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Review List of 一人のクラシックオールドファン 

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     2009/11/10

    1960年代DGにBPOを振ってのベートーベン交響曲集はカラヤンのこれからの展望を示す名演で私もLPで集めました。本盤はそのBPOを振ってのDG録音のものの一部ですが特に奇数番の演奏は比較的攻撃的な曲が多いだけにカラヤンに以前から合っているように思えます。本盤のノート表紙も黒を基調にしたLP時代の懐かしいデザインでLPでは出だし「ACCディスク大賞受賞」というラベルがジャケットに貼ってあるのを思い出しました。さて奇数番ということで第3番「英雄」に触れてみますとタイム的にDGに録った主なものをメモしますと 何れもBPOで1962年@14’50A17’06B5’46C12’18(HMVレビューとは情報ソースの違いで僅かの差はあります)、 1976年@13’28A16’27B6’09C11’35、 1984年 @14’05A16’04B6’08C12’19となっておりやや1976年のものが第1楽章短めなのかなぁという感じですね。ちなみに第4番1962年収録分は@9’55A9’58B5’45C5’31(これもHMVレビューとは情報ソースの違いで僅かの差はありますが大したことではありません)であります。1962年以前のものもありますがそれはさておき1962年収録のスタイルがほぼ定まったフォルムで カラヤンがまだ50歳代半ば颯爽とした中でもBPOの重厚なやや金属的な感触の演奏は頼もしく当時も今も受取っております。 何回かそれ以降もカラヤンはベートーヴェン交響曲シリーズをリリースしていますがそれのマイナーチェンジのような或いは磨き上げといつた風に思っており1960年代分(1970年代も捨てがたい!)を最高演奏盤と私は思っております。

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     2009/11/10

    アンチェルはそうラッキーな道を歩いた様には思えない指揮者でスメタナ「わが祖国」オンリーのイメージがありましたがさにあらず・・私は本盤に入っている二重協奏曲と交響曲第2番のカップリングのCDでアンチェルのブラームスを聴いており第2交響曲の方は余計な寄り道をしないで曲の本質に迫った演奏かと思っております。個人的な盤歴なのですがバッハの弦楽作品で忘れられないアーティストにスークとナヴァラがいるのですがこれらの二人が並んで協演している1963年収録の二重協奏曲は両者のタッチには正直違いはあるものの私にとっては貴重なアンチェル参加のブラームスとして重宝します(タイムは@16’40A7’10B8’44となっております)、地味ですが素晴らしい盤です。

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     2009/11/09

    オルフのカンタータ三部作(「カルミナ・ブラーナ」、「カトゥリ・カルミナ」、「アフロディテの勝利」)の内の後者二つをこれからいよいよ大いに期待されるウェザー・メストがMROその他を振って1995年収録したものでこの三部作の中ではあの「カルミナ・ブラーナ」が圧倒的に一番有名・ポピュラーであります。さて、サンプリングで「カトゥリ・カルミナ」をこの演奏で聴きましたが正直他の演奏を聴いたこともなく、又この曲にもそんなに接しているわけではありません。「カルミナ・ブラーナ」と同じ様な心構えで聴いたのですがHMVカタログにも約10件位しかない曲で「カルミナ・ブラーナ」の100件とはえらい違いでやはりそれだけまだまだ馴染みの薄い曲なのでしょう。曲というより語り劇という感じで約37分が過ぎました。この曲?は概ね5部から構成されており出だしは合唱で「カルミナ・ブラーナ」と似たフレーズもあるのですが打楽器中心の伴奏での声部ながら合間に叫び声、笑い声、話し合い声などが入りやがてアルベジョー風の合唱を挟んで開始から13、4分の頃テノール独唱やソプラノ独唱が参加、特にテノールが無伴奏の合唱と活躍します。そして同じく開始から20分過ぎ女声合唱とソプラノが聴き易いやりとりを経て又テノールの今度は弱々しい語り。その後意思的なテノールと女声コーラス、両独唱者の掛合い、又またテノール主導で合唱に繋げます。最後の方は久しぶりに伴奏が参加してやがて全合唱、合奏でオルフのお決まりのエンドです。要は老人が本能丸出しの若者に対して物語り風に諌めるのですが結果は若者の奇声でおじゃんというストーリーらしいのです。しかしなんと言っても言葉が分からない事や「カルミナ・ブラーナ」のような聴く側が追える処が少なく異文化を味わうのみに終始した次第で「クラシック・ファン」としては敗戦気分でありました。なお、「カルミナ・ブラーナ」名演のヨッフムも本曲を収録しているそうです。演奏評価として出にくいのですが曲好みも勘案してOKランク以下・・・。

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     2009/11/09

    ベーレンライター版のベートーヴェン交響曲を聴いたのはあの有名なジンマン演奏盤(1997〜1998年収録?)が初めてでした。とにかく小生などオールド・ファンには堂々重厚なベートーヴェンしか念頭にない世代には何と軽々しい忙しいものかと面食らったのを覚えております。今やリリースされる盤は殆どがこの版か古楽器演奏かノンビブラート奏法とかとにかくサウンドが様変わりしてしまいかっての大指揮者の演奏は何だったのかさえ感じられる時があります。ラトルはVPOとベートーヴェンへアプローチするに際して協奏曲辺りからそのセンスアップに入って行ったとのことで2002年ライブにおけるこの交響曲シリーズは同じベーレンライター版を使っていても元々のVPOの音色が我々にも馴染みな上にそんなに忙しく事を運んではいないのでしょう、耳に新しい響きはあってもそう拒絶反応は起こらなかったのであります。第3番「英雄」タイム的には@16’21A15’14B6’01C12’08で足早感はありません。第1楽章出だしの二つの和音から急ぎ足に進みますが展開部ではアゴギーク、ディナミーク等ソレナリの表現で退屈させません。葬送楽章もそんなに重くもなく終わりの方はソフトランディング。第1番は少し規模を小さくしたオーケストラでタイムは@8’36A7’07B4’03C5’43となっており最近トレンド演奏には間違いありません。いずれにしてもベートーヴェン交響曲の私たちが抱いていたある部分重量感を削いだ演奏にならざるを得ないのは仕方ないのでしょう、そして好みの問題がついてまわります。それにしてもVPOの懐の深いことにも感心しますね〜。

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     2009/11/08

    クラウスのモーッアルト・ピアノソナタ盤はそんなに多く持ってはいないのですが別盤で1950年代後半収録のモノラルEMICD盤とそれから約10年以上経った1960年代後半録音のステレオCBSLP盤を各々バラで聴いてはおります。代表的な第11番を比較してみますとモノラル盤はタイムが@13’33A5’46B3’17、ステレオ盤は@11’57A5’37B3’10と差はあります。一般的にはモノラル盤の方がまだ彼女が辛うじて40歳代と60歳になった時の分より評価は高い様です。タイム的差が集中している第1楽章はなる程微妙なテンポの違いはあります、しかし私には分り易い第3楽章あの有名なトルコ行進曲の楽章・・・タイムはまず同じなのですが前者の方は節が替わる処での踏み込みがキツイというか元気があるようで後者の方はもう少しマイルドなのです。もうこうなっては好みの問題で私は飽きを感じさせない後者のマイルドさに惹かれてはおります。第11番以外の曲もその辺りの10年の彼女に映し出した年月を聴くようでどちらをとっても・・・どちらも聴くことが出来ればそれが一番・・・後悔はしないであろう清潔なモーッアルト弾きの代表的名盤です。

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     2009/11/08

    クラウスのモーッアルト・ピアノソナタ盤はそんなに多く持ってはいないのですが別盤で1950年代後半収録のモノラルEMICD盤とそれから約10年以上経った1960年代後半録音のステレオCBSLP盤を各々バラで聴いてはおります。代表的な第11番を比較してみますとモノラル盤はタイムが@13’33A5’46B3’17、ステレオ盤は@11’57A5’37B3’10と差はあります。一般的にはモノラル盤の方がまだ彼女が辛うじて40歳代と60歳になった時の分より評価は高い様です。タイム的差が集中している第1楽章はなる程微妙なテンポの違いはあります、しかし私には分り易い第3楽章あの有名なトルコ行進曲の楽章・・・タイムはまず同じなのですが前者の方は節が替わる処での踏み込みがキツイというか元気があるようで後者の方はもう少しマイルドなのです。もうこうなっては好みの問題で私は飽きを感じさせない後者のマイルドさに惹かれてはおります。第11番以外の曲もその辺りの10年の彼女に映し出した年月を聴くようでどちらをとっても・・・どちらも聴くことが出来ればそれが一番・・・後悔はしないであろう清潔なモーッアルト弾きの代表的名盤です。

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     2009/11/08

    私はバラのLP盤で交響曲第4番を聴いています。第4番は1976年LPOとの収録でタイム的には@19’21A10’29B5’29C9’10とやや第2楽章が長くなっております。ロストロボーヴィチ入魂のロシア物それもチャイコフスキーですから分厚くスラブ色濃い「これでも、これでもか」とブレーキシューが熱くなるという演奏となりました。指揮者自身が紋切り型の演奏を避けている証左でもあります。ただしそのボルテージが若干一様的にも思われ毎日つきあうには「少し暑苦しいナ」とも感じたことも事実です。従って全集とつきあうとなると聴く者の体力と相談してのことですが指揮者としての彼の腕前が「素晴らしく」収録されています。なお、「フランチェスカ・ダ・リ・ミニ」の方は未聴です。

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     2009/11/08

    著名な作曲家でバッハ程「家庭」の事がオープンな作曲家は珍しくそれだけある意味では彼は幸せだったことなのか・・・この本盤アルバムの内2声と3声インヴェンションは長男フリーデマンの教育の為にも書かれた物でスコア見開き2頁に統一された30曲各秩序を展開、ヴァルヒャはこの全体としての錦織を何か確かめるように弛緩せず展開し一面厳格さも悟らせています。全盲のこのオルガニストも母親、妻に支えられ暗譜しバッハオルガン作品を収録するという偉業を達成した大した人です。私はLPで彼のインベンションを聴いているのですがそれによりますとタイム計は2声のBWV772〜786が23’44、3声のBWV787〜801が29’17とメモされています。今でも聴き飽きしない最高ランクに私の好みには位置づけられております。

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     2009/11/08

    今や数多いブルックナー交響曲第9番盤の中で、このカイルベルト盤は1956年の収録でさすがに音色では最近演奏盤にも劣るし(私は別盤で聴いております・・・)盤自体派手な位置を主張しているわけではありません。しかし全体としてはキビキビした印象を受けタイム的には@23’16A10’53B22’22となって特に第3楽章は緊密感があります。第1楽章中頃以降全合奏等部分的にアクセント・スピードを上げ靄から現れる堂々たる山頂クライマックスに導いています。私は第2楽章の活きた運びの演奏が好きです。前述の様にテンポもやや速めの第3楽章は妙に弄くらないであっさりとダレていないのが好み次第? なお、BPOによる「魔弾の射手」序曲は1958年収録名演奏オペラ全曲からのピックアップであります。どちらも素晴らしい演奏かと思います。

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     2009/11/07

    先ずデータ的なものをメモいたしますと本盤に入っている第1番は1962年録音でタイムは@13’13A9’14B4’42C16’40で、第3番は1961年録音タイムは@9’02A8’54B5’52C8’18となつております。割と早くからLPで出ていたもので懐かしい音色のウィーン交響楽団を指揮しての若きサブァリッシュ・・・ある意味では夢も希望もある時代だったのかもしれません。交響曲全4曲ともソレナリの水準に達した音作りで私は若さ、溌剌さから第2番を筆頭に採ります。日本にも馴染みのある指揮者で知的ルックスから破綻の決して無い演奏はこの時のブラームスの交響曲集ではスケール?にもう一つ乏しい(スケールとは第1番のミュンシュ盤といったものではなく年功から来る味、奥行きみたいなもの)印象が残るものの冒頭述べましたように息の長い盤には違いありません。まお、サヴァリッシュは後年1990年代中心にLPOと全曲を再録しており最近では昔取ったNHKSOとの第1番のものも出ているようですね。

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     2009/11/07

    本盤収録曲の中で私の聴いているのは「十字軍兵士シグナール」と「ペール・ギュント組曲」だけですがコメントさせていただきます。先ず「十字軍兵士シグナール」はこのカラヤンの演奏でLP盤で初めて聴きました。前奏曲は活発なマーチ風からスタート、王のホールでの儀式めいた踊りのように移って行きます。間奏は低音弦で不安な感じからやがて展開部は早くテンポはなり打楽器に導かれたり最後は弦に戻って静かに終わります。第3楽章というか「崇めマーチング」華やかな管楽器から堂々としたマーチ・・・中ほどはややダレ気味でもクライマックスも堂々としたものでボャーと聴く分にはいいですが・・・。本命の「ペール・ギュント組曲」は本盤演奏が1971年収録なのですが丁度10年前の1961年VPOとのふくよかなVPOサウンドとは異なった(収録曲も少し大目である)BPOの透き通ったボッテリしないゆったりとした演奏が印象的でありカラヤン美学がBPOに徹底した証しでもあるのでしょう。タイム的にはあまり差はありませんが「イングリッドの嘆き」とか「ソルヴェイグの歌」といった緩楽章ではBPO盤は長めになってゆったりととにかく美しく仕上げようという意図がムード的にあります。それでも素晴らしい演奏です。なお、カラヤンは同じDGにBPOを振って1982年にもペール・ギュント組曲を録っていますが私はそれは聴いておりません。そういうわけで本盤の半分ほどは聴いておりませんのでOKランクにとどめておきます。

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     2009/11/06

    hiroshimaの方とおなじく私も初めて「十字軍兵士シグナール」をこのカラヤンの演奏でLP盤で聴いた一人です。前奏曲は活発なマーチ風からスタート、王のホールでの儀式めいた踊りのように移って行きます。間奏は低音弦で不安な感じからやがて展開部は早くテンポはなり打楽器に導かれたり最後は弦に戻って静かに終わります。第3楽章というか「崇めマーチング」華やかな管楽器から堂々としたマーチ・・・中ほどはややダレ気味でもクライマックスも堂々としたものでボャーと聴く分にはいいですね。本命のペール・ギュントは本盤が1971年収録なのですが丁度10年前の1961年VPOとのふくよかなVPOサウンドとは異なった(収録曲も少し多い)BPOの透き通ったボッテリしないゆったりとした演奏が印象的でありカラヤン美学がBPOに徹底した証しでもあるのでしょう。タイム的にはあまり差はありませんが「イングリッドの嘆き」とか「ソルヴェイグの歌」といった緩楽章ではBPO盤は長めになってゆったりととにかく美しく仕上げようという意図がムード的にあります。それでも素晴らしい演奏です。なお、カラヤンは同じDGにBPOを振って1982年にもペール・ギュント組曲を録っていますが私はそれは聴いておりません。

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     2009/11/06

    1960年代DGにBPOを振ってのベートーベン交響曲集はカラヤンのこれからの展望を示す名演で私もLPで集めました。本盤はそのBPOを振ってのDG録音のものの一部ですが特に奇数番の演奏は比較的攻撃的な曲が多いだけにカラヤンに以前から合っているように思えます。本盤のノート表紙も黒を基調にしたLP時代の懐かしいデザインでLPでは出だし「ACCディスク大賞受賞」というラベルがジャケットに貼ってあるのを思い出しました。さて奇数番ということで第3番「英雄」に触れてみますとタイム的にDGに録った主なものをメモしますと 何れもBPOで1962年@14’50A17’06B5’46C12’18(HMVレビューとは情報ソースの違いで僅かの差はあります)、 1976年@13’28A16’27B6’09C11’35、 1984年 @14’05A16’04B6’08C12’19となっておりやや1976年のものが第1楽章短めなのかなぁという感じですね。ちなみに第4番1962年収録分は@9’55A9’58B5’45C5’31(これもHMVレビューとは情報ソースの違いで僅かの差はありますが大したことではありません)であります。1962年以前のものもありますがそれはさておき1962年収録のスタイルがほぼ定まったフォルムで カラヤンがまだ50歳代半ば颯爽とした中でもBPOの重厚なやや金属的な感触の演奏は頼もしく当時も今も受取っております。 何回かそれ以降もカラヤンはベートーヴェン交響曲シリーズをリリースしていますがそれのマイナーチェンジのような或いは磨き上げといつた風に思っており1960年代分(1970年代も捨てがたい!)を最高演奏盤と私は思っております。

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     2009/11/06

    白金台の方が書き込まれたコメントにほぼつきるのではないでしょうか。表現者としてムターは自分の個性を・・・というか敢えて従来のベートーヴェンのヴァイオリン・ソナタ演奏にはない「羽目外し」を行なって自己存在を確認しているかの如くであります。こう書くとまるで滅茶苦茶な解釈演奏かと思われますが例えば第5番「春」(1998年録音)についてサンプリングしましょう。タイム的には@10’33A5’53B1’22C7’12と私のデータにはなっており特に過不足感はありません。第1楽章ゆっくりと開始され第一主題もゆったりとしたもの・・・・時には瑞々しさもほとばしります。中ほどの楽章ではふと立ち止まってみたり激しい処の演奏も中々のものです。しかし次第に終楽章に向かってでは更に情緒纏綿に・・・何もここまでしなくてもと感ずる位揺らせも多々あります・・・まるでシューベルトの世界でありベートーヴェンのあのギリシャ的なフォルムというかテイストは吹っ飛んでしまいます・・・という風に凡な私には感じられました。第9番「クロイツェル」ソナタも傾向としては同様な印象で何種類演奏でこれらの有名曲に馴染んでおられる方には結構面白いのではないかと・・・又、ムターファンには伴奏ピアノのオーキスの如くただただ従わざるを得なくなる様な演奏盤でありますね。当面OKランクにさせて下さい。

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     2009/11/05

    コンソート・リチェルカーレのバックでのバッハカンタータBWV106「神の時はいと善き・・」はこの盤だけかどうか自信がないのですが私の聴いたのコンソート・リチェルカーレのバック盤はビオラ・ダ・ガンバと指揮をP.ピエルロが担当し一声部一人の独唱者のみの・・・従って合唱部分はこの四名が歌うこととなる・・・演奏盤であります。タイム的には約20分と違和感なく歌唱も特に若干硬いものの突き抜けた様なソプラノが素晴らしく思いました。この哀悼カンタータのバック伴奏でビオラ・ダ・ガンバの働きは曲の色調を決定するだけに入念にサポートされていることが分かります。また、BWV38「深き苦しみの淵よりわれ汝に向かいて叫ぶ」をエリス・ファン・ネーヴェルとこのリチェルカーレ・コンソート(団体名が微妙?)が演奏(約19分)しているのを偶々NHKFMで聴いたのですがこれもソプラノの健闘もあってしっとりした出来具合のカンタータになっていました。古風な合唱出だしからオーボエ伴奏のテノールアリアそして比較的長い弦楽伴奏での声楽部・・・これなどリリングの盤を思い出しました。この団体(と思われる)の演奏は古楽器といっても暖かさを感じさせるものが多いと感じている次第です。本盤に直接関係ないコメントかもしれませんがこの団体(と思われる)の演奏方向だけお伝えしたく書き込みさせていただきました。兎に角OKランク以上は確保です。

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