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0 people agree with this review 2013/05/17
ペトリ、ジャレット、異色のデュオは、リコーダーのシンプル、軽快、清浄、ぶれないまっすぐな音色、控えめなジャレットの伴奏で、一層引き立つ。調を変えて演奏された曲もあるが、いかめしくないバッハで、心地よい。300年も前、しかもいい曲は、形を変えて演奏されるのは、当たり前の事。この二人に演奏させたアイヒャ―は、流石だ。然し、バッハの曲は、冒頭が、素晴らしい。常に、どの曲も、そうだが、それだけで、心つかまれ、溜め息つかされ、興味が湧いて、聴いてしまう。作家、エンターテーナーとして、超々一級。リコーダーは、巧い人が吹くと、本当に、美しい。素敵な楽器だ。
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4 people agree with this review 2013/05/17
ショスタコーヴィッチが、バッハ音楽祭の審査員として、ライプチヒを訪れ(行かされた?)多くのバッハ演奏に感化され、例によってあっという間に、書き挙げたピアノ独奏大作。バッハの平均率をお手本に、タコさんらしくなく、それほど、暴れたり、沈み込んだりしてません。隠し技、暗喩等は、やっぱりある様ですが、お国に睨まれていた時期なので、バッハに敬意を表して、古典主義を装っていた?。この曲も、ピアノ練習作品として、書かれた様ですが、そこは、もう20世紀タコさんの作、余りに演奏難しいらしくて、取り上げる人、少ないのが、残念。そびえたつ評価の高い盤も、有りますし。このシチュルバコフさんは、ベートーヴェンの交響曲等を、ピアノに編曲して演奏してしまう、超絶技巧の持ち主。レコード会社から、CD2枚分で、この48曲演奏してくれと、言われたら、出来てしまうような人。かと言っても詩情も、不足していません(そんな物必要としてない作品?)。バッハの平均律、ショパンの練習曲、前奏曲を聴いた後、続けて、この作品、聴くと、音楽は進歩し解体し、技巧も難しくなるが、聴く方も、段々耳心地は、厳しいものになって来る。ついでに、夜が明けてしまう。
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3 people agree with this review 2013/05/16
ブリテンと言う人間としての良識と、才を併せ持った20世紀、イギリスの作曲家、音楽家の様々な意味において優れた作品を、サイモン・ラトルと言うこれまた才有る指揮者が、イギリスで、ベルリンヘ行っても、演奏し、紹介した珠玉の作品集。平和と戦争にの愚かさ、酷さを形にした超シリアスな戦争レクイエム、異国の厳しい体制下で音楽を発表し続けた友人、同志の死に捧げられた作品、日本とのかかわりのある「シンフォニア・ダ・レクイエム」(カーリュ―・リヴァーと言う能を元にした曲もある)、子供たちへの音楽教育の為に書かれた音楽、公私盟友だったピーター・ピアーズとの関係から生まれた数々の美しく技を試される作品、民謡を研究し、晩年の心境、自然を描いた名作もある。一筋縄ではいかない作品ばかりだけれど、社会と人間に鋭い洞察を持っていた作曲家の作品を、若い時から、音楽界の頂点に登りつめても、志を持って演奏したラトルは、やっぱり偉い。次代の人に、バトン渡すようですが、これからも聴かれ、取り上げられるべき名演集。
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2 people agree with this review 2013/05/16
シュルホフは、ショスタコーヴィッチより、12年前、ガーシュインより4年前に生を受けたチェコの作曲家、前衛音楽の影響を受けて、恍惚なリズム、強烈爆演、彼らより早くジャズを取り入れ、生前、よく演奏された時期もあった。が、ユダヤの血を引き、共産主義に傾倒、一次大戦従軍の経験から、反戦を信条としていたシュルホフは、ナチスに退廃音楽の烙印を押されて、遂には、強制収容され、48歳で、命を落とした。円谷プロの作品のテーマ曲になってもいい様な格好良さもあり、生気に満ちて、面白い音楽だと感じます。あまり取り上げられる事の無い、この時代の非業の作曲家達を、使命感を持って取りあげるジェームズ・コンロン。クレーメルも時代、社会に抑圧されたシュルホフの作品、演奏しています。弦楽四重奏曲、六重奏曲も、刺激が強くて、ポピュラー音楽との融合目指していただけあって、本人大真面目の面白い音楽。
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0 people agree with this review 2013/05/15
こう言う同じ曲を、同じ人が複数弾いたり、演奏したCD、一緒にして販売する盤、もっと、有ってもいい。グールドの演奏だからこそ、出来た事でしょうが(多くは、レコード会社が違うから出来ないんだけど、もう、EMIだってユニヴァーサル、RCAが、ソニーなんだから、出来る筈?)。 クラシック音楽を聴く醍醐味、一辺に味わえるのだから。若い時の演奏の良さ、年を経、死の間際にもう一度録音された更に評価の高い演奏。アーティストとして、或いは人間の成長進歩とか、時代、老い、と言うものも考えさせられてしまう。300年前に書かれた音楽が、この楽器で弾かれ、レコードなどと言うもので、それぞれの違った演奏で世界中の人が弾き、録音し、繰り返し、どこでも、聴けるなどと言う事は、バッハが生きていた時代には、考えられなかった。私は、この二つの半世紀以上前と30年以上前となった品物とは言え、この素晴らしい英知ある演奏2枚組が、たったの890円で(!)、新品が、買える時代が来るなど、夢にも思わなかった。有難い、この機会逃す手はない。が、演奏には関係なく、危機がそこに来ている、とも、思ってしまう。
1 people agree with this review 2013/05/15
才人クレーメルが、グラス、シュニトケと言う、東西、アメリカとソ連の20世紀音楽家の作品を取り上げた、クレーメルらしいCD。クレーメルと言う人は、かつては、怖ろしく集中力の高いバッハの録音、バーンスタイン、カラヤンとも共演、アーノンクールと古楽的演奏、又、マイスキー、アルヘリッチらとの室内楽で、クラシックスター街道を歩む一方、旧ソ連の社会の抑圧の中で作品を生み出したシュニトケ、ぺルトらを紹介、パガニーニだってやる、ナチスで非業の死を遂げたチェコのシュルホフ、或いは、ピアソラや、アダムス、このグラスなど、アルゼンチンや、アメリカの新しい作品も演奏する。自国バルト3国の若者と、クレメルタ・バルティカを結成、ロッケンハウス音楽祭等で、若者、友人とともに演奏、次代の音楽に布石も打っている。使命感を持って、音楽と人間の孤独、悲痛、暗闇、社会との関わりにまで考えさせてくれる稀有のアーティスト。ここでは、グラスの、2楽章に、途轍もない暗さの持つミニマルの傑作、癒される協奏曲(’87年)を、遂にウィーンフィルで、初演者ドホナーニとともに演奏。シュニトケは、クレーメル大活躍の先端と古典、苦渋と祈り、併せ持つ(’91年)。こちらも初演したドホナーニとともに、オケをウィーンフィルの変えての’91年ほやほやだったライヴ録音。
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2 people agree with this review 2013/05/14
幻想交響曲は、1か月前にEMIに録音済み、パリ管初の演奏会の1曲目には、最も有名なこのフランス音楽、ミュンシュは、持ち前の大きく、粗っぽい程に、気合い、情熱が入りまくった、1回限りのライヴ、スケール大きな、45年後にCDになることなど知った事なく、この場で、成功させるべく、うなり声も挙げての、尋常ならざる演奏。フランスは、異国の新しい音楽の紹介にも熱心な国で、ストラヴィンスキーの合唱付きのレクイエム、題名は、祝典には、沿わないけど、この演奏は、比較的冷静、レクイエムの形式を崩した独得の面白みがあり、ストラヴィンスキーの一面と、もう一つのミュンシュの一面を、聴かせてくれ、とっても、気に入りました。最後は、ドビュッシー「海」、オケの名技、スケール大きい、フランスの誇り、未来を示しての、燃えまくっての大団円。Altus は、又も、歴史的演奏を発掘して、巨匠の貴重なライヴ、眠らせはなかった。流石。
2 people agree with this review 2013/05/10
お父さんは、大ピアニスト、同じ道を選んだピーターは、現代曲中心、それは素晴らしいものであったが、父とは、いま一つ上手く行ってなかったらしい。世代の違い、親への愛情の裏返しの反抗、とにかく、我が道を、進みたかったのでしょう。時を経、10年ほど前、N響で、メルクルさんと聴かせたブラームスの協奏曲1番は、もう巨匠の演奏、凄いものだった。このアルバムは、’95年の録音、バッハの音数も少ない、技巧的には、それほど難しくはないそうですが、淡々と、真摯に、弾かれている様で、深い愛情の様を、感じます。とても、落ち着かせてくれるバッハでもあります。お父さんも、もう、微笑んでいる事でしょう。
3 people agree with this review 2013/05/10
1972年、オーストリア生まれの男性ピアニスト、Till Fellner の、’97年録音のモーツァルト協奏曲。渋いが美しい名曲を、若々しく、師ブレンデルも焦がれたと言う、探究心、集中力とコントロール能力を持って、瑞々しく、思慮に満ちた、動的な演奏を、繰り広げています。次々、モーツァルト出すのかと、思ったら、現在は、ベートーヴェン、バッハ中心に、真摯に取り組んで、スケールを、増しています。ヴェーグの後を引くザルツブルグ・カメラータも、穏やかで慈しむ様な演奏も見事。何年後かの再録、室内、器楽曲への挑戦、録音を、楽しみにさせるピアニスト。Apex で買えるのは、有難いですが、もっと、堂々、高い値で、販売されて然るべき演奏。
1 people agree with this review 2013/05/09
もし、貴方が、普段、弦楽四重奏曲なんて聴かないけれど、興味が、おありでしたら、一曲だけ、と、言われたら、この15番、スメタナ四重奏団を、お薦めします。特に3楽章。ベートーヴェンなので、マジのシリアスな音楽です。でも、人間の英知、愛情が、詰まった音楽です。綿綿と生きてきた人間が、このような音楽を生み出し、商品として聴かせたい、聴きたい、と言う人が、居てこそ。スメタナ四重奏団はチェコの人達で、もう、年齢で、解散していますが、日本を愛し何度も来日し、日本のDENON、コロンビアレーベルに、沢山の名演奏を、残してくれています。
0 people agree with this review 2013/05/09
先日は、日本の今どき風の若者(Junshi Murakamiさん、HMVさん、こう言う人のCD、取り扱いましょう)が、アイルランドのこの楽器とアイルランドの音楽に惹かれ、何のつてもなく一人渡り、ストリートから、今では、アイルランドの子供たちに、この美しい音色とメロディを持つ、この楽器(アイリッシュ・ハープ)を教えている、と言うテレビ番組を、見ました。すごく、不思議な風景でしたが、アイルランドの音楽は、素朴で、凄ーく楽しいその見本の様なアルバム。Loughnaneさんは、アイリッシュ・ハープの重鎮おばさんで、一緒に演奏している人達も名人ばかりです。元は、18世紀の音楽、伝承で今に伝わり、様々なアレンジで演奏されます。このアルバムには、有名なデリー・エアも、クラシックのヘンデルの作品もあります。’02の作。アイルランドの音楽は、日本人にも、近しい、世界中の人々を、魅了する音楽です。
2 people agree with this review 2013/05/09
ハープは古くからある、それだけの事はある、美しい音色の楽器。彼女は、もっとこの楽器を、ポピュラーなものにしたいそうですが、ここに収められた作品は、現代物ばかりで、ブリテンが、1969年の作で、最も古く、比較的演奏されている作品。、これが、さすがブリテン、と言う曲で、民謡を研究していたブリテン、この美しい楽器に、、自らの晩年の心境と、イギリスの田園風景、秋、営みを、古典の形を取りながら、聖なる響きへと昇華させた絶品。マイヤーさんの腕にハート、言う事なし!韓国の血を引く彼女、ユンさんと、武満さんの作品を録音してくれたのも、嬉しい。武満さんも、誠に彼らしい美の作品を、この楽器に、書いていたのです。ハープは、その美しい音、堪能するには、ソロが、一番。録音も、適度な残響で宜しい。古楽のハープも、伝承音楽のハープも美しい。彼女も、いずれ、挑戦してくれる時が、来るでしょう。彼女の名も、もっと広まるでしょう。最新作は、現代のヴィヴァルディ、フィリップ・グラスの映画音楽からのソロ、これが、又、美しく、あのリズムもちゃんと出ていて、良い。夢心地になってしまう。
0 people agree with this review 2013/05/08
モーツァルトの、K.500番代と言うのは、特に、名作ぞろいですが、流石のモーツァルトも、ヴァイオリン、ヴィオラ、チェロ3人の名手の為の作品は、少ない。けれど、出来上がったこの作品は、流石は、モーツァルト。悦楽感は、もちろん、2楽章等では、クラリネット協奏曲を彷彿させる様な、哀しみ、慰みの作品に、なってます。演奏は、古楽器の名人、ビルスマを、中心とする、べス、クスマウルと、達人の語り合いは、笑顔になったり、溜め息ついてしまう、涙が出て来そうな程で、見事としか言いようのないものに、なっています。古楽器のピュアな響き、表情、神品、と、言われるのも、納得。バッハ、元作のアダージョとフーガも、冒頭のチェロ、次楽章は、ヴィオラの出だしだけでも、感服してしまう。バッハへの尊敬、畏怖が、伝わってきます。’90年録。
1 people agree with this review 2013/05/08
バルトークは嫌い、リゲティは難しそう、エトヴェシュ、誰それ?、という私なんですが、コパチャンファンのおっさんなので、聴いてみたれば、いつもの型破り、全力投球のコパチャンで、楽しく、面白く聴けました。例によって、ヘンな音、一杯出てくるけど、淋しさも、こりゃダンスミュージックだわ、と言う処もあり、コパチャンが、ノッテルのも、良く分かりました。ゲンダイ音楽の作曲家は、演奏者にとっては、サディストだ、と、常々思う。何故サドなのか、理解し、Mを乗り越え、聴かせる。流石、コパチャン。
若かりし頃、ひょーろん家と言う人達が、この当時やっと日の目を見るようになって来つつあったこの古楽器の猛者達の演奏がいい、これさえあればいい、と、書いてあったので、この3倍ほどの値段だったCDを、買って聴いてみたけど、何だか音は、くすんでて、にごって聴こえて、きらびやかさも無く、ち―っともいいとは、思わなかった。弾いてる人は、ヒッピーか、ルンペンの様だし。30年近く経て聴き続けてると、古楽器の音にも慣れたせいか、野心に満ち、リズムも跳ね、歌心もあるお手本のような演奏だと分かる。齢は、取ってみるものです。聴かれなくなったレコード、CD、たーくさんある中から、生き残ってるのですから。Sony になったから、ターフェル、ラモンのヴァイオリン協奏曲も聴ける。お買い得、後は、貴方の耳に合うか。私は、どちらかと言えば、イギリス、イタリア系、或いは、フランスの古楽の方が、好きですけど。
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