カニエ・ウェストのレーベル、G.O.O.D.Music所属のラッパー、Kid CudiがプロデューサーのDot Da Geniusと組んだオルタナ・ロック・ユニット、WZRD。そもそもKid Cudiはソロでもプログレやロックの要素が見受けられる作風だっただけに、違和感は全く無し。自らも楽器を担当し、貪欲に音楽の幅を広げていく2人のパワーと底知れぬ才能を感じさせるアルバム！

リル・ウェインとピート・ウェンツが競り合った次世代ヒップ・ホップ・スター、タイガ！リル・ウェインが自ら契約を交わし、キャッシュ・マネー／ヤング・マネー移籍第一弾！注目のセカンド・アルバムは、発売前にサンプリング許諾関係で回収騒ぎがあったりしましたが無事リリース（インター盤は3月発売に）。メロウ・ラップ・チューン「Far Away」、フロア激震のヒットチューン「Rack City」収録。ゲストはニッキー・ミナージュ、リル・ウェイン、ファレル、クリス・ブラウン、バスタ・ライムス、T-Pain、ロビン・シック、ナズ、ワーレイ他、超ゴージャス！

プロデューサー、スキー・ビーツが才能ある若手MC達をフィーチャーしたプロジェクト、『24 Hour Karate School』の最新作。今回も、カレンシー、マック・ミラー、スターリー、マイキー・ロックス（クール・キッズ）、タビ・ボネイ、Cプラス、DA$H、スモークDZAら気鋭がこぞって参加。

一時はヒップホップ・ゲームの先頭を走り、ヒットを連発していたクーンズ出身のラッパー、ジャ・ルール。50セントとのビーフや所属レーベルであったMurder Inc.のゴタゴタで人気に陰りが出ていたところに、追い打ちをかけるように銃所持違反で有罪に。さらに本人の脱税もあり刑期が伸びており、現在も服役中。そんな彼が、シーンへの復活を狙うニューアルバムが本作。独特のシャガレ・ヴォイスとメロウなメロディラインのフックのコントラストが非常にジャ・ルールらしい「Real Life Fantasy」を発表。プロダクションを手がけるのはMurder Inc.のお抱えプロデューサーであった同士、7オーリアスが全曲担当。

2009年に『If Tomorrow Comes』でデビューを果たしたNYはブルックリンの実力派ラッパー、Mainoのセカンド・アルバム。前作は過去の自分を語ったものでしたが、ニューアルバムは、その後のアーティストとして生活が一変したことを盛り込んでいるそう。当初Lil Wayneをフィーチャーしていた「Cream」はT.I.とMeek Millが参加したリミックスバージョンを採用。

デ・ラ・ソウルのプロデューサーとしても有名な、プリンス・ポール プロデュース。ジュラシック5、ザ・ルーツ、ディガブル・プラネッツのメンバーが参加！全米児童教育関連団体・協会でも評価された、HIPHOP世代のパパ・ママがキッズと一緒に楽しめる1枚。

ベイエリアのラップ・レジェンド、Too $hortの19枚目（！）のニューアルバム！50 CentやSnoop Doggといった大物から、ベテランKokane、さらに長きにベイエリアを支えてきた盟友E-40が参加。若手のRichie RichやRico Tha Kiddらベイエリアの注目株も参加。リード・シングルはE-40をフィーチャーした「Money On The Floor」でオリエンタルなビートが癖になる1曲。

サンディエゴのラティーノ・ラッパー、Calsのニューアルバム。単なるスウィート＆メロウではなく、フロア仕様のシンセバリバリチューンや、王道ウェッサイ・ファンク、オートチューン使い、エモーショナルなスムース・トラックまで収録されており、メインストリーム好きにも十分響く好内容。

ウェストコーストレジェンドMack 10が自ら日本へ進出しHoo Bangin' Japanを発足！デビューから約17年その間に制作されたプラチナ級な作品を厳選した日本独占シリーズの第一弾はこのCertified Platinum。次回作も気になるところです。

西海岸のアンダーグラウンドを代表するベテラン・ラッパー、Planet Asiaの新作。タイトルは1980年代、土曜の午後に放送されていたテレビ番組からとったもので、そこで放送されていたB級カンフー映画からインスパイアされたアルバムとのこと。ゲストにはTalib Kweli、Paul Wall、Raekwon、Fashawn、Willie The Kid、Camp Lo、Krondon、Phil Da Agony、Jacka、Mitchy Slick、Mistah F.A.B.、Torae、Ras Kassら地域関係なく豪華。プロデューサーにはDirtydiggs、Khrysis（Away Team)、Twiz The Beat Pro、Oh Noら。

フランスのプロデューサー・ユニットがNYの老舗FAT BEATSからデビュー。フリーダウンロードで話題を呼んだ「Wings」や奇妙なPVが印象的な「Time Leak」など、エレクトロ・ミーツ・ヒップホップと単語にするとちょっとあれですが、かなり未来派なサウンド。デイム・ファンクなどが好きならツボのはず。タリブ、エルザイ、MFドゥームらUSの気鋭MCが参加。

変速＆高速ラップがトレードマークで、毎度刺激的なコラボを挑み続けているLAのラッパー、Busdriverの7枚目のアルバム。今作では、倍速ラップだけでなく、多様なスタイルを披露。またプロダクションも近年の彼が関わってきたビート・シーンからの影響も大きい内容で、プロデュースを担当したのはベルギーのプロデューサーのLoden。2年間、一度も対面することなく制作されたというのが信じられないくらいに抜群の相性を見せつけています。

かつてはJazzy Jeff主催のA Touch Of Jazzに属し、アルバム『The Magnificent』に大々的にフィーチャーされ注目を浴びたワシントンのクルー・Low Budget Production所属のMC・Sean Bornによる新作。ブラッシュアップされまくったリリカルなMCスタイルも去ることながら、Kev Brown、Oddisee、Dunc (DTMD)らによるソウルフルなプロダクションも冴えわたる。

UKはブライトンのDJ/ディガー、DJ Formatの７年ぶりニューアルバム。USのDJ兼プロデューサー兼MCのEdanとご存知Mr Lif、ミドルスクール期から活躍するフィラデルフィアの怪人ラッパー・Phill Most Chill、そしてFormatとは掘り仲間でMCもこなすSureshot La Rockら、オールドスクール風味溢れるラッパー陣を起用。また、ビンテージ感溢れるエレクトロニック・ユニット・Simonsoundや、Tru Thoughtsからのリリースで知られるNostalgia 77をフィーチャーしジャズやブルースのフレイバーもプラスし、ジャンレスに響く作品に。

90年代後半の盟友RJD2とのリンクからそのキャリアを開始し、現在はソロのMCとしてアンダーグラウンド界に君臨する奇才ラッパー・Copywriteによる豪華ゲスト陣満載の新アルバム！先だってPVが公開された「Swaggot Killaz」など、気怠さの中にもコミカルなバウンシーさを盛り込んだ生粋のサンプリング・ビートで贈る全17曲。

アングラ・ファンから根強い人気を誇る90年代後期から活躍しているシカゴのラッパー、Infinito 2017のニューアルバム。本作は、彼がスペインにツアーに出た際に現地のプロデューサー・Dioxとコラボし制作されたもの。

ファッションブランド、.efiLevolのブランド・イメージをDJ Chikaが音楽の世界観で紡いだプロジェクト。ファッションにおいてジャンルレスを定義するブランディングを、まさに音楽に落とし込んだコレクション・サウンド。ゲスト・ラッパーのNieveとOthelloのアプローチも聴きどころ。

広島のシーンを牽引するベテラン、DJ SANTANAの最新オフィシャル・ミックスCDは再度話題を呼んでいるレゲトン・ミックス！長きにわたりフロアをわかせてきたとっておきのキラー・チューンから哀愁メロウ・ナンバーまで充実の内容で、ラテン〜レゲトンの決定版的な1枚と言えるでしょう。