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　2016/03/21

昔「幻の指揮者」であった神のような存在。鉄のカーテン、飛行機嫌い、といったこともあって、日本には来ないと思われたこともあったのですが、４度も来日公演しました。父親が音楽家招聘の仕事をされていたことから身近に接する機会のあったムラヴィンスキー像がとても素晴らしく、あらためてムラヴィンスキーの録音を聴き始めています。

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　2016/03/21

Glinka作品「速！」と驚く名演です。この曲でこの演奏を超えるものは今のところ知りません。ゲルギエフのショスタコビッチｓｙｍ��4の速い箇所も見事でしたが、いずれも感動的です。

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　2016/03/21

実にすっきりした爽やかな演奏です。演奏者（ｍravinsky＆Leningradｐｏ）に対する先入観では、ショスタコビッチやワーグナーが得意であることから、荒々しい金管＆打楽器炸裂のイメージがあったのですが、ウイーン古典派作品では（金管打楽器も少ないのですが）すがすがしい演奏です。半世紀前には（特に良い録音での）入手が難しかったムラビンスキー録音が簡単に入手できる良い時代になりました。

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　2016/03/14

アバード＆アルゲリッチのプロコフィエフピアノ協奏曲第３番の名演に並びうる上質な演奏と思います。しかも最新の技術により録音も良好。ランラン氏はいつも楽しそうに躍動的にピアノを弾くので、演奏時の表情や手の動きを見るのも価値があり、添付のＤＶＤとは別に、単独で売っているこの演奏のＤＶＤも買ってみたいところです。

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　2016/03/13

もともとオペラや楽劇は好きではなかった私が魅せられた映像です。時代設定が現代風で背広姿が目立ち、嬉しい違和感に感激しました。演奏も優秀。これを視聴すると、自分自身の若き日々が蘇ってきます。

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　2016/03/13

半世紀ほど前にこのアルゲリッチ＆アバード盤のレコードが発売され、プロコフィエフピアノ協奏曲��3を生まれてはじめて聴きました。その後他の演奏も数えきれないほど聴きましたが、この演奏に並ぶものはなかなかありません。演奏者の容貌と同じく端正な演奏だと感じます。このジャケットの写真がとても印象的です。

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　2016/03/07

バルビローリ＆ハレ管弦楽団の交響曲第５番といえば、半世紀ほど前に私がこの曲に初めて出会ったときの組み合わせで、個人的に思い入れのある盤です。録音はこの当時の水準であっても、カラヤン盤とならび今でも個人的には高評価です。

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　2016/03/07

「かたみ歌」と同じ手法の連作短編集による朱川作品の魅力に味わい深い感銘を受けます。登場人物の重複が交響曲的です。昭和40〜50年代の風景描写と時代気分が懐かしく感じられます。

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　2016/03/05

「パナンビ」「エスタンシア」といった野性的な響きやリズムに魅力があるヒナステラの別の面を聞きとれる曲かもしれません。もともと「ハープ協奏曲」範疇の作品数は古今東西少ないのですが、ヒナステラの作品は一級品です。第3楽章は洗練されていてもやはりヒナステラサウンドです。

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　2016/03/05

「4つの小品」の第2曲は半世紀前の高校時代から好きな曲でした。当時あまりＣＤやレコードで出ていなかったのですが、最近ブーレーズ盤を聞いてなつかしく思っています。「中国の不思議な役人」やヒナステラ作品を彷彿させる野性的な響きが元気を呼んでくれそうです。

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　2016/03/03

タランテラやオスティナートやトッカータといった符点音符のない流れるような音楽こそが安らぎをもたらすのではないかと考えさせられる曲集でした。プロコフィエフのピアノ協奏曲第3番第一楽章終結部のパッセージ、あるいはフィットキンのサーキットなど、こういう範疇の好きな人にはこの曲集はヒットするかもしれません。

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　2016/02/28

あらためて司馬さんの偉大さと仕事の質と量を再認識した1冊。普通の人の何倍分の人生を生きられたのか、敬意を表します。

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　2016/02/28

『ウエスト・サイド・ストーリー』と『プレリュード、フーガとリフ』については、気分が落ち込んだときの活力回復には最適の演奏です。元気が出ます。他の演奏者の演奏よりも一段と活気がみなぎっています。

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　2016/02/28

半世紀ほど前の発売時、『ペトルーシュカ』において冒頭のフルートの演奏をはじめとしてかなり個性的なものと感じました。『春の祭典』はこれが発売されたときのレコードジャケットが印象的でしたが、この曲に期待される迫力面ではちょっと煮え切らない思いがありました。しかし個性的であり丁寧な洗練された演奏であることに敬意を表しています。

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　2016/02/28

私が半世紀ほど前に初めて聞いた「春の祭典」は若き日のメータ氏が指揮するこの演奏でした。当時としては良い録音で、心の中ではこの曲の原点です。