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Review List of 司那夫金 

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     2013/01/30

    言いようによれば「非の付け所のない名演」とも言えるが、どこをどう感動していいのかもわからない。これほどへんてこりんな曲ともなれば、楽譜などタダの手がかりに過ぎず、それらの音符をヒントにして、指揮者がどう料理していくのか?が この曲のミソになるはず。その意味では「絵に描いてある美味しい料理」的演奏だ。

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     2013/01/29

    こういう名演奏を聴くと、「悲劇的」というネガティヴなタイトルに疑問を抱かざるを得ない。この曲はあまり深刻に演奏しすぎると、主張のあいまいなカラ回り的演奏になってしまう。その点、このプレートルの「悲劇」は、例えばディズニーのアニメに出て来るヒーローやヒロインたちの「悲劇」を思わせる。悪役もどこか動きがコミカルだったり、主人公たちの悲劇も、涙をそそるというより、むしろその後の方向性として予定調和が約束されているような、「童話の中で展開される悲劇」的色彩を感じる。

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     2013/01/03

    シャイーやカラヤンの演奏で聴くと、良くも悪くも「オーケストラ用の管弦楽曲」を意識するが、このジェルメッティ盤で聴くと、「トムとジェリー」が脳裏を去来する。弦や菅がそれぞれ自己主張するようなタイプの演奏ではない。テーマ性や、各曲の描き分けを念頭に置いたような演奏でもない。ロッシーニや散髪屋などとは無縁な、ただただリスナーを『ノセ』ようとする姿勢のみ感じられ、いつ聴いてもいつまで聴いても飽きない。

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     2012/12/29

    古くて安い廉価版だということもあり、なんとなく買って、なんとなく聴いていたが、ふっと非の付け所のないほどの名盤であることに気付いた。貫禄や迫力で押し切ったような演奏ではない。人生の老境に達して一人、ゆっくり正月気分を味わうような、大人びた味わいのある演奏である。

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     2012/12/28

    モーツァルトの個性の一つを「天衣無縫」という言葉で表現するなら、カラヤンの完全主義ほどその個性を際立たせる演奏は他に類例を見ない。カラヤンの嫌われる原因の一つに、作曲者を押しのけて指揮者が飛び出してしまった演奏をすることが挙げられると思う。確かに私も、カラヤンの指揮するベートーヴェンやチャイコフスキーは、まったく聴く気になれない。しかしこのCDで聴けるような傲慢なモーツァルトも、実際モーツァルトに確かに内在する個性の一つであり、それ(のみ?)を際立たせた特異なモーツァルト演奏として、非常に存在価値の高い録音だと思う。

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     2012/12/16

    近年の印象はだいぶ違ってきてはいるが、このマーラー録音当時のインバルの「音」は、ひたすら暗かった。精神性が暗いとかいう抽象的な意味ではなく、音そのものが広がらず、ブラックホールのように縮こまって 光も洩らさぬような音作りだったという意味だ。そういう演奏は、個人的には好まないので、インパルのCDで所有しているのは、このマーラーの5番とあとはベルリオーズくらいなものだ。マーラーの第5番(とベルリオーズ)は、そういったインバルの「音」が、たまたまこ(れら)の曲の曲想にピッタリ合っている。この手の「激情」というのは、爆発的に発散させるよりも、「物静かなんだが、目つきがオカシイ…」みたいな方が、表現としてよりピッタリしてるような気がするのだ。

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     2012/12/06

    とりわけブラームスが素晴らしい。第1楽章だけはハッキリ言って可もなく不可もないような凡演だが、第2楽章からクウキがガラッと変わってくる。目を瞑ると、まるで19世紀のヨーロッパの風景が脳裏に浮かぶようだ。聴き進めていくうちに 耳が離せなくなり、終楽章あたりでは思わずノリノリな気分になってしまう。他の曲も悪くはないが、このブラームスが収録されているということだけで、このディスクは買う価値があると思う。

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     2012/12/02

    アバドのマーラーの交響曲のディスクのうち、各曲の第一回録音の再売の批評が、レコード芸術9月号の100ページに載っていた。 驚いたことに、ここに書かれた批評は私にとって、9番10番の批評の一部を除けば、徹頭徹尾 「まさにその通り!」と納得&共感しまくりの批評だった。批評家の意見とこれほど意見が一致した体験は、いまだかつて記憶にない。マーラの曲をはじめて聴いたとき(バーンスタイン/ニューヨークフィル盤)、私にはこの曲が前衛音楽に聴こえた。しかし今思えば、ベートーヴェンやワーグナーなどの、現在はポピュラーな曲であっても、作曲当時からしばらくは、聴く人にとっては前衛的だったはず。私にとって、マーラーが前衛音楽ではなくなった瞬間は、このアバド/シカゴ盤を体験した時だと思う。「一点から世界全体を見る」のではなく、「世界全体を丸ごと外から眺めている」ような、「閉じたマーラー」とも言える演奏で、マーラー世界の全体像が把握できた。。。そんな感想を持った一枚だった。

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     2012/11/27

    昭和の時代に、それぞれ(確か3,800円もした)別売りで買ったCDの感想なので、録音などの印象が多少違っているかもしれませんが…。当時はCDは高級品で、「一曲一CD」という意識があったせいか、けっこう慎重に選んで購入していたのだが、これらクーベリックの演奏は、知=情=意 のバランスが非常に高次元でバランスよく共存していて、20年たっても買った後悔はしないだろうなと思いつつ選んだと思う。私にとってクーベリックとは、当時このような手堅い演奏をする指揮者だと思っていたのだが、その後 様々なライブの爆演を耳にするにつけ、「ひょっとしてこれら(この7枚に録音されている演奏)の演奏は、SONYかなにかに『こういう手堅い印象になるように演奏してください』と指示されて、指揮者本人の意思とは別のところで演奏された録音なのではないだろうか?」と勘繰るようになってしまった。そうは言っても、水準の高い演奏であることは今現在でもまったく異論はない。が、CDが安く手に入るようになり、「最高の一枚」よりも「安いCDを無数に買って聴き比べ」が出来る時代になると、こういったバランスのとれた高水準な演奏は、相対的に存在価値が薄れてきてしまうのだろうか? 昨今これらのCDを取り出して聴くことがサッパリなくなってしまった。

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     2012/11/23

    アバドのマーラーの交響曲のディスクのうち、各曲の第一回録音の再売の批評が、レコード芸術9月号の100ページに載っていた。 驚いたことに、ここに書かれた批評は私にとって、9番10番の批評の一部を除けば、徹頭徹尾 「まさにその通り!」と納得&共感しまくりの批評だった。批評家の意見とこれほど意見が一致した体験は、いまだかつて記憶にない。この『復活』は、その解釈において、ワルター、バーンスタインに次いで、マーラーの演奏史に決定的な影響を与えた名盤だと思う。ワルターやバーンスタインが、音楽と同化して、歌い、のたうち回っているのに対し、アバドは曲そのものを極めて客観的に捉えていて、当時まだマーラーを現代音楽の一部と解釈し、敬遠していた私のようなリスナーにも、とてもわかり易く説明?してくれているように思えた。アバドはこの後にウィーンフィルと同曲をデジタル録音し、両者がほぼ同じアプローチだったせいか、このシカゴso盤の存在が相対的に薄れてしまったのが残念だが、比較した場合、シカゴ盤の方が、根本から既成概念を払拭していて、捉われからふっ切れているように感じ、私としてはこちらの方(シカゴso)に軍配を上げたい。

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     2012/11/23

    アバドのマーラーの交響曲のディスクのうち、各曲の第一回録音の再売の批評が、レコード芸術9月号の100ページに載っていた。 驚いたことに、ここに書かれた批評は私にとって、9番10番の批評の一部を除けば、徹頭徹尾 「まさにその通り!」と納得&共感しまくりの批評だった。批評家の意見とこれほど意見が一致した体験は、いまだかつて記憶にない。さてこの第5番だが、恥ずかしながら私はこの曲がよく理解できていない。この曲に内在する情熱というものが、およそ人間の感情というものと、どこかすれ違っているように思えるのだ。よって私は、個人的にこの曲に「カラ回り交響曲」と名付けている。そんな曲だから、例えばテンシュテットやバーンスタインのように激情的に演奏されても、聴けば聴くほど冷めて行くという現象に陥っていた。そんな中、このアバドの演奏を聴いていると、演奏そのものが面白く、「あぁこういう解釈もできるのか」みたいにアタマで聴いて充分楽しめる。発売当時は一世を風靡したであろうこの演奏だが、その後この路線で演奏された名盤をあまり見かけないことを考えても、貴重なマーラー史の記録であるとともに、私にとっては唯一楽しめる同曲の演奏であるといえる。

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     2012/11/17

    アバドのマーラーの交響曲のディスクのうち、各曲の第一回録音の再売の批評が、レコード芸術9月号の100ページに載っていた。 驚いたことに、ここに書かれた批評は私にとって、9番10番の批評の一部を除けば、徹頭徹尾 「まさにその通り!」と納得&共感しまくりの批評だった。批評家の意見とこれほど意見が一致した体験は、いまだかつて記憶にない。この3番を最初耳にしたとき、2〜5楽章がギッシリ目な高密度なのに比して、両端楽章がややスカスカな印象を受けた。いまあらためて聴きなおすと、逆にこの両端楽章にこそ、当時のアバドの美学が率直に現れているように思える。スカスカなのではなく、「具体的に鳴っている音なんてのは、マーラーの世界にたどり着くまでの手がかりに過ぎない」というアプローチなのだ。このシリーズでは、シカゴ響とのコンビのほうが、成功度がやや高めかとも思えるのだが、この両端楽章のような空気感は、やはりウィーンフィルとでなければ不可能だろう。

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     2012/11/16

    アバドのマーラーの交響曲のディスクのうち、各曲の第一回録音の再売の批評が、レコード芸術9月号の100ページに載っていた。 驚いたことに、ここに書かれた批評は私にとって、9番10番の批評の一部を除けば、徹頭徹尾 「まさにその通り!」と納得&共感しまくりの批評だった。批評家の意見とこれほど意見が一致した体験は、いまだかつて記憶にない。この『悲劇的』に関しては、昭和62年のレコ芸別冊「ベストレコードはこれだ」において、7人の批評家の7人ともこの盤を高く評価し、2位(テンシュテット盤)を大きく引き離した第1位に輝いていた。がしかし、それから20年以上経ってこのレコ芸での評価は、第6番(と第4番)に関しては、推薦、準推薦 どちらでもない。私もこのアバド/シカゴの第6番に関しては、かなり
    の違和感を感じていた。ただ「全集の中の一枚」と考えた場合、やはりこういう表現なのは正しく、仕方ないことだと思う。とは言え、この演奏単独としての評価は、やはり推薦に値するとは言いがたいだろうと思われる。

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     2012/11/14

    アバドのマーラーの交響曲のディスクのうち、各曲の第一回録音の再売の批評が、レコード芸術9月号の100ページに載っていた。 驚いたことに、ここに書かれた批評は私にとって、9番10番の批評の一部を除けば、徹頭徹尾 「まさにその通り!」と納得&共感しまくりの批評だった。批評家の意見とこれほど意見が一致した体験は、いまだかつて記憶にない。 このシリーズは、マーラー演奏の新しい側面を産み出したのみならず、各曲一曲一曲が個性的で、素晴らしい完成度に達している。中でも素晴らしい筆頭はこの第7番。クレンペラーの指揮する同曲を、魑魅魍魎の蠢く「げげげの鬼太郎」的世界だとすれば、このアバド/シカゴの紡ぎだす夜の歌は、若い女性たちがとりとめもなく談笑する、閉店間近かのコーヒーショップを思わせる。

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     2012/11/14

    アバドのマーラーの交響曲のディスクのうち、各曲の第一回録音の再売の批評が、レコード芸術9月号の100ページに載っていた。 驚いたことに、ここに書かれた批評は私にとって、9番10番の批評の一部を除けば、徹頭徹尾 「まさにその通り!」と納得&共感しまくりの批評だった。批評家の意見とこれほど意見が一致した体験は、いまだかつて記憶にない。 このウィーンフィルを振った第4番に関しては、およそ批判的な批評は見た記憶がないくらいの高評価盤だが、このレコ芸の批評では第4番(と第6番)は推薦モレしている。私的には、録音当時の同曲のラインナップを考えたら「準推薦でもいいかな?」とも思えるが、現役で購入可能なディスクを聴き比べたとしたら、推薦級、準推薦級のディスクは他に数多存在し、それらに埋もれてしまっているせいか?とりたてて突出して魅力的に思えないのに気付いた。

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