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0 people agree with this review 2006/10/05
'76年発表｡ﾎﾙｽﾄの17年作品の編曲だが､34年の逝去時にﾎﾙｽﾄの遺志で編曲を禁じた､いわくつきの作品｡｢木星｣のｺｰﾗｽ･ﾊﾟｰﾄのみに大勢の合唱隊を必要とするため､上演されにくい演目として知られるが､冨田はﾓｰｸﾞの真骨頂とばかりに､分厚い合成人声ｺｰﾗｽでﾊｲﾗｲﾄを飾っている｡
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'95年発表｡町田町蔵が本名に改め､伝説のｷﾞﾀﾘｽﾄ･恒松正敏らを加えたﾊﾞﾝﾄﾞ､THE GLORYとしての唯一のｱﾙﾊﾞﾑ｡恒松の加入により｢ﾊｰﾄﾞｴｯｼﾞ･ﾌﾞﾙｰｽ｣と形容したくなるようなｻｳﾝﾄﾞに｡
'70年発表｡ｼﾝｾｻｲｻﾞｰを使わずに制作された､ｴﾚｸﾄﾛﾆｯｸ･ﾛｯｸ｡ｼﾝｹｯﾄなどの初期の電子楽器と､逆回転などのﾃｰﾌﾟ変調､ｴｺｰ処理によるｻｳﾝﾄﾞだが､平板なﾓｰｸﾞものより今の耳にはﾋｯﾌﾟに聴こえる｡ｼｭｰﾙﾚｱﾘｽﾃｨｯｸな題名でもわかるように､ｷﾞﾐｯｸが多用された風刺作品｡
'91年発表｡PILの初代ﾍﾞｰｼｽﾄ､ｳｰﾌﾞﾙのｿﾛ｡ｴｽﾆｯｸ･ｻｳﾝﾄﾞにまつわる神秘性や厳かな佇いまでもを自分自身の音楽性の中に深く浸透させ､｢あの｣地を這うようなﾍﾞｰｽ音が､徹底してﾌｪｲｸな無国籍ｻｳﾝﾄﾞを繰り広げている｡ｹﾞｽﾄにはｼﾝﾆｰﾄﾞ･ｵｺﾅｰも｡
'91年発表｡当時の時代背景(湾岸戦争やﾊﾞﾙﾄ紛争など)から､各曲重いﾃｰﾏを抱えている｡しかし直接的に意見を述べるではなく､日常の中に置き換えて､独特な､妙なﾘｽﾞﾑに乗せられて歌われる｡ﾏﾝﾁｪ･ﾌﾞｰﾑの中でもﾐｭｰﾄと契約した珍しいﾊﾞﾝﾄﾞ｡
0 people agree with this review 2006/10/01
'97年発表｡P-MODELの前身､ﾏﾝﾄﾞﾚｲｸは70年代初頭に結成｡後年ﾃﾞﾓ&ﾗｲｳﾞ集が発掘｡録音はあくまでﾗｲｳﾞ記録の音源と4ﾄﾗｯｸのﾘﾊｰｻﾙ･ﾃｲｸのため､音はよくないが､ここで聴ける緻密な構成力には圧倒される｡後の｢偉大なる頭脳｣のﾌﾚｰｽﾞなども聴ける｡
0 people agree with this review 2006/09/28
'06年発表｡ｴﾚｸﾄﾛ通過のﾛｰﾌｧｲ&ｽﾄﾚﾝｼﾞなﾆｭｰｳｪｰﾌﾞ･ｷﾞﾀｰﾎﾟｯﾌﾟって感じかしら｡ｷﾝｸﾞｽ･ｵﾌﾞ･ｺﾝﾋﾞﾆｴﾝｽやDJとして活躍中のｱｰﾗﾝﾄﾞ･ｵｲｴの生ﾊﾞﾝﾄﾞ･ﾌﾟﾛｼﾞｪｸﾄのﾃﾞﾋﾞｭｰ作､繊細ﾒﾛに囁きvo､余白にﾄﾞﾗﾏを感じさせる音空間……想像力を刺激されます｡
0 people agree with this review 2006/09/27
61〜69年作品｡ｼﾞｮﾝ･ｹｰｼﾞが｢ｱﾒﾘｶの一匹狼｣と認める孤高の存在｡その足跡をまとめたのが本盤｡ｴﾙｳﾞｨｽ･ﾌﾟﾚｽﾘｰとｶｰﾙ･ﾊﾟｰｷﾝｽのR&R演奏をﾘﾐｯｸｽした｢Collage#1｣から､無限音階による｢For Ann(Rising)｣まで､あらゆる芸術様式を内包する多彩さ｡
61〜73年作品｡ﾊﾞﾚﾝﾄ･ｱﾚﾙ､ｲﾙﾊﾝ･ﾐﾏﾛｸﾞﾙ､ｲﾝｸﾞﾗﾑ･ﾏｰｼｬﾙ､ﾀﾞﾘｱ･ｾﾒｹﾞﾝ､ｱﾘｽ･ｼｰﾙﾄﾞといった､ｺﾛﾝﾋﾞｱ･ﾌﾟﾘﾝｽﾄﾝ第2期の常駐ﾒﾝﾊﾞｰの作品を集めたもの｡ｱﾚﾙの2曲は､ﾐﾙﾄﾝ･ﾊﾞﾋﾞｯﾄ譲りの典型的なRCAﾐｭｰｼﾞｯｸ･ｼﾝｾｻｲｻﾞｰの音｡M2は､同所で初めてｺﾝﾋﾟｭｰﾀを導入したﾁｬｰﾙｽﾞ･ﾄﾞｯｼﾞの最初の作品｡
'06年発表｡ｿﾛ名義での1stｱﾙﾊﾞﾑ｡ﾜｲﾙﾄﾞなﾊﾟｰﾃｨ感覚に満ち溢れたﾎﾟｯﾌﾟかつｾｸｼｰかつﾃﾞﾝｼﾞｬﾗｽなﾛｯｸﾝﾛｰﾙが次々に飛び出してくる約62分間｡ｷﾜﾄﾞｲ言葉の中に混入されている平和を祈るような一節を聴き逃すな!
0 people agree with this review 2006/09/21
'72年発表｡ｽﾘﾘﾝｸﾞな演奏は今も人気が高い｡歌もいいけど､間奏のｿﾛも十分楽しめた｡特にﾗｲﾌﾞだとそのへんがｽﾞﾝとくる｡まさにｼﾞｪｯﾄｺｰｽﾀｰ感覚のお楽しみ｡さすが老舗｡
0 people agree with this review 2006/09/20
'83年発表｡淡海悟郎名義で制作した､SF映画､ｱﾆﾒ主題歌のｶｳﾞｧｰ集｡全曲､ﾐｰｺのようなﾒﾄﾞﾚｰ形式で展開する｡｢2001年宇宙の旅｣では､おなじみのﾃｨﾝﾊﾟﾆも合成音で表現｡｢銀河鉄道999｣､｢機動戦士ｶﾞﾝﾀﾞﾑ｣などの主題曲をﾒｲﾝに､｢鉄腕ｱﾄﾑ｣などのﾌﾚｰｽﾞをｱｸｾﾝﾄ的に使用しながらつないでいく｡
0 people agree with this review 2006/09/15
'06年発表｡ｵｱｼｽとのﾂｱｰを終えてからｳｪｰﾙｽﾞでﾚｺｰﾃﾞｨﾝｸﾞされた2nd｡制作中に次々とｲﾝｽﾋﾟﾚｰｼｮﾝが浮かんできたというだけあって､ｻｲｹﾃﾞﾘｯｸな勢いを感じさせるｱｯﾊﾟｰな仕上がり｡ﾌﾟﾛｸﾞﾗﾐﾝｸﾞ､ｱｺｰｽﾃｨｯｸなど､手法の豊かさが見事｡
0 people agree with this review 2006/09/06
'73年発表｡ﾌﾘｰﾄﾞｷﾝ監督の独断主義で､ﾗﾛ･ｼﾌﾘﾝに依頼した音楽をﾎﾞﾂにし､ﾍﾟﾝﾃﾞﾚﾂｷ､ﾍﾝﾂｪ､ｳﾞｪｰﾍﾞﾙﾝ､ｸﾗﾑなどの現代音楽に総入れ替え｡世にも恐ろしいｻﾝﾄﾗ盤が仕上がった｡ｼﾞｬｯｸ･ﾆｯﾁｪが､ﾊﾘｰ･ﾋﾞｰの変名でｸﾘｽﾀﾙｶﾞﾗｽを楽器にした､特殊な音響作品を提供している｡
'06年発表｡ｸﾗﾌﾞ､ﾎﾟｯﾌﾟ両ｼｰﾝを結ぶUKのﾒｶﾞ･ﾕﾆｯﾄの4作目は､ﾗｼﾞｵ番組の構成になっている｡ﾊｳｽ､ﾗﾃﾝ､ﾋｯﾌﾟﾎｯﾌﾟ/R&B､ﾚｹﾞｴ､ｻﾝﾊﾞなどを自在に異種交配｡ｷｬｯﾁｰな歌ものに､ﾌﾛｱ対応のﾐｯｸｽ感覚や､強いｴｽﾉ感などを加え､ｺｱな味も｡
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