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Review List of sunny 

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  • 2 people agree with this review
     2013/07/19

    31歳、若くして亡くなってしまった、極貧だったけれど、多くの友人に囲まれ作曲し続けたシューベルト。シンフォニーも良いが、やはりシューベルトは、歌曲を含め、器楽、室内楽、親しき人と共に演奏する音楽を、多く書き遺したロマンティストだと思う。シフさんの演奏は、やっぱり腕も、ハートもお見事で、音楽に酔わせてくれます。奥様のヴァイオリン、ちょっと控えめの様な感、ありますが、ボヘミアン、夢心地の2曲、堪能できる、ECMならではの名盤。よくぞこのレーベルは、クラシックに進出してくれた。良盤ばかり。

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     2013/07/18

    ヨッフム、バンベルグ響の神品演奏、モーツァルトが、消えて行くなんてあってはならない!ハフナー・シンフォニー、「プラハ」の、Eurodisc-RCA 盤は、どこへ消えた。あんなに慈愛に満ちて、活力あるモーツァルト、他にない。その時期の彼等にしか演奏できぬ。あんなにいい演奏は、残さねば。より多くの人間の耳に、心に響く演奏なのに。BMG-SONY さん、再発を。嗚呼、何て事だ。ここにも、こんなに素晴らしいモーツァルトが、確かにある。ならば、消えてはならぬ。嘆かずに、いられようか。

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     2013/07/17

    イブラギモヴァとのデュオで名の知ったこのピアニスト、腕もハートも達者、注目のピリオド・アプローチのオケ、ラ・シエクルの指揮者ロトと組んでのフランクは、地元、ベルギーのオケでのピアノ付き交響詩、実質ピアノ協奏曲での登場。やっぱり、只者では、ありませぬ。躍動感たっぷりのオケとの共演。実演では、あまりお目にかからない曲ばかりですが、これがどうして、面白い、いい曲ばかりです。粒達のいいピアノ、この曲をレパートリーに弾くのは、流石。ロトは、ここでも快調。まずは、一聴あれ。

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     2013/07/17

    先ほど、プロムスでの、このコンビの「春の祭典」を聴き、それから、このCDを聴いた。ピリオド・アプローチもここまで来ましたか。これまでの演奏が、陳腐に聴こえてしまうほど新鮮、刺激的。本来、古く、戻っている筈なのに、今生まれたかのように、若々しく、攻める勢い、生命力に溢れています。音楽に、未来はありました。もう、戻れません。少々、粗いと感じる位で、それがまた、宜しい。もう、老人は、去るのみ。新たな才能、彼らの時代が、やってくる。ブリュッヘンさんや、レオンハルトさんが生きていて、この演奏を、聴いてどう思うだろうか。

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     2013/07/16

    イブラギモヴァは、バッハ、ベートーヴェン、キアーロスクーロカルテットで、モーツァルト、シューベルトと、古典、ロマン派のピリオドアプローチでの演奏を聴いて、強いアーティストとしての意思と情熱ある演奏に感嘆してました。近代、ラヴェルは如何に。と、思って聴き始めれば、ルクーと言う名の作曲家の作品で、始まりました。これが、又、凄い。いい作品です。24歳で腸チフスで亡くなった人で、若いのによく書かれた情感深い作品。2楽章、見事です。ラヴェルは、若い頃に書き、未完、死後発見された”遺作”と呼ばれる作品を1番にし、3楽章の作品を2番としています。1楽章から引き込まれてしまう。美しい。が、これも、ブルースと題された2楽章が、白眉。3楽章のノリも、ティベルギアンのピアノも素晴らしい。ヴァイオリニストの試金石、ツイガ―ヌのカデンツァも、流石。唖然としてしまいます。常に期待を裏切らないイブラギモヴァは、技、思慮、ソウルもある天才。改めて、凄んごいネエチャンだと、思い知らされました。フォーレ、サン・サーンス(ソナタも、コンチェルトも)、フランクも、ロシアものも、聴きたくなる。2013年は、ベートーヴェンでの来日公演、至極楽しみ。

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     2013/07/12

    ドホナーニ、ウィーンフィルの「スコットランド」は、名演です。叙情性、躍動感、しなやかな弦に管、揃った滅多に聴けないノッた、歌うウィーンフィルの美音が聴けます。「フィンガル」も同様。「イタリア」は、Decca 初のデジタル録音で、ちょっと音が固め。「スコットランド」は、これに勝る盤無し、と、言ってもいい。クリーブランド管を、指揮した物もあり、オケ、レコード会社、時と場所でこうも変わるか、と言う聴き比べも楽しい。クリーヴランドでは、もっとテンポ早まり、機能的、即物的。ウィーン盤は、じっくりと、味わえます。お薦めの盤。祝再発。残って欲しい演奏です。ドホナーニは、最近でも、フィルハーモニア管とのブラームス2番でも、同様のロマンティック、歌心溢れ、かつ躍動感ある演奏を、しています。聴き逃すのは、もったいない!

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     2013/07/03

    どの曲も良い。作曲家と言うのは、流石の人達だ。カンガさんは、国宝級の人。サン・サーンスは、特に、絶品。美しい。素晴らしい。

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     2013/07/03

    ’79年から’80年に、かけて録音された、怖ろしい位の名人の弾き手、吹き手による演奏。正に、入魂、火の玉のように、吹いてらっしゃいます。ちっとも、古い音楽だとは、思えない。これこそ、音楽。

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     2013/07/02

    ヴィクトリア・ムローヴァの現夫君の、このチェリスト、「ぺサント・ガール」の、仕掛け人でもあるのですが、とんでもないぶっ飛んだチェリストで、こうした比較的真っ当な、イギリス人ならではのブリテンとその周辺作品集、出されました。一方で、新進音楽家、電子音楽、アフリカ、中近東、ジプシー、伝承音楽、古楽にも、興味を見出し、コラボ、アジア、東京、を始め、世界各地のオーケストラのトレ―ナー、ワークショップも行う、音楽の可能性、広げゆく才人。しっかり、ムローヴァへの愛の歌(ブリテン)も、奏している。

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     2013/07/01

    あんなに沢山、RCAから出ていたアン・アキコ・マイヤーズさんのCD、殆んど消えている。何たることだ。もう、メジャーレーベルは、お若いべっぴんさん、新しい、お安い人しか手を出せないのが、現状?1970年、お生れですので、お子様いらっしゃいます。でも、これからが、円熟、と言うのに。フランス音楽とその影響濃い、日本人の作品を集めた本作。’02年、タングルウッド、セイジ・オザワ・ホールでの録。
     東北の震災、原発事故が起きると、大阪でのコンサート、キャンセルして帰国、アメリカでは、日本支援のコンサート、開いていた。大使館の要請、当時の状況なら、仕方ないとは言え、日本人としては、有難い様な、悲しい様な。
     演奏は、選曲も面白いし、安定、耳馴染み良く、ピアニストも良。

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     2013/06/18

    やっぱり、この人の本領は、ライヴ、実際に目の前で、演奏される会場でないと、感じられないものがある。“気”、と言うか、“オーラ”と言うか、背筋ゾクゾクさせ、聴衆も支配してしまう様な、リーフレットに、許さん、平林さんが、その“凄さ”を、書いてらっしゃる、正にその通りの“音楽”が、奏でられる稀有な人です。某日本のオケに共演したい、と、申し出たら、そのオケのえらいさん、神聖なドイツ音楽をニンニク臭くする、と、のたまわれた時代もあったとの事。ともあれ、復活され、この生々しい情念深い音楽が、我が家で、聴く事が出来るのは、有り難たい。古典、近代の作品も、炎、涙まで、籠められているソウル・ミュージックである事を、教えて頂きました。

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     2013/06/12

    その昔、関西では、唯一と言って良かった深夜のクラシック番組、評論家、出谷啓さんの「デーヤンの音楽横町」のテーマ曲として流れていたこの1曲目、「タランテラ」。毒蜘蛛に刺されたら、これを踊れば治る、とされていたイタリアの舞曲。今聴けば、サヴァ―ルが、演奏してもおかしくない古楽、当時は、面白い曲だなあ、と、只、思ってました。出谷さんの選曲は、深夜にぴったり、流石の粋眼でした。リコーダー、ヴィオール、リュート、カスタネットを始めとする打楽器も多彩、舞曲、という事ですが、オルゴールの様な美しい音、メロディも沢山の、30年経ても、楽しめる1枚。そりゃ、500年前の音楽なんだから、当然か。

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     2013/05/24

    聴けば分かるのですが、音楽とは、基本、パチリ、真似、いい様に言えば、オマージュ、インスパイアされて、出来上がるものです。特にレコードなんてなかった時代には、もっと頻繁に、行われていた事でしょう。民謡から頂いて来るのは、クラシックでも常套手段だし、そこから、どう思われ、評価されるかで決まってしまう音楽と言う理不尽な世界。どこかで聴いたフレーズが、一杯出てくる、埋もれていた非業の死を遂げた若者の、才能ある作曲家の作品を、堂々録音したパーヴォは流石。N響にやってくる日々が楽しみ。ブラームスに捧げたのか、もう正常でない状態だったのか分かりませんが、そのブラームスに、ケチョンケチョンに言われたショックで、奇行に及んで、精神病院送りになったロット、と言う当時22才の若者の意欲作。音楽で生計を立てるのに苦しんでいたロットの気持ちを、思うと心が痛む。私達が偉いとしている、教科書にも載っている様な作曲家も、明らかに、イカレてると言う人は、沢山います。現代にも、指揮し、演奏してる人だって…。音楽とは、狂気、或いは、一般には、病んでるとされる様な心持ちから、生み出されるのかもしれません。人間、生きていられてこそですが、その証しを、私達は、今、CDと言う形で音楽を聴く事が出来ます。ロットの生きていた時代に、そんな物があれば…。合掌。
     人間、自分が生まれ、生きる時代と社会、国、境遇は選べませんから。今、私達は、恵まれている、と、言っていいのか・・・・。

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     2013/05/22

    大阪から出て、当時はソ連、ロシアで学んだ、それだけで、クラシックの世界では、傍系と、見られてしまう。でも、男でそれだけの事、、ロシアのオケ任されて、名を上げた人、いますか?。御大、スヴェトラーノフとは、一日のすれ違いの運命の混乱期だったけれど、この映像、指揮姿見れば、そりゃ、今じゃ、武道館満員にして、みんなで第九、歌わせるだけのパワーが、ある人なのが、よく分かる。なんたって、ダイナミック、格好いいんだもん。魅せられちゃいます。広告代理店が、ほっておく訳ありません。日本のクラシックの為にも、絶対必要な人。このレズギンカ、聴けば、元気が出ます。

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     2013/05/22

     名前が日本人には、読みにくい、覚えにくいですが、アリーナ・イブラギモヴァが、結成したこのカルテット。アリーナちゃんが、もちろん1stヴァイオリン。2nd も女性だったけど、いつの間にやら男性と交代して、女性3人に囲まれる男一人、という珍しい編成のカルテット、今時、と言うべきか。お陰で重みが出て安定して見える。みんな若くて、何よりノンビブラートの音が美しい。古楽だけど、新鮮な響きで、大変よろしい。デヴューCDとしての選曲も、ぴったり。柔らかくて、清らかで、モーツァルト、冒頭の響きで、私は、ノック・アウト。シューベルトも「死と乙女」だったら、全然イメージが変わっているでしょう。「ロザムンデ」で正解。今しか出せない音が、詰まってる。流石だ。やっぱり、アリーナは、只者じゃない。

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