please enable JavaScript on this site.
Guest
Platinum Stage
Gold Stage
Bronze Stage
Regular Stage
Buy Books, CDs, DVDs, Blu-ray and Goods at HMV&BOOKS online
Advanced Search
TOP > My page > Review List of robin
Previous Page
Next Page
Showing 541 - 555 of 1668 items
%%header%%
%%message%%
0 people agree with this review 2024/08/04
私はJSBさんとほぼ同意見です。だから、けんたさん、わたしの耳を疑ってくださって構いません、その代わり私はあなたの耳、音楽的センスを疑います。すべてがきっちり納まって3,5,7,9番など高揚感など感じられない。響きが表面的でその背後のベートーヴェンの音楽が持っている深さ、高揚感、前進し高みへ昇る感じなどほとんど感じられない。JSBさんご指摘の通り、きっちり整理されいかにも都会的な音、その音が含むべきベートーヴェン音楽の大事なものが抜けているように思う。セルがEMIで再録していれば違った結果になっていたであろうと思う。(セルは英米LPでほとんど聴いたセルが苦手の音楽愛好家より。)星3は与えない。
0 people agree with this review
Agree with this review
0 people agree with this review 2024/08/03
絵柄も曲も同じだが、私のはCOLUMNS CLASSIS発売のCDーRである。録音はオランダで1999年4月と記されている。曲が渋いので演奏も渋くなる。音は水準以上だが音色感はあまりない。余り見かけないCDなので購入したが、ながら的に聴くのも良いと思っている、演奏に表現力の豊かさが感じられるCDである。
宇野氏がチャイコフスキーの中で最も偉大な作品と呼んだピアノ・トリオ。(私はそうは思わないが。)今では、チョントリオやロシアのトリオの名演が聴けるが、それ以前はこの演奏がベストといっても良い優れた演奏である。学究的になることなくニュアンス豊かで存在価値十分のCDで、人によってはベスト演奏と評してもおかしくはなく、響きの豊かさが感じられる演奏である。このトリオのベートーヴェン1番のトリオの演奏もぜひ聴いていただきたい。(廃盤かも)
ハイドンの交響曲はかなり集めた。結論をいうと私とは肌(耳)に合わない演奏である。93番の出だしのフォルテなど大きいというよりきついという感じである。全体に響きの強さが目立ち、スムーズで柔らかい響きも欲しくなる。もっとコクやニュアンスの豊かさを優先してほしいと思う。どこかアーノンクールやブリュヘンの響きに似てはしないか。単に他と変わった面白いハイドンでなく、美しく心打つハイドンを求めている私とは合わない演奏であった。(半ば無味乾燥的な演奏も多い)
このCDは持っていないが、CC35ー3169とセットの21枚組で所持。音はそう変わらないだろう。40番を英LPで初めて聴いた時全く違和感はなかった。テンポが速めだが音が表面的でなく内的な表現の音で、モーツアルトの、切羽詰まった、何かに追い詰められたような心情を最もよく表していると感じさせてくれたのが、このフルトヴェングラーの40番、特に終楽章である。その意味で私には大切な演奏である。40番には1949年6月10日の演奏もあり、この巨匠の他の異演のCDも聴いてみたいとおもっている。ハイドンも他に優れた演奏があるが古典美とロマン性を見事に融合させたフルトヴェングラーの演奏に魅かれる。
持っているのは米マーキュリー輸入盤で、メンデルスゾーンの代わりに最初はエネスクのルーマニア・ラプソディ2番が入っている。これが素晴らしく良い。あと、ハンガリー舞曲とハイドン変奏曲は私には解せない演奏である。テンポが速すぎ、舞曲とは言えその中にブラームスのロマンが聴こえてきてもいいだろう、詩情やロマンに不足した演奏である。また変奏曲もニュアンス不足で物足りなない。同じハンガリー指揮者のライナー・WPOのハンガリー舞曲の演奏のほうが雰囲気豊かでは良い。ドラティはロイヤルフィルとのスラヴ舞曲もニュアンス不足の演奏であった。音だけ良いので星を3にしたがせかせかした演奏で内容は2。
0 people agree with this review 2024/08/02
硬くならずハイドンの古典的な美しさとエスプリを表現した演奏だと思う、しかし、82番などマタチッチやフェレンチークの名演に接したのでやや分が悪い。おおらかさに欠けるのである。どこかアンセルメのハイドンに似ていると思うのはわたしだけかな。今は、テイトのハイドンに深く魅せられている。J・TATEからセル、ラトル、クレンペラー、ヨッフム、ベーム、ドラティ等を超えた冠絶の名演が聴ける。
テイトは内田の伴奏指揮しか聴いたことがなかったので、今回初めて単独演奏を聴いてみた。予想以上の素晴らしさである。まず、100番の初めの遅く深々とした序奏に心奪われる。びっくりは96番でオケの古典的な深い響き、美しさ、スタイル等、何もかもハイドンにピッタリで、豊かな表現力にすっかり魅せられた。モノラルのワルター、ステレオのパレーを超えていると思うほどで、評判の良いセルやヨッフム、ディヴィスなど比較にならない素晴らしさである。地味でおとなしい印象の指揮者だが、ベートヴェンやブラームスの録音が少ないのがマイナスになっているのだろうか。シベリウスを録音すれば注目されるかもと、外野席の私は余計なことを考える。(ラトルのシベリウスなど浅っぽくてとても聴けたものではないと思っている私である。)
0 people agree with this review 2024/08/01
3番も9番も名演と呼ぶにふさわしい。3番などワルター・NBCも良いがこのシューリヒトは内的迫力がみなぎってそれが音にでている。最初から終わりまで充実しきった英雄で、その点ではフルトヴェングラーの英雄を超えている(ウラニアのエロイカ以上かも)。シューリヒトの英雄は5種持っているがこれが音も含めベストだと思う。ディスク・モンターニュの英雄など大人しく聴こえるほどの冠絶の演奏だと思う。9番も素晴らしい。英SBTで聴くパリ音楽院の第9と双璧の演奏である。なを、私はこの3番をforgotten records fr847でも持っているが、好みもあるがfr847のほうが生々しい音である。1番はデっカのWPOとのモノラルの演奏がセンスの良さが出て好きである。
まず、英LPで聴いた時はびっくりの音だった。分厚い響きとレンジの広がりに圧倒された記憶がある。CDになってその音はやや細身の音になったが。演奏は男性的で太い印象である。もう少し細やかさがあればと思う。評論家諸氏が一向に取り上げないので見向く人もほとんどいないCDだが、高級な装置をお持ちの方にぜひ聴いてもらいたいと思う。びっくりの音が聴けます。演奏も失望はしません。
聴き物はサン・サーンスとフランクだと思う。共に録音の良さも手伝って明るい響きにニュアンス豊かに演奏されている。幻想も悪くはないが、LPではリハ風景もついていた。そのリハ風景の幻想が素晴らしく、本番の演奏はやや落ちると記憶している。緻密さと迫力がリハに比べ落ちるのだ。だから、ここで聴くべきは、サンサーンスとフランクだと思うが、あくまで私見であるので、幻想により魅力を見出す人がいても不思議ではない。録音の良さは流石デっカと思わせる素晴らしさを今でも保っている。
オケの上手さが光っている。協奏交響曲をヤンソンスと比べて聴いた。ラトルのほうが変化陰影に富みちょっとしたところにオケの上手さが出ている、これは指揮者の違いかオケの違いか分からないが、間違いなくこのラトルのほうが聴かせる。しかし聴いてより面白いのはノリントンである。交響曲も申し分なく素晴らしい演奏である。ラトルをあらためて見直したCDであった。
有名な演奏で、故有名評論家の推薦しているCDであるが、私は余り好きではない。指揮者バーンスタインとウィーンフィルの間に隙間がありしっくりいっていないように感じ、特にオケにイマイチ気分がのっていないように思う。聴いていて何となくよそ行きの感じがする。
ウィーンフィルだけに響きは美しいが、切り込んだものが感じられないので、響きの美しさだけでインパクトに欠けるところが多い。2,3,4,5番など他に名演が多いので存在意義が小さく、この指揮者の限界のようなものを感じてしまう。メンデルスゾーンと云えども心震わすような演奏を求めたい、4番のイタリアなど、トスカ二ー二がそうで、比べれば雲泥の差である。
初期ステレオ録音だが鑑賞には差し支えないと思う。問題はカザルスで、腕の衰えが出ており音に切れがなくレガート的に流れてしまうように聴こえる。トリオとしての立体的な演奏は期待できない。
Back to Top