GENUINレーベル新譜

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  • 21世紀のショスタコーヴィチ?
    ドイツの映画音楽作曲家シレスクの交響曲第1番


    ティルマン・シレスクという名前はルーマニア系を思わせますがドイツ、フランクフルト出身。フランクフルト大学でジャズとポップ・ミュージックで学位を取得、現在は主に映画音楽の世界で活躍しています。しかし2001年以来、コンサート用のシリアスな作品を手掛けており、この作品は満を持しての初の交響曲となります。
     映画音楽での経験を活かし巧みな管弦楽法を駆使した全4楽章42分の聴き応えのある交響曲で、明らかにマーラー、特にショスタコーヴィチの影響を色濃く感じさせる大作です。(輸入元情報)

    【収録情報】
    ● シレスク:交響曲第1番『夜の光』 (2020)


     シュターツカペレ・ワイマール
     クリスティアン・K・フランク(指揮)

     録音時期:2019年12月17-19日、2021年5月25,26日
     録音場所:ドイツ、ワイマール
     録音方式:ステレオ(デジタル/セッション)
     世界初録音

  • Flow of Music〜ドヴォルザーク:弦楽セレナード、他

    ドイツ弦楽フィルハーモニーはなんとドイツの11歳から20歳までの優秀な弦楽奏者を集めた弦楽オーケストラ。才能ある若い演奏家を育てるためのユーゲント・オーケストラは数々ありますが、10代を中心とした、ここまで優秀な弦楽オーケストラは他に類を見ません。ディスクを一聴した限りではとてもユーゲント・オーケストラとは思えません。音程も音色もプロのオーケストラと比べて全く遜色を感じさせません。
     ここではドヴォルザークの弦楽セレナード、ネイ・ロサウロ[1952-]のミニマルとラテンがミックスした軽快なマリンバ協奏曲、このオーケストラのための委嘱作品であるディートリヒ・ツェルナー[1965-]の『ポコ・インサニムス』を収録。ツェルナー作品はヒンデミットを若干思わせる現代曲ですが、ここでもオーケストラの技術、アンサンブルともに高い完成度を保っており、彼らの技術、音楽性の高さに驚かされます。特殊奏法もしっかりと意図を理解した上で演奏されています。(輸入元情報)

    【収録情報】
    1. ドヴォルザーク:弦楽のためのセレナード ホ長調 Op.22 (1875)
    2. ロサウロ:マリンバと弦楽のための協奏曲 Op,12 (1986)
    3. ツェルナー:ポコ・インサニムス (2019)


     アレクセイ・ゲラシメッツ(マリンバ:2)
     ドイツ弦楽フィルハーモニー
     ヴォルフガング・ヘントリヒ(指揮)

     録音時期:2021年7月26,27日
     録音場所:ブレーメン
     録音方式:ステレオ(デジタル/セッション)

  • N響首席ヴィオラ奏者、村上淳一郎参加!
    トリオ・クロノスのブラームス:クラリネット三重奏曲、五重奏曲

    ブラームスのクラリネットを中心とした傑作室内楽を収録。クラリネットのアンドレアス・ランゲンブッフとチェロのサイモン・デフナーはともにケルンWDR交響楽団のメンバー。ピアノのゴットリーブ・ヴァリッシュはソリストとしてシノーポリ、ネヴィル・マリナー、イェフディ(ユーディ)・メニューインとも共演している俊英。クラリネット五重奏で共演しているヴィオラの村上淳一郎はN響の首席でケルン放送響の首席も務めたこともある若手のホープ。ブラームス晩年の傑作を今が旬の奏者たちが奏でる珠玉の1枚。(輸入元情報)

    【収録情報】
    ブラームス:
    1. クラリネット三重奏曲イ短調 Op.114
    2. クラリネット五重奏曲ロ短調 Op.115


     トリオ・クロノス
      アンドレアス・ランゲンブッフ(クラリネット)
      サイモン・デフナー(チェロ)
      ゴットリーブ・ヴァリッシュ(ピアノ)

     ホセ・マリア・ブルーメンシャイン(ヴァイオリン:2)
     クリスティアン・スヴァイアラ(ヴァイオリン:2)
     村上淳一郎(ヴィオラ:2)

     録音時期:2017年4月1-18日、2019年12月22日
     録音場所:ケルン、クラウス・フォン・ビスマルク・ザール
     録音方式:ステレオ(デジタル/セッション)

  • 四分音による弦楽四重奏曲も収録
    スクリャービンとロシア未来派の弦楽四重奏曲集!


    これは大変珍しい作品集。アルトゥール・ヴァンサン・ルリエ[1892-1966]はロシア未来派の作曲家で、シェーンベルクとは異なる独自の12音技法による作曲を試みたり、世界初の図形楽譜による作品を発表したりと時代を超越した前衛作曲家。ここに収められた弦楽四重奏曲はまだそこまでの前衛性には到達していないものの、スクリャービンの影響を受けつつ自由な無調による濃厚なロマンティシズムの芳香を放つ傑作。
     アレクサンドル・スクリャービン[1872-1915]自身は弦楽四重奏曲を一切残していませんが、ここでは彼のピアノ・ソナタ『黒ミサ』の弦楽四重奏版を収録。最初から弦楽四重奏として作曲されたかのような自然な編曲で、この編曲により、スクリャービンがシェーンベルクの『浄夜』やベルクの『抒情組曲』に近い世界を築いていたことが分かります。
     イワン・ヴィシネグラツキー[1893-1979]は微分音音楽の先駆者として知られますが、この第2弦楽四重奏曲でも後期ロマン派、民族主義的、表現主義的な語法の中で微分音が使われています。いずれも他では入手困難な作品なので現代音楽ファンは必携です!(輸入元情報)

    【収録情報】
    ● ルリエ:弦楽四重奏曲第1番 (1915)
    ● シュタウデ:弦楽四重奏曲第1番 (1986)
    ● スクリャービン:黒ミサ(ピアノ・ソナタ第9番)(G.ペッソン編、弦楽四重奏版)
    ● ヴィシネグラツキー:弦楽四重奏曲第2番 Op.18〜四分音による (1930/31)


     アサセッロ四重奏団
      ロスティスラフ・コジェフニコフ(ヴァイオリン)
      バルバラ・シュトライル(ヴァイオリン)
      ユスティナ・シュリワ(ヴィオラ)
      テーム・ミョハネン(チェロ)

     録音時期:2021年7月7-9日
     録音場所:ライプツィヒ
     録音方式:ステレオ(デジタル/セッション)

  • ベートーヴェン:ハンマークラヴィーア、シューベルト:楽興の時

    ピサレヴァは1987年モスクワ生まれの若手ピアニスト。モスクワ中央音楽院でタマーラ・コロス、チャイコフスキー音楽院でセルゲイ・ドレンスキに師事した後、ベルリンでマリア・ジョアン・ピリス女史ほかに学んでいます。既にヨーロッパの多くのコンペティションで上位入賞を果たし、ヨーロッパ、日本など多くの国々でリサイタルを開催しています。端正なタッチと品格のある音楽作りに定評があり、今後の益々の活躍が期待されるホープです。(輸入元情報)

    【収録情報】
    ● シューベルト:楽興の時 D.780, Op.94
    ● ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第29番変ロ長調 Op.106『ハンマークラヴィーア』


     ナデジダ・ピサレヴァ(ピアノ)

     録音時期:2021年2月4-6日
     録音場所:ベルリン、オルベルク教会
     録音方式:ステレオ(デジタル/セッション)

  • バッハ:リュート組曲、ポンセ:前奏曲

    バッハとメキシコの作曲家マヌエル・マリア・ポンセ[1882-1948]という意外な組み合わせ。アンネ・ハーシュはワイマールを拠点に活動するギタリスト。近年、ソリスト、室内楽奏者として活動しています。ここではバッハのリュートのための組曲の精密な多声書法を艶やかな音色で弾きこなしています。
     対するポンセの『24の前奏曲』はバッハを意識していると思える多声書法とタルレガらスペインの作曲家と通底するラテン的な明晰さ、楽天性が一体となった音楽。ここでもハーシュは美しい音色で見事な演奏を披露しています。なおブックレットには武満 徹への惜しみない彼女の讃辞が掲載されおり(欧文)、今後、武満のギター作品の録音が大いに期待されるところです。(輸入元情報)

    【収録情報】
    ● J.S.バッハ:リュートのための組曲第2番ハ短調 BWV.997
    ● ポンセ:24の前奏曲 (1928/29)


     アンネ・ハーシュ(ギター)

     録音時期:2021年7月13-16日
     録音場所:ライプツィヒ、ベタニエン教会
     録音方式:ステレオ(デジタル/セッション)

  • 気まぐれな時代〜ヴィンベック:弦楽四重奏曲集

    ハインツ・ヴィンベックはドイツの作曲家で指揮者としても活躍しました。この世代の作曲家としては珍しく、大編成の標題付きの交響曲を5つも作曲しています。ここに収められた3つの弦楽四重奏曲は彼の比較的初期の作品ですが、後期ロマン派、調性音楽、新古典主義を折衷しつつ、リゲティなどの音群書法の影響も感じさせるユニークな作品。ドイツのダルムシュタット楽派を中心とした前衛音楽とは一線を画した様式で独自の路線を歩んだ作曲家でもありました。
     レオポルト・モーツァルト四重奏団は、2005年にアウグスブルク・フィルハーモニーのメンバーにより結成された弦楽四重奏団。クラシック、現代音楽からジャズまで演奏するマルチな才能を持ったアンサンブルです。(輸入元情報)

    【収録情報】
    ヴィンベック:
    ● 弦楽四重奏曲第1番『気まぐれな時代』 (1979)
    ● 弦楽四重奏曲第2番『夜の時間』 (1979)
    ● 弦楽四重奏曲第3番『狩の四重奏曲』 (1984)


     レオポルト・モーツァルト四重奏団
      ダーセ・サルミナ=フリツェン(ヴァイオリン)
      ジヴァ・チグレネツキ(ヴァイオリン)
      クリスティアン・デーリング(ヴィオラ)
      ヨハネス・グートフライシュ(チェロ)

     録音時期:2021年3月30,31日、10月12日
     録音方式:ステレオ(デジタル/セッション)

  • マグマ〜ドロテー・エーベルハルト作品集

    作曲家エーベルハルトは当初ピアノとアコーディオン、サックスを学び、後にロンドン・トリニティ・カレッジでクラリネットを、ゴールドスミス・カレッジで作曲を学びました。イギリスで学んだせいかドイツ流の前衛音楽色は薄く、新古典主義的、あるいは新ロマン派的な傾向の比較的親しみ易い作風です。『エクストラヴァガンツァ』はフランス6人組を思わせる粋で繊細な音楽。(輸入元情報)

    【収録情報】
    エーベルハルト:
    1. マグマ (2020)〜木管五重奏のための
    2. ユントス (2015/16)〜ヴァイオリンとバス・クラリネットのための
    3. エクストラヴァガンツァ (2018)〜フルートとピアノのための
    4. エオス (2015)〜フルートとクラリネットのための
    5. ネオン (2012)〜クラリネットとピアノのための
    6. キマタ(波) (2014/15)〜ヴァイオリン、ホルンとピアノのための


     モネ五重奏団(木管五重奏:1)
     アニッサ・バニアーマド(フルート:3,4)
     アクセル・グレメルシュパッハー(ピアノ:3-5)
     ゾルタン・コヴァーチ(クラリネット:2,5)
     カテリナ・レンドル(ヴァイオリン:2)
     トリオ・トリコロール(6)

     録音時期:2021年6月
     録音場所:フランクフルト、フェストブルク教会
     録音方式:ステレオ(デジタル/セッション)

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