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0 people agree with this review 2007/03/24
'03年発表。ユトレヒト大学内にあるソノロジー研究所は、西ドイツ放送局と並ぶ、ヨーロッパの電子音楽の拠点。本盤はドイツのBV Haastが編集した、ソノロジー研究所の歴史を作品で辿る2枚組。ヴァレーズ、クセナキス、ケーニッヒなど縁のある巨匠作品から、スタジオ出身のオランダ作家作品まで網羅している。 60年に同大学内に最初の電子音楽スタジオ、STEM(Studio Voor Electronische Muziek)が完成。ヴァレーズ「ポエム・エレクトロニク」(58年)は、ここで一部が制作された。フィリップス物理研究所からラーイメーカーズが教育者として招かれ、芸術監督もバディングス(62〜64年)、西ドイツから招かれたケーニッヒ(64年〜)など、蒼々たるお歴々が関わっている。ここで、ディセヴェルト、ヤン・ボアマン、ピーター・シャット、ウィル・エイスマらが作品を制作。ほか、篠原眞、コンラッド・ボーマーらが来訪し、NHK電子音楽スタジオの技術者、佐藤茂もレクチャーに招かれた。 STEMは67年に、ソノロジー研究所に改名。68年に2つ目のスタジオ、STEIM(Studio Voor Electro Instrumentale Muziek)を校内に設けた。71年からは、ケーニッヒや数学者のスタン・テンペラーズの主導でコンピュータ音楽研究に着手。84年にハーグ王立音楽院に統合されるまで、欧州の電子音楽の拠点として機能した。
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'60〜'97年作品。本作は彼の全集の「電子音楽編」で、NHKで制作された「パラレル・ミュージック」(62年)と、同傾向の電子音響作品「電気メトロノームのための音楽」を収録している。前者は不確定性によって決定された電子音をモザイク状に並べたもので、NHK電子音楽スタジオにライヴ・エレクトロニクスの手法を導入した記念碑的作品。
'79年発表。元ティン・パン・アレイのドラマーによる教則レコード。後半に林、斉藤ノブらによるリズム演奏を、前半には同リズムにオーヴァーダブしたインスト曲を収録。マナ「チャバコトリック」のプロデュースと時期が重なる本作は、名匠ハル・ブレイの「サイケデリック・パーカッション」風に、シンセを大胆にブレンド。鍵盤類はGOTO'Sチームの田代マキが担当している。中華風なシンセ曲「Sucha-Roca」やカリプソ・テクノの「El Paso」など、さりげなくYMOを意識した楽曲もあり。
'76年発表。KAMIYAスタジオのスタッフだった田崎和隆が、自らの創作のためにアープ2600を購入。鈴川元昭とともに独立し、75年に多重録音による音楽ユニットとしてスタートさせたのが、バッハ・リヴォリューション。音響デザイナーを肩書にしていた田崎主導による、詩情豊かな和製タンジェリン・ドリーム的世界。物々しい収録タイトルは、作家の有島武郎の子息・神尾明朗の発案で、制作中にメンバー入りし3人編成に。テープの完成後、発表の場を探していた彼らは、同年パリの現代音楽祭ISCMにこれを応募し、見事音楽祭賞を受賞。冨田勲に見いだされ、RVCのレッドシールからデビューという幸運に恵まれた。
'79年発表。セカンドにして最終作。P-MODELなどのデビューを手掛けている神尾明朗の主導で、テクノポップ的な展開を見せて話題に。クレジットにある、新月の小久保隆、P-MODELの平沢進、田中靖美は当時ステージのサポートをしており、バッハの制作拠点エレクトロ・サウンドの社員でもあった。アートワークは平沢の実兄の平沢裕一。冒頭の「オベリスク」は彼らが自作したレーザーリウムのための音楽だが、楽器面でも巨大なシンセサイザーやデジタル・シーケンサーを自作するなど、独自の路を邁進。その後のテクノポップの隆盛と入れ替わりに、博覧会型音楽の世界に移行していく。
0 people agree with this review 2007/03/21
'76年発表。ショートピース中心の過去作から一転して、初の長編作品に挑んだ第3作は、ストラヴィンスキーのバレエ組曲。前2作がピアノ曲だったのに対し、初の管弦楽曲を取り上げたこともあり、オーケストラ編曲はより壮大に。「魔王カスチェイ」を宇宙人になぞらえた新解釈は、SFマニアの冨田らしい。シタール風の弦楽器表現や、人声合成による深いエコーの混声合唱、京劇風のコミカルなパーカッションなど、モーグのシステム55が新たに加わって、表現もより多彩に。
'07年発表。NYのロックンロール詩人の3作目はCでデュエットを披露したブルース・スプリングスティーンほか、多彩なゲストが参加!マリン自身もそんな豪華客演に負けず、ひと皮剥けたことを思わせるソングライティングをアピール。今後、代表作として記憶されるロック作品だ。
0 people agree with this review 2007/03/18
'06年発表。BPitch Controlからのリリースでもおなじみ、MARTIN BOHMによるプロジェクト、hOUSEMEISTERが大人気のBOYS NOIZEのレーベルから1stアルバムをリリース!すでにTIGAやSURKIN、JUSTICEらもプレイしている噂のアルバム。まさにエレクトロ・ニュースクールというにふさわしいカッコいいトラックばかり収録されています!
0 people agree with this review 2007/03/14
'07年発表。1stアルバムというのは、経験も知識も未熟だけど好奇心や探究心をとにかく満たしたい、素人同然のミュージシャンが作るため、熟練の職人音楽家には決して出せない種類の音になる。例えば、音楽の完成度としてはゴミ・レベルだとしても、未知数の可能性や無限大の希望を感じさせてくれる奇跡のようなサウンドが生まれる場合もある。昨年末日本でも初期の編集盤が異様な売れ方をしたクラクソンズを聴くとそう思う。ここにはクラブやレイブといった限定された空間からは本来絶対出てこない、あらゆる人を包み込む有無を言わせない興奮と高揚感がある。理想的なデビュー作。
'07年発表。俳優アンソニー・パーキンスの息子のデビュー・アルバム。基調になっているのは、現在の米国で盛んになっているネオ・フォーク・スタイルのアコースティック・サウンドで、ホーン、ビブラフォンなどを巧みに配したアンサンブルとペーソスのある歌声が素晴らしい。
0 people agree with this review 2007/03/11
'03年発表。坂本龍一の監修によるYMOのコンピレーション。YMOのコンピレーションなんて珍しくもないが、教授の監修によるものとなれば話は別。「客観的に、公平に」と教授なりに心掛けた結果の選曲らしいが、バランスよく配置されているように思える収録曲の中にも教授らしい個性が光る魅力的な内容になっている。「開け心ー磁性紀」のステレオ・バージョン、1982年に「ミュージック・フェア」で中本マリと共演したスタンダード・ナンバー「恋人よ我に帰れ」のショート・バージョン、「BEHIND THE MASK」と名づけられる以前のCMバージョンの「BEHIND THE MASK」など初CD化のレア・トラックに加えて、映画「PROPAGANDA」の「M-16」も収録。オリジナル・アルバム未収録音源も多く、デジタル・リマスタリングされたサウンドも素晴らしい。ファンなら無視できない2枚組のベスト盤だ。
1 people agree with this review 2007/03/11
'80年発表。当初は10万枚のみの限定盤で発売されるはずだったが、予約の時点で、その2倍の注文が殺到し、限定を取り消したミニ・アルバム(オリジナルは25cmLP)。「ソリッド?」に続く待ちに待たれたスタジオ録音作品は、当時TBSラジオでカルト的な人気を誇っていたスネークマン・ショウ(桑原茂一、小林克也、伊武雅刀)とのコラボレーションというスタイルをとった。 正式なフル・アルバムでないことも加わって、より肩の力が抜けた、いわば吹っ切れたような作品である。そして、YMO作品中もっともロックのテイストを有する作品である。
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'79年発表。国内デビュー盤の(一曲を除く)全曲を、一部国内でのオーバー・ダビングを加えて、LAでリミックスし直したのが本作。 初期のYMOに影響を与えていたのが、クラフトワークやディーヴォであったことは公然の事実だが、このアメリカ仕様盤を聴く限りは、当時のシンセサイザー・ディスコものミーコ・モナルドやリップス(「東風」に吉田美奈子のスキャットを入れたのもその理由?)、ジョルジオ・モロダーらの影響を嗅ぎとるほうがむしろ正しい。
'78年発表。「宇宙幻想」に続くSF路線で、2度目のグラミー賞ノミネートの栄誉に。71年に起こった旅客機消失事件で注目された魔の三角地帯がモチーフ。プロコフィエフ「ロメオとジュリエット」、「交響曲第5番第2楽章」などを取り上げているが、コンセプト先行の本作では曲はモチーフとして集められた素材で、すべてに別題が付けられている。「地球という空洞の器」という曲では、初の自作曲「どろろ」のテーマが登場。
3 people agree with this review 2007/03/10
'77年発表。イタリア産らしく、映像の直接的でショッキングな描写と同等に、卑怯なほどに音楽が怖い。ブズーキ、タブラなどの民族音楽が呪術的な雰囲気を醸し出し、倒錯的な打楽器音が観る者を戦慄させる。
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