ドミンゴもデル・モナコももう要らない! これぞ21世紀の『オテロ』!
「タマーニョ以来100年待ったオテロの到来」と絶賛された
カウフマン初の『オテロ』が早くも映像ソフトとして登場!
2017年6月、コヴェント・ガーデン王立歌劇場(ロイヤル・オペラ)で新演出上演されたヴェルディ『オテロ』の映像です。何といってもこの公演の話題は、世界的テノール、ヨナス・カウフマンにとっての初役だったことでしょう。オテロ役は、表現力の豊かさ、声の強靭さとバリトンからテノールまでの声域の広さを要求されるヴェルディ・オペラのテノールの中でも最大の難役で、カウフマンはその要求を見事にクリアし、満場の聴衆の圧倒的な喝さいを浴びたのでした。
「カウフマンの、年を重ねることに自信をもった歌声。オテロ歌いとして有名だったラモン・ヴィナイ、ジョン・ヴィッカーズを呼び起こすものだった」(ニューヨーク・タイムズ)、
「彼は間違いなく、ドミンゴ以来、この役の最も素晴らしい声と肉体的なカリスマ歌手」(デイリー・メール)、
「ヨナス・カウフマンは『オテロ歌い』として歴史に名を刻んだ」(OperaWire)など、各誌論評で絶賛されています。現在上り調子のイタリアのバリトン、マルコ・ヴラトーニャのイアーゴ、同じくイタリアの名花、マリア・アグレスタのデズデモナなど、共演歌手も魅力的です。
イギリスの名オペラ演出家キース・ウォーナーは、彼の特徴でもある暗い舞台上で照明をスポット的に当て、影と光で心理戦を象徴し、オテロの心理をドラマテイックに演出。指揮のパッパーノは豊麗かつメリハリの効いた音楽作りでヴェルディ後期の豊かで陰影のあるオーケストレーションの魅力をこれ以上ないほどに再現し、オーケストラこそが『オテロ』の真のドラマ、と称されることも多いこのオペラの本質を明らかにしています。
ボーナスト・ラックとして、パッパーノやカウフマンのインタビューを収録した「An introduction tothe opera」(約5分)、パッパーノとカウフマンがオテロについてリハーサルし語り合う映像(約5分)が収録されています。(輸入元情報)(写真 輸入元提供)
【収録情報】
● ヴェルディ:歌劇『オテロ』全曲
ヨナス・カウフマン(オテロ)
マルコ・ヴラトーニャ(イアーゴ)
マリア・アグレスタ(デスデモナ)
フレデリック・アントゥーン(カッシオ)
カイ・リューデル(エミーリア)
トーマス・アトキンス(ロドリーゴ)
イン・スン・シム(ロドヴィーコ)
トーマス・バーナード(伝令)、他
コヴェント・ガーデン王立歌劇場管弦楽団&合唱団
アントニオ・パッパーノ(指揮)
演出:キース・ウォーナー
収録時期:2017年6月28日
収録場所:ロンドン、コヴェント・ガーデン、ロイヤル・オペラ・ハウス(ライヴ)
映像ディレクター:ジョナサン・ハスウェル
画面:カラー、16:9
字幕:英・仏・独・伊
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※表示のポイント倍率は、ブロンズ・ゴールド・プラチナステージの場合です。