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CD 輸入盤
バルビローリ、ジョン(1899-1970)
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イギリスの名指揮者ジョン・バルビローリの旧EMI、PYE録音を全て収録した大型ボックスが登場!LP時代の録音はオリジナルのマスターテープから、78回転SP時代の録音は入手可能な最高のソースから、すべて24bit/192kHzリマスター。 バルビローリといえば晩年の遅めのテンポによる抒情的なアプローチが有名ですが、1950年代まではどちらかといえばそれとは逆のけっこう激しいものも多く、旋律をたっぷり歌わせ随所でラテン気質を爆発させたチャイコフスキーの交響曲第4〜6番、豪快かつ情感豊かなドヴォルザークの交響曲第7〜9番や、宇野功芳氏が絶賛していた1952年録音のシベリウスの交響曲第2番など、激烈演奏も多くあります。 このセットではそんなバルビローリの全貌を聴くことができ、CD109枚組という超大型ボックスながらお買い得価格なのも嬉しいところです。
1938年からイギリスに戻った1943年にかけて、バルビローリはニューヨーク・フィルとRCAおよびコロンビアに一連の録音を行ないました。後年のハレ管弦楽団との録音を中心とするEMI録音がよく知られているのに比べると、これらニューヨーク・フィルとの録音は78回転のモノラル録音ということもあって原盤保有会社からの復刻が積極的には行われてきませんでした。バリビローリ没後50年を機に、その全貌が最新のマスタリングによって6枚組のCDボックスにまとめられ、ついに明らかになります。
CD
モーツァルト(1756-1791)
★ジョン・バルビローリ[1899-1970]とハレ管弦楽団、1964年1月21日のコンサート。モーツァルト40番とワーグナー『神々の黄昏』から(3曲)のプログラム。BBCによる、コンサート本番前の録音テープを使用。テスタメントが発掘するまで未公開、世界初出だった音源です。 ★ハレ管弦楽団は1858年からの歴史をもちます。バルビローリはこの管弦楽団の音楽監督を1943年から亡くなるまで務め、当時存亡の危機だったともいえるオーケストラを見事に立て直し、世界的なオーケストラへと成長させた存在です。 ★バルビローリにはモーツァルト40番の商業録音はありません、62年にBBCのスタジオで行った放送録音がBBCからCD発売されていたのみです。この64年録音では、持ち前の真摯な情熱のもと、快適なテンポで、柔らかなニュアンスもまじえ、雄弁な主張を展開。音のバランスにも配慮したじつにコクのある演奏になっております。 ★もう一方のワーグナー。バルビローリとワーグナーの関係は古く、指揮者として初めて演目にとりあげたのは1927年のことでした。管弦楽演奏によって培われたオーケストラ・コントロールは、ワーグナー演奏に必要不可欠な要素であり、バルビローリが元来もっているオペラティックな要素とあいまって、ここでも理想的な演奏が展開されています。録音こそ少ないもの彼のワーグナーが高い評価を得てきたことが納得できましょう。コンサートの終曲『ブリュンヒルデの自己犠牲』には、ソプラノのアニタ・ヴェルッキ[1926-2011] が登場。ヴェルッキはフィンランドのドラマティック・ソプラノとして活躍、1961年にロンドン・デビューをし、1963/64にはバイロイトでブリュンヒルデを歌うなど、フラグスタート、ヴァルナイ、メードルの後釜はビルギット・ニルソンしかいないという世界中の悲観論のなか台頭してきた歌手です。バルビローリのワーグナーに対する愛情と、ヴェルッキの素晴らしい歌唱があいまって、ワーグナー生誕150周年記念に相応しいイヴェントになっています。 「一貫して音楽的、情熱的、そして高貴な歌唱であった。・・オーケストラは驚くべきパワーと音響で、スリリングなほど壮大さを描き、それでいてスコアの精密さもよく引き出していた」(マイケル・ケネディ、デイリィ・テレグラフ紙マンチェスター版)
エルガー(1857-1934)
★デュ・プレの短かった最盛期に行われたツアー、さらにその才能を早くから見抜き、エルガーの最も深い解釈者でもあるバルビローリとの感動ライヴ!! ★ロストロポーヴィチはBBC ミュージック・マガジンでつぎのように語っている。 「彼女は、チェロを握りしめて生まれてきたかのようだった。楽器が、手足のように、彼女の身体の有機的な部分そのものだった。なので、演奏するにあたって、音楽の流れを邪魔するものがなにひとつない。感情がそのまま音楽となってダイレクトに聴衆に届くのだ。この天賦の才は、今日でも、彼女の録音を聴けば感じ取ることができる。」 ★1967年、BBC交響楽団はブーレーズとバルビローリというふたりの指揮者に率いられ東欧ツアーを行った。このCDに収められているエルガーは、このツアーの初日1月3日のもので、現存するBBCレコーディングの中では、一番古いデュ・プレのエルガーとなる。 ★このツアーは、デュ・プレの人生で最も幸せだった期間と符号する。このツアーへ出発するほんの数日前に、デュ・プレはバレンボイムと出会い恋に落ちたのだった。このツアーの間、ジャクリーヌはバレンボイムのことばかり幸せいっぱいに話していたと多くの証言が語る。その人生の中でも、本当に幸せだった短い短い時間を記録したこの録音は、まさに彼女が生きた証であり、なにか暖かい気持ちを運んでくれる。 ★フィルアップされているバッハの無伴奏は、コンサート自体は1番から3番までのプログラムだったが、残念ながら第3番のテープだけが保存されていなかった。この録音は2005年3月、BBCによって放送され、多くのリスナーが「過去の2枚にもまさる最高の演奏」と評し大変に話題となった。(エリザベート・ウィルソン、ライナーノーツより要旨)
マーラー(1860-1911)
バルビローリは冒頭から緊迫感をみなぎらせ、トゥッティでの強力な表現やカタストロフで一気呵成にえぐり込む造型には、彼らしい情熱の発露がうかがえます。1970年シュトゥットガルト放響盤での崩壊寸前の壮絶なたたみこみも実にスリリングでしたが、BPOはさすがの機能性の高さ! 終楽章の圧倒的な表現も実に広大な射程を示しており、「最後の審判」直前の屹立するような高みを目指す広がり、嵐のように燃えさかる展開部の激しさ、終盤の剛直さの中に情感を繰り込むサー・ジョンらしいテンションの高さはやはり必聴。ベイカーの深々と格調の高いメゾ、シュターダーの気高く芯の強いソプラノ共々、感動的な歌唱です。合唱は聖ヘドヴィヒ教会合唱団。
1969年3月8日にベルリンのフィルハーモニーでおこなわれたコンサートを、自由ベルリン放送がステレオ収録したもので、リマスタリングはポール・ベイリーが担当。 この録音、もともとはEMIがバルビローリが亡くなった際に発売する予定だったものの、いかなる理由かリリースは取りやめとなりました。その後テスタメント・レーベルから発売されものが当盤になります。 バルビローリのマーラー3番といえば、BBCレジェンドからリリースされた1969年5月3日のハレ管とのライヴ(廃盤)が有名ですが、そのハレ管との録音をめぐって、10番の補筆完成で名高いデリック・クックが、EMIとひと悶着あったのは有名な話。 要は、バルビローリが亡くなった際に、クックがハレ管との第3番をEMIにレコード化するよう交渉したところ、EMI側は、ベルリン・フィルとのライヴを発売するという理由で断ってきたというもので、クックはその返答に対して「ベルリン・フィルとの録音は聴いていないが、マーラー演奏の経験の少ない彼らより、バルビローリと長年コンビを組んでいるハレ管の方が絶対に良いはずだ」と怒ったとか嘆いたとか。 実際のベルリン・フィルとの演奏は、ライヴならではの瑕疵が少なからずあるものの、バルビローリらしさのよくあらわれた個性的で見事なものといえます。 むしろこの演奏は、オーケストラが名だたるヴィルトゥオーゾ団体ということもあって、情感表現の振幅の激しさの面ではハレ管との演奏を大きく上回り、最終楽章ではヒューマンな感動が凄まじい高揚をみせて聴き手を深い感動に誘います。
音質はモノラル最高水準で解像度・迫力とも文句なし。終楽章コーダの大詰めではバルビローリの絶叫(?)と共に凄まじい音響が鳴り響きます。 演奏は全編アグレッシヴなもので、その激した表情は、スタティックで拡大鏡的な面白さのスタジオ盤とは別人の感(解釈の基本ラインは同一ですが)。オーケストラの力にも大きなものがあり、第1楽章冒頭から力強く重い低弦の迫力はベルリン・フィルならではと言えますし、アンダンテにおける弦楽の陶酔的なまでの美しさもさすがというほかありません。 なお、この演奏では、第2楽章と第3楽章を初演時のスケルツォ/アンダンテという配置にしていますが、第4楽章のハンマー・ストロークは通常の2度打ちとなっています。
ブラームス(1833-1897)
販売終了
バルビローリが晩年、ニュー・フィルハーモニア管弦楽団を指揮してEMIにセッション録音したマーラーの6番は、ディアパゾン賞を受賞するなど評価の高い演奏でしたが、このライヴ録音はその直前にロイヤル・アルバート・ホールで行われたコンサートをBBCがライヴ収録していたというもの。 中間楽章の順番は、第2楽章にアンダンテ・モデラート、第3楽章にスケルツォという構成で演奏をしています。
シベリウス(1865-1957)
バルビローリは1937年から27年間に渡ってBBCとコンチネンタル放送に膨大な放送音源を残しています。主にハレ管や他のオーケストラへ客演した際の記録ですが、それらはディスコグラフィに掲載されることがありませんでした。 今回のシベリウスの2曲のうち、第5交響曲もその中の記録で、1968年、ヘンリーウッド・プロムナード・コンサートのライヴ録音となっています。 組み合わせの第2番は、Cheskyからもリリースされていたリーダーズ・ダイジェストのための録音で、1962年にDECCAの名エンジニア、ケネス・ウィルキンソンによってセッション録音されています。ロイヤル・フィルとはこれが初めての録音でしたが、演奏は輝かしくドラマティックで、覇気に満ちたものとして知られています。
ヴェルディ(1813-1901)
最盛期のマリア・カラスとバルビローリの共演で有名な『アイーダ』。 イギリスを代表する名指揮者として活躍したバルビローリはイタリアの血を引き、実演やレコーディングでイタリア・オペラの序曲や前奏曲などをさかん取り上げていましたが、正規の全曲録音はヴェルディの『オテロ』とプッチーニの『蝶々夫人』を残したきりでした。祖父と父親がヴァイオリニストとして『オテロ』初演に参加していたという家系を持ち、イタリア・オペラに尽きせぬ愛着を抱いていたという指揮者だけに、この『アイーダ』はたいへん貴重な音源と言えるでしょう。 当盤に収録された音源は、1953年にロンドンのロイヤル・オペラ・ハウスでおこなわれた公演の実況録音で、この役を得意としたカラスとしても、この時期は過度なダイエットを経る以前の豊麗な美声を保っていた頃。しかもアムネリス役にはジュリエッタ・シミオナートという、これまた千両役者が名を連ねていることも大きなポイントです。 ラダメス役は、至難のハイCを楽々と歌いきってしまうことで有名だったチェコ出身のクルト・バウム。カラスとはメキシコで『アイーダ』を共演したおり、得意の高音をあまりにもみせつけてカラスの対抗心をおおいに煽ったという仲。この公演でも壮絶な歌合戦が繰り広げられています。 アモナスロ役は、アメリカ出身でヴェルディの諸役を得意としたジェス・ウォルタース、ランフィス役には、1958年に49歳の若さで急逝した名バス、ジュリオ・ネッリ、第1幕第2場で美声を聴かせる巫女役に、渡英まもないジョーン・サザーランドの名前が見えることにも注目です。
CD-R 輸入盤
ドヴォルザーク(1841-1904)
Elgar / Dvorak
1970年ステレオ・ライヴ録音。得意作品2曲を引っさげての客演を収録したもので、ふだんのハレ管に比べると響きの濃密さ、味の濃さが実に魅力的です。 ブラームスにはウィーン・フィルとのスタジオ盤もありましたが、こちらは実演ならではの覇気に満ちた演奏内容であり、第4楽章第2主題などでみせる人声を思わせるカンタービレの美しさも素晴らしい聴きものです。 ヴォーン=ウィリアムスの交響曲第6番もダイナミックなアプローチで聴かせます。ここではバイエルン放送響の立派な響きが作品の持ち味をうまく引き出しているのが印象的。 2曲ともに、良いオケを得たバルビローリの魅力が横溢する名演です。
ベルリオーズ(1803-1869)
Orchestral Concert
DVD 輸入盤
ハイドン(1732-1809)