イ・ムジチのトップだったことで知られるピーナ・カルミレッリ[1914-1993]のブラームスとプロコフィエフの協奏曲。2016年に「Meloclassc」が発売した2枚組CDが、イ・ムジチのカルミレッリとは異なる彼女の素晴らしい魅力を明らかにしてヴァイオリン・マニアの話題になりました。今回のCDでは彼女の協奏曲を聴くことができます。ブラームスでは細めながらニュアンス豊かなヴァイオリンが魅力的。そしてまさかのカルミレッリの弾くプロコフィエフの第1番。何と柔らかく温かいプロコフィエフでしょうか。近現代音楽を得意にしたエルネスト・ブールの色彩豊かな伴奏も見事。しかもプロコフィエフはステレオ録音というのが嬉しいところです。(輸入元情報)
【収録情報】
1. ブラームス:ヴァイオリン協奏曲ニ長調 Op.77
ピーナ・カルミレッリ(ヴァイオリン)
エーリヒ・シュミット指揮、ベロミュンスター放送管弦楽団
録音:1963年1月27日 チューリッヒ(放送用セッション)
2.プロコフィエフ:ヴァイオリン協奏曲第1番ニ長調 Op.19
ピーナ・カルミレッリ(ヴァイオリン)
エルネスト・ブール指揮、バーデン=バーデン南西ドイツ放送交響楽団
録音:1967年1月17,18日 バーデン=バーデン(放送用セッション)(ステレオ)
録音:モノラル(1)、ステレオ(2)
簡易収納紙ケース