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　2005/02/13

指揮者はバイオリンを左右配置しなかったから、弦ばかりが強調されて木管がよく通らない結果になった。クレンペラーがPoと64年に共演したライブ録音がテスタメント社から出たら、世のブルマニアどもの度肝をぶち抜くのにね…アレはこれより凄まじいよ。

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　2005/02/13

巨匠の生涯最後の引退公演をかつて海賊盤で聴いた。録音がひどいにも関わらず、なんと凄まじい世界であったか！…あれをステレオで聴けたらなｧ。世の中はうまく行かない。

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　2005/02/13

終楽章パッサカリアのコーダ処理の巧みさは、シューリヒトに並ぶ炯眼振りです。知性が熱を帯びて爆発する！…まさに言い得て妙。

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　2005/02/13

後年のバイエルン放送響とのグラモフォン録音、あれよりも確実に曲のラディカルな識域に突入した、ミュンシュ渾身の名演奏。いいよ！

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　2005/02/12

とにかく凄い！千人だから凄いということではなく、指揮者の稀なコントロール能力があってこそ可能となった史上最大の怪演。

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　2005/02/12

終楽章の「…生きるための用意をせよ！」の間際に、指揮者が渾身の想いを込めてハミングする瞬間の感動に、すべてが内包されている。クレンペラーにしか表せない深遠さと、共同体意識の空間…

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　2005/02/04

84年のウィーンフィルとの録音、あちらの方がいい。

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　2005/01/30

心臓発作の危機を背負っていたライナーの、音に霊魂が嵌入された形容しがたいほどの素晴らしい一瞬！…深すぎる、だからこそ正しい。

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　2005/01/22

ソリストが素晴らしい。カラヤンの指揮は以外に節くれ立った、インテンポ貫徹のものだが、かえってこれくらいの方が渋い。

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　2005/01/16

とにかく…こういう演奏のことを「一聞は百見に如かず（？笑）」とでも言うのだろう。

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　2005/01/11

数あるロマンティックの名盤の中でも、最も渋い名演奏。質の高さでは他の追随を許さぬクレンペラーの巨大な視座が素晴らしい。