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Review List of ユローヂィヴィ 

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  • 2 people agree with this review
     2015/06/03

    オイストラフのヴァイオリンを聴いているとたまにヴァイオリンという楽器の音色を越えた何かを感じるときがある。

    一音一音に意味があるようで、音符を弾いているのではなくて、まるで言葉を話しているようだ。

    クリュイタンスの指揮も素晴らしい。

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     2015/06/03

    ソヴィエトからロシアになって改めて録音されたムソルグスキイの作品集。

    歌曲集『日の光もなく』はスヴェトラーノフみずからオーケストレーションしたもの。

    この時期の録音にリムスキイ=コルサコフとボロディンの作品集もあるが、スヴェトラーノフが長生きしていたら他にもまだまだ録音を残してくれたことだろう。

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     2015/05/05

    もしラフマニノフが「モナ・リザ」を主人公にしたこの歌劇『モンナ・ヴァンナ』を完成させていたら…。

    『モンナ・ヴァンナ』はメーテルリンクの戯曲による作品で、ラフマニノフとメーテルリンクの組み合わせというのも興味深い。

    ラフマニノフらしいロマンチックな音楽で第1幕第3景はなかなかインパクトがある。

    アシュケナージがオペラを指揮するというのが珍しいように思う。

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     2015/05/04

    ガヴリーリンの作品は以前、声楽曲を聴いたことがありとても面白かった記憶がある。

    『鐘』はソリスト(ソプラノ3人・テノール1人・ナレーター1人)、合唱団、オーボエ、打楽器によって演奏される。

    合唱団にテキストを歌わせるだけではなく、声のオーケストラとしてヴォカリーズのように用いている所があるのが面白い。

    微分音を用いたり、動物の鳴き声を模倣したり、単なる声楽曲ではない高度なテクニックを要求する作品だ。

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     2015/05/01

    チェレプニンのピアノ作品にはラフマニノフに影響を受けたような曲がないようだと思っていたら「バラード」がまさしくそうだった。

    この第7巻には「ポルカ」や「ローラー・コースターに乗って」というチャーミングな作品や古き良き時代を描いたような「古きサンクト・ペテルブルク」。フランス国歌やイタリアの歌を引用した「航海の思い出」といった遊び心あふれる作品が並んでいる。

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     2015/04/30

    演奏も音質も素晴らしい。

    この指揮者とオーケストラでヴァインべルクの作品を次々に録音してほしい。
    ヴァインべルクはポーランド出身なのだから。

    CDは縦長の厚紙ケースに入っていて解説書が2枚あり、1枚はワルシャワ・フィルハーモニックと指揮者について、もう1枚はヴァインべルクとヴァイオリン協奏曲を弾いているソリストについて解説している。

    わりと詳しい解説なのだがヴァイオリン協奏曲についての解説の文章は交響曲第4番の半分以下だ。(交響曲第4番は各楽章ごとに細かい説明がある。)

    CDはじかに厚紙のポケットに挟まれているだけなので滑り出したり、擦れたりするのが気になる。

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     2015/04/30

    チェレプニンに叱られるかもしれないが、チェレプニンのピアノ作品はサティが提案した「家具の音楽」、生活に溶け込む音楽にふさわしいのではないだろうか。

    ロシア民謡のピアノ編曲(OP.27)では20世紀音楽ならではのアレンジをしていて面白い。

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     2015/04/11

    第1に演奏が素晴らしい。

    第2に録音がとても美しい。澄みきっている。

    ジュリアン・ジュルネによるピアノは色彩豊かで光り輝いている。

    フランクのチェロ・ソナタは原曲のヴァイオリン・ソナタよりフルート・ソナタに編曲した方が好きだった。ただ、第2楽章があまり好きでなかったがチェロで聴いてみるととても納得が行った。

    迷いのないきっぱりした弾き方からフレーズに独自の意味付けをしているのだろう。

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     2015/04/03

    コンスタンティン・イヴァノフはミャスコフスキイの作品と相性が良いのかもしれない。録音が古いのが残念だがイヴァノフの録音を色々聴いてみたい。

    スヴェトラーノフ指揮による第25番は名演です。
    第1楽章ではオーボエによる美しいソロが印象的。
    なにより作品が素晴らしい。特に第2楽章が美しい。

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     2015/04/02

    指揮者が時々もごもごと旋律を歌っているのが気になるのだが演奏が素晴らしい。

    ソリストは名前を見る限りロシア人でかためているがオーケストラも合唱団もイタリアだ。

    しかしチャイコフスキイの世界を見事に歌い上げている。
    指揮者が素晴らしいのだろう。

    (ライブ録音。)

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     2015/04/01

    全集で発売することの多いブリリアント・クラッシックスからルビンシテインの4手のためのピアノ作品集第1巻が出た。

    1枚だけで出すとは珍しい。

    全集で聴くことが出来るのは何年先だろうか?

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     2015/03/31

    レヴァインの指揮にしては派手ではなく、作品とじっくり向き合ってこの激しい音楽を意外とロマンチックに演奏している。

    第1幕のイヤーゴのバッカスの歌のあたりなどテンポが絶妙でとても心地いい。

    第2幕のクレドにおける最後の笑いもいい。

    一つ気になったのはオーケストラ・パートとヴォーカル・パートとの音量の差で、ヴォーカル・パートが小さめに調節されているようなので、せっかくの素晴らしい歌唱がオーケストラにかき消されてしまっている所がある。スタジオ録音なのだから歌を前面に出して欲しかった。

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     2015/03/31

    なんとも奇妙な名盤。

    1959年6月20日のボリショイ歌劇場でのライブ録音。

    どこが奇妙かというと道化師を歌うマリオ・デル・モナコが原語のイタリア語で歌い、それ以外の役を歌うロシア人歌手たちはロシア語で歌っているからだ。

    イタリア語とロシア語が交差する『道化師』、面白いです。

    ロシア人歌手たちもデル・モナコに負けず劣らず素晴らしいです。

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     2015/03/28

    指揮者のガリエラは初めて知ったが個人的に好きなタイプの指揮者だ。荒いが線が太いのがいい。

    『セヴィリアの理髪師』はあまり好きではなかったが、この指揮でとても楽しめた。

    フィガロを歌うゴッビはさすがというか味があって、アクというか芝居臭さがいい。

    カラスがロジーナを歌うには声が重たいように思っていたが技術でカバーしているのはさすがだ。

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     2015/03/16

    レスコーフの小説『封印された天使』をもとにして教会スラブ語で歌われる作品。

    『封印された天使』はムソルグスキイの歌劇『ホヴァンシチナ』にも登場する分離派教徒たちが主人公だ。

    原作の『封印された天使』は読んだことがないが、ドストエフスキイが『作家の日記』1873年の「途方にくれたお顔つき」という題で最近読んだ現代文学作品として分析をしているのを読んだことがある。

    シチェドリンは合唱とフルートの為にこの作品を作曲し、レスコーフの作品からは歌劇にもオラトリオにも作曲出来そうだが、仕上がった作品はまるでミサ曲のようでとても美しい。

    シチェドリン自身、家系としてロシア聖教に深い関わりがあり、音楽を学び始めた頃からロシア聖教の典礼音楽が特別なものであったという。

    ソヴィエト時代に宗教は基本的に禁止されていて教会は荒れ放題だったり、破壊され市営プール「モスクワ」になった有名な救世主聖堂の例もあるが、ソヴィエト崩壊から新生ロシア誕生以降、ロシアの人々にとってロシア聖教が再び心の拠り所となっているという。
    ソヴィエト時代、幾つかは生きた教会はあったものの、人々が信仰を持っていても表向きは隠していたと言われる時代を考えるとこの作品は実に意義深いものだ。

    教会からイコンが運び出され射撃の的にされていた話を読んだことがあるが、そんな時代でも信仰を持ち続けた人にとってはなおさらだろう。

    (この作品の初演は1988年の6月18日。)

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