑作となるサード・アルバム。フランス、オーストラリア、そしてカリブ海でレコーディングされたこの作品からはバンドにとって初の全米No.1、全英でもNo.1シングルとなった「The Reflex」が生まれ、バンド史上最大規模のツアー、Sing Blue Silver Tourへと繋がった。

サイド・プロジェクトを経て、ロジャー・テイラーに続きアンディ・テイラーがレコーディング中に脱退。新たな音楽路線を歩むこととなったアルバム。前作からのシングル「The Reflex」や「The Wild Boys」をプロデュースしたナイル・ロジャースをプロデューサーに迎えて制作された本作には全米2位、全英7位のスマッシュ・ヒット「Notorious」が収録されている。

サイモン・ル・ボン、ニック・ローズ、ジョン・テイラーの3人となった新生デュラン・デュラン第1弾アルバム。全米4位シングル「I Don’t Want Your Love」、全英TOP10シングル「All She Wants Is」収録。