2003年から2016年まで名古屋フィルの常任指揮者を務め、2017年にも5月と9月に二度来日、2016年からはイングリッシュ・ナショナル・オペラの音楽監督という大役を任されているイギリスの名指揮者マーティン・ブラビンズ。1920年版の『ロンドン交響曲』で話題を呼んだブラビンズのヴォーン・ウィリアムズ・サイクル第3弾は、交響曲第3番(田園交響曲)と第4番の組み合わせ。
第1巻、第2巻ともヴォーン・ウィリアムズの知られざる管弦楽作品を併録しており、今回は1913年〜14年頃に作曲されながらも未完成で未出版となっていたテノール、合唱と管弦楽のためのカンタータ、サラバンド『ヘレン』を収録。クリストファー・マーロウの戯曲「フォースタス博士の悲劇」のテキストが歌詞に使われています。
第1巻はレコード芸術誌「海外盤REVIEW」で大絶賛され、第1巻&第2巻とも英グラモフォン誌では「エディターズ・チョイス」に選ばれた大注目のRVWサイクルです。ブラビンズ・ファン、英国音楽ファン要チェック!(photo by Benjamin Ealovega)(輸入元情報)
【収録情報】
ヴォーン・ウィリアムズ:
1. 交響曲第3番(田園交響曲)
2. 交響曲第4番ヘ短調
3. サラバンド『ヘレン』
エリザベス・ワッツ(ソプラノ:1)
デイヴィッド・バット・フィリップ(テノール:3)
BBC交響合唱団(3)
BBC交響楽団
マーティン・ブラビンズ(指揮)
録音時期:2018年11月26,27日(1,2)、12月2日(3)
録音場所:イギリス、ワトフォード・コロッセウム
録音方式:ステレオ(デジタル/セッション)