グスタフ・ルドルフ・ゼルナー演出。まず何より、伯爵役のフィッシャー=ディースカウの圧倒的な存在感に驚かされます。またマティスのケルビーノの可憐さ、フルトヴェングラーお気に入りのグリュンマーの伯爵夫人も好演。当時69歳のベームもテンポが速く、モーツァルトの生き生きした世界を見事に再現。全体に燃焼度の高い、一期一会の公演の貴重な記録となっています。(販売元情報)
【収録情報】
● モーツァルト:歌劇『フィガロの結婚』全曲
アルマヴィーヴァ伯爵/ディートリヒ・フィッシャー=ディースカウ(バリトン)
伯爵夫人/エリーザベト・グリュンマー(ソプラノ)
スザンナ:エリカ・ケート(ソプラノ)
フィガロ:ヴァルター・ベリー(バス)
ケルビーノ:エディト・マティス(ソプラノ)
マルチェリーナ:パトリシア・ジョンソン(メゾ・ソプラノ)
バジリオ:ユーリウス・カトナ(テノール)
ドン・クルツィオ:マルティン・ヴァンティン(テノール)
バルトロ:ペーター・ラッガー(バス)
アントニオ:ワルター・ディックス(バス)
バルバリーナ:バルバラ・フォーゲル(ソプラノ)
ベルリン・ドイツ・オペラ管弦楽団&合唱団
カール・ベーム(指揮)
録音時期:1963年10月23日
録音場所:東京、日生劇場
録音方式:ステレオ(ライヴ)