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Review List of robin 

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     2024/03/15

    本場物が必ずしも良いと限らないのは、50年前の評論家の大家は別として今や常識である。録音が少し古いためか、響きは洗練されているとは言い難く演奏も同様である。それは良いとして、作品46も72もすべて同じテンポで同じ調子で、曲ごとに表情、ニュアンスを変えているということはほとんどない。16曲すべて同じなため、これが演奏を単純にし聴いているうちにだんだん退屈になってくる。今もっている、セル、マゼール、ライナー、ドラティのような音楽的に熟した美しさ、面白さに欠けている。これは明らかに指揮者の能力の差だと思う。美しい音の響きはあっても心まで届いてこず、力はあっても含みに乏しい演奏である。

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     2024/03/15

    やや早めのテンポで響きはすっきりしていて音の粘り気などとは無縁な感じがする。この演奏からはおよそマーラー的な雰囲気とは遠い。同じ様なテンポを採っている演奏にベイヌム盤があるが、ベイヌムのほうがはるかにマーラーの音楽という響きがしてニュアンスも豊かである。すっきり感は同じだが内容の濃さが違う。隠れた名盤という形容は、ベイヌムの演奏のほうがずっとその名に値すると思う。このセイナは期待外れであった。良くて星3で推薦にまでは至らない、というのが正直な感想である。

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     2024/03/14

    ここでの試聴での感想だが、素晴らしい演奏だと思いました。フランクなど特に終楽章のロマン性を含んだメロディーの詠わせ方など思わずうなってしまいました。ブラームス、シュトラウスも好きな曲だが、これほどの演奏は滅多に聴けないと思ったほどです。十分名演の名に値する演奏で、このCDを手にして我が家で楽しみたいと思いました。(フランクだけでも10以上持っているんだが、、)

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     2024/03/14

    2曲共に素晴らしいです。曲を深く掘り下げ追求していこうという姿勢が音に出ています。その中で、微妙にニュアンスを変え平凡に陥るのを避けて曲の素晴らしさを音に出していこうという意気込みが聴こえるようです。両曲共に多くの名演があるが、これほど掘り下げた明確さのある演奏はそう多くはないだろう。神尾さんの名演CDに挙げたいと思う。私はK・ザンデルリンクを余り評価していないが、ここでは申し分ないバックをつけていると思う。

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     2024/03/13

    洗練された響きの中に郷愁や土俗感があり優れた演奏である。少なくともドラティ・RPOの輝いた演奏(輝いてはいるが全体にニュアンスにやや乏しい)より良いと思う。マゼール・BPOのクナ張りの濃い演奏、ライナー・VPOのふっくらと美しい演奏と双璧だと思う。特に、4番の弦の響きの美しさ、10番のしっとりしたニュアンス豊かな演奏は魅力的だ。強いて好みの順位をつけるなら、マゼール、ライナー(抜粋)、セルというところかと思うが、時にはセルがトップというのもあり得る。あとセイナ・チェコフィルを聴く予定。カラヤン、アバッド、プレヴィンは聴く予定なし。ケルテスの録音がないのが不思議でとても残念である。

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     2024/03/12

    輸入CD2枚組をもっている、音自体はこのキングCDより鮮明であるが、昔のキングのLPやCDで聴けるまろやかで艶っぽい音はキングCDならではである。どちらが良いとは言えないが、今の私の装置ではキングCDを聴くことが多い。他所でも言っているが、装置、部屋等が変われば印象が変わること大いにありうる。今回このキング盤で感心したのは悲劇的序曲で、音、音色が私の感覚に合ったのか、演奏の良さを再認識するにいたった。

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     2024/03/12

    相変わらずポリーニの音は冷たく、それゆえ演奏も冷たく感じる。イタリア弦楽四重奏団は元来柔らかく暖かい音色なのにポリーニに影響されてか、音は美しいがここでは冷たさも感じる。だからブラームスの燃えるような、また懐かしいロマンは薄れこの演奏をスポイルしている。そんな演奏だと思う。

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     2024/03/12

    GRAND SLAMのCDは、ほとんどの絵柄も暗く音も暗い。オリジナルのEMIのCDはどれもこんな暗い音ではない。GS,OPUS,DELTAなどの音は概して暗めなので繰り返して聴く気が失せる。それにやはり音色がどこか変で、一体良くなったのか否かも判断できないほど変である。音が変わったのを、良くなったと思ったり、勘違いする愛好家がいるからますます混乱する。最近、オリジナルの録音会社のCDの音に目覚め、そのCDに帰る人も増えている。オリジナルLPの英ALPを3枚持っていたが、GSのような暗い音ではない。

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     2024/03/12

    腰が据わって重心の低いというか重い演奏を予想したが案外すっきりした演奏は意外であった。悪く言えば表面的で内から湧き上がる響きに不足し、強弱の変化のニュアンスにも乏しいので曲が軽く感じる。最近フルトヴェングラーをよく聞いているのでどうしても比べてしまう。比べて聴くと酷だが比較にならない程度の演奏である。インバル好きの私だが無欲公平に聴いてもこのブラームスの演奏は良いと言い難い。好きな指揮者でも良くないものは良くない、と言い切っているレヴューが少ないと日頃から思っている。

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     2024/03/11

    下記の方のレヴューには多少なりともご不満があるようだが、私はもろ手を挙げて大満足である。最初の出の入り方、間のとり方などに彼のセンスが出ていて申し分ない。グールドも面白いがこのプレトニョフは格別だ。正統派のラ・ローチャも良いしジャコビも面白い。ベーム・バックハウスも魅力的で美しい。でも、プレトニョフほどのセンスに溢れてはいない。ブレンデル、ポリーニ、ブッフビンダーなどよりどんなにか優れた演奏だろう、音、音楽が輝いている。

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     2024/03/11

    50年ぐらい前に、フルトヴェングラーと巨匠たち(正確なタイトルは失念)という映画の中で、ケンペが英雄を振っているのを見たことがある。アーベンロートも出ていたのでオケはSKDかゲヴァントハウスかBPOだろう。同じ頃に、ブラーームスの交響曲もBPOとRPOで録音している。さて、この英雄、真面目で地味な感じの演奏でひと昔前の演奏スタイルという印象。ケンペの真摯な感じが良く出ているが、それをどう聴いてどうとらえるかだ。わたしはブラームスのほうが出来は良いと思っている。

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     2024/03/11

    並みの出来だと思う。月並みという言葉がぴったりの演奏水準である。8,9番は他に優れたCDが多くあるので上位の演奏位置を占めるのは難しい。余談だが、素晴らしいのは7番の演奏である。どこかフルトヴェングラーを思わすよう響きがして、ある種のすごみが音に出ている。(許氏も同様の感想を述べている)

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     2024/03/10

    ブライトクランクCDで全般的には聴きやすくはなったが、それが必ずしも良いとは限らない、という私の感想である。経過部や弱音部などは良くフォルテなどは内声部がはっきりすっきりしない。強音部ではダンゴ状態の音でも良いからモノラルの締まった音のほうが良いのではと思う。プラスとマイナス面が同居した感じであるので、当演奏のモノラルCDも聴いてみたいと思う。第2楽章のスケルツォなど猛烈に早く、ヨッフム・SKDより早く、そんなに急いでどこへ行く、と言いたくなる。素晴らしいのは第3楽章や他楽章のゆっくりした経過部や弱音部であり、終楽章の盛り上げもすごい。フルトヴェングラーのブルックナーは?という刷り込み的評価を離れて聴けば更に感動できるだろうと思う。

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     2024/03/10

    Grand Slam復刻CDの常で音色が暗い。(デルタも暗め)これでウィーンフィルの艶やかな音がよみがえったと本当にいえるか疑問に思う。演奏は基本的には、49年の演奏とさほど変わりなくスケルツォなどヨッフム・SKDより早いと思う。フルトヴェングラーの長所がでているのは第3楽章や他楽章の経過句のゆるやかなパッセージかと思う。こういうところはいつもながら他の追従を許さないほど素晴らしい。終楽章も聴きごたえ十分だが、残念ながらCDの音色が暗いので繰り返して聴く気がしない。どうしてグランドスラムのCDは暗いのが多く、ウィーンフィルもベルリンフィルも同じように聴こえるのは何故だろうと、いつも思う。演奏4、音色2。

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     2024/03/10

    両曲ともに並み以上の演奏だと思う。特に悪いところも無い代わりに特に優れたところも無いように聴いた。ヨッフムは何を演奏しても常に水準を保っている指揮者だと思っているが(中には名演もある。こんなに録音が多ければどんな指揮者でも一つや二つの名演があって当然。)それ以上の心から感動する演奏は案外少ない。いわば、良くも悪くも何でも70点か80点の指揮者(ヤンソンスも入る)の一人だと思っている。ベートーヴェン、ブラームス、ブルックナーを聴いて、そう思うに至った。このシューベルト星3か4。

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