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TOP > My page > Review List of 一人のクラシックオールドファン
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1 people agree with this review 2009/10/21
ペライアのバッハ「パルティータ」は既に六曲中半分三曲を2007年収録を済まし残りの三曲を今回昨年2008年から今年にかけて録音し完成にこぎつけたものです。演奏は特に大層な飾り立てをせずチェンバロの如くピアノをその音色まで扱いあくまで美しくさりとてその美しさはとってつけたわざとらしさが無く最終的には聴き飽きのしないピュアな出来上がりになっております。闊達な楽章もそんなに騒がず、しっとりした緩徐章もしつこく無く全体を通してペライヤがモーッアルトの作品を弾く時に時として見せる静かな響きで逆に全てを語っていると思われます。バッハのピアノ協奏曲演奏の時に見せた「何か一発やってやろう」という姿勢?は無くこういうのが落ち着いた自然体なのでしょう。録音質も素敵と思います。
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5 people agree with this review 2009/10/21
バックハウスのバックにはVPOを振る指揮者にはベーム、シューリヒトが何となくフィットする感じを持っていますがこのモーツアルトピアノ協奏曲は1955年収録、モーツアルト最晩年(というか死の年)の作に多くを語らない枯淡の色合いを重ねております。第2楽章など比較的技術的には平易であるところ、この御大両者の武骨さが訥々と伝わっても来る演奏は他には求められません。バックハウス80才をゆうに超した時の1967年収録のブラームス第2ピアノ協奏曲も通常若さを謳うところもそこから超越した愛想ぶらない男性的な名演・・「最高」盤として残しておくべきでしょう。
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2 people agree with this review 2009/10/20
出来立てホヤホヤの盤です。私は本盤では余り馴染みのないブリテンの方の協奏曲のヤンセンの意気込みといつたものがほとばしる様な演奏に感心いたしました。指揮は上昇気流のヤルヴィでLSO共演でサウンドが私の年齢などにもスンナリ入ってきます。ティンパニーの低い音で開始される第1楽章でのヴァイオリンの入りの緊張感、ヴィバーチェ第2楽章のテクニック、第3楽章の高音でのヴァイオリンのショスタコービッチを思わせる憂鬱さ・・・32分半が素晴らしい時間です。一方のベートーヴェンの協奏曲・・タイムは@22’56AB9’25とほんの少し短いですが特徴的ではありません。一回り規模が小さいDKPBのバックでの最近のトレンド演奏でもありヤルヴィのベートーヴェン交響曲シリーズからも想定範囲内での印象でヤンセンとのニュアンスの違和感がチラチラする時もある様に感じました。
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0 people agree with this review 2009/10/20
名演か否かかを巡っていろいろ意見もあるモーッアルト交響曲第40番は1948〜1949年VPOとの共演収録です。私は古い海外LP盤でハイドン交響曲とセットになったもので聴いております。第1楽章有名な出だし・・・かのトスカニーニが絹のハンカチーフがふわふわ地上へ舞い降りる如く云々といった処・・・はそのテンポの速さに面食らいを味わう人がいるかもしれません・・・かく言う私もそうで何か逆に演奏側が不用意にスタートしたのではと錯覚した位でそうこうして7分弱・・・他の演奏より明らかに短いのです・・・が終わるのですがその経過たるや大変思惟に詰まった感じで単純にテンポ云々で片付けられない気が今でもしております。第2楽章の8分強はそれでも反動で長く感じてしまうのも勝手なものです。どちらも約4分半の第3,4楽章はやはり気密性の高い演奏でCDでは音質は改善されているとは思いますが決して100点満点とは多分行かなくてもモノラル故の迫力も手伝って相当の訴えのある演奏となっているのでは・・・。本盤私は冒頭書いたLPからの演奏感想であり他の収録曲を聴いておりませんのでOKランク以上と当面させていただきます。
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1 people agree with this review 2009/10/20
私はシューマン、ハイドン交響曲セット収録の古い海外LP盤で聴いておりますがシューマンの方の演奏自体は皆さん(他盤にも)書き込まれています様に大変充実したもので昨今のチャチな?演奏とは雰囲気がまるで別世界であります。1953年収録のシューマン交響曲はタイム的には手元データでは@11’37A5’14B&C13’30となっておりどちらかと言えば第2楽章がやや長め・・・しかしここではタイムの事よりその中身たるやテンポや強弱の巧みなコントロールで凄く色々ニユアンスの詰まった「うねり」を伴う骨太な演奏が繰り広げられます。後年同じBPOを振った流麗なこれも名盤クーベリック盤と聴き比べしている次第です。本盤のもう一つの序曲は残念ながら聴いておりませので私の通例だとOKランクなのですがシューマン交響曲メインの本盤なので今回ランク「素晴らしい」以上にさせていただきます。
私はシューマン、ハイドン交響曲セット収録の古い海外LP盤で聴いておりますがシューマンの方の演奏自体は皆さん(他盤にも)書き込まれています様に大変充実したもので昨今のチャチな?演奏とは雰囲気がまるで別世界であります。1953年収録のシューマン交響曲はタイム的には手元データでは@11’37A5’14B&C13’30となっておりどちらかと言えば第2楽章がやや長め・・・しかしここではタイムの事よりその中身たるやテンポや強弱の巧みなコントロールで凄く色々ニユアンスの詰まった「うねり」を伴う骨太な演奏が繰り広げられます。後年同じBPOを振った流麗なこれも名盤クーベリック盤と聴き比べしている次第です。本盤のもう一つのベートーヴェンの交響曲第4番は残念ながら聴いておりませので私の通例だとOKランクなのですが今回ランク「素晴らしい」は平林氏のいつもに変わらぬ丁寧な解説には脱帽!も勘案してであります。
1965年録音のヨッフム指揮BPOによるブルックナー交響曲第4番はこの時期にDGでバイエルン放響と分担して録ったシリーズ分の一つです。ユッフム自身この「ロマンチック」は以降年も含めて何回目かの収録なのですが本盤は奇を衒わずスケール感もある程度満足させ更に曲名を地で行くロマンチックな様相が魅力的です。先ずタイム的(トータル約64分)には特に特徴はありません、第1楽章遠くから息長く聴こえて来るホルン・・・テンポのゆらぎはやや見え透いてはいますが・・・中間部ゆったり感と静寂感・・・最後は鋼(ハガネ)的ではないBPOサウンドで決して叫ばない処が印象的。少し長めに余裕をもって進む第2楽章は深遠そのもの・・・この楽章も遠くを見る様な終わり方・・・スケールを感じます。管楽器が活躍する第3楽章も当たりはソフト・・・最終楽章出だしテンポは速め、ティンパニーなどでは厳しい様相を見せ最終クライマックスひしひしの静けさを経てその詰めの周到の良さには脱帽・・・最高です。このシリーズで第6番(1966年収録)も大変気に入っております。まお、余白に入っているヨッフムの珍しいシベリウスは未聴でありますがここはブルックナー第一とランクします。
2 people agree with this review 2009/10/19
私はこの両曲セット収録の本CD盤を持っているわけではなく古い海外LP盤で聴いておりますが演奏自体は皆さん書き込まれています様に大変充実したもので昨今のチャチな?演奏とは雰囲気がまるで別世界であります。1953年収録のシューマン交響曲はタイム的には@11’37A5’14B&C13’30となっておりどちらかと言えば第2楽章がやや長め・・・しかしここではタイムの事よりその中身たるやテンポや強弱の巧みなコントロールで凄く色々ニユアンスの詰まった骨太な演奏が繰り広げられます。後年同じBPOを振った流麗なこれも名盤クーベリック盤と聴き比べしている次第です。1951年収録のハイドンV字交響曲も単に古典曲に止まらず聴く者を引き摺り込ます「うねり」を感じるのは私だけでしょうか(@6’40A6’12B4’18C3’29)、特に緩徐章は聴き物です、私はフルトヴェングラーのハイドンをVPOを振った「驚愕」交響曲とともに愛聴しております、CDではモノラルとは言え更に聴きやすくなっているものと思われます・・・最高!
0 people agree with this review 2009/10/19
クラウスのモーッアルト・ピアノソナタ盤はそんなに多く持ってはいないのですが別盤で1950年代後半収録のモノラルEMICD盤とそれから約10年以上経った1960年代後半録音のステレオCBSLP盤を各々バラで聴いてはおります。代表的な第11番を比較してみますとモノラル盤はタイムが@13’33A5’46B3’17、ステレオ盤は@11’57A5’37B3’10と差はあります。一般的にはモノラル盤の方がまだ彼女が辛うじて40歳代と60歳になった時の分より評価は高い様です。タイム的差が集中している第1楽章はなる程微妙なテンポの違いはあります、しかし私には分り易い第3楽章あの有名なトルコ行進曲の楽章・・・タイムはまず同じなのですが前者の方は節が替わる処での踏み込みがキツイというか元気があるようで後者の方はもう少しマイルドなのです。もうこうなっては好みの問題で私は飽きを感じさせない後者のマイルドさに惹かれてはおります。第11番以外の曲もその辺りの10年の彼女に映し出した年月を聴くようでどちらをとっても・・・どちらも聴くことが出来ればそれが一番・・・後悔はしないであろう清潔なモーッアルト弾きの代表的名盤です。
0 people agree with this review 2009/10/18
カタログ番号KICC704の処で書き込んだようにアーベントロートの録ったブラームス交響曲では第3番がその個性も含めて評価が高いようです。さて、本盤第1交響曲(1949年収録)タイム的には@13’03A9’02B4’24C15’23とほんのちょっとだけ短めなのですが特に特徴的なこととは思われません・・・もっと端的に短い演奏は他にあるでしょうから。さて、演奏の方はといえば第1楽章や終楽章でテンポのゆらぎとか盛り上がり感で聴き耳をたてる箇所はあるのですがアーベントロート故の演奏の感触までには私は到りませんでした。そうですね、タイムのところでも触れた特に特徴的な事は捉えられずマァ無難な演奏と言えばそうなんでしょう。モノラル迫力は味わえますがOKランクにさせて下さい。
1 people agree with this review 2009/10/18
リヒテル/ボロディンSQの組合せでシューマンの方は1985年と本盤1994年(ライブ)録音、シューベルトの方は1980年と本盤1995年(どちらもライブ)録音のものが各々主な演奏であります。なお、この両曲同じピアノ五重奏でも楽器編成はコントラバスの有無等で異なり音色は異なっていることは周知の通りです。全てを聴いたわけではありませんので偉そうな事は言えませんが例えば本盤1994年収録のメンデルスゾーンにもアドバイスを得たシューマンのこの曲の演奏・・・タイム的には約31〜32分で過不足感はないのですがもうこの時には高齢域のリヒテルが凄い勢いなのです、第1楽章ピアノ主体強い力で押し進めます。第2楽章落ち着いてやさしさと激しさを交えていますがやや冗長的?覇気ある第3楽章から又また弾きまくるリヒテルありきの終楽章。やはり個性あるピアニストだったのですね・・・ライブである所以もあるのかも、独奏曲のシューマンの曲については比較的リヒテル演奏が気に入っていたのが正直少しすくんだりしました。立派な演奏には違い無いのでしょうが力強さ以外のものを聴きとれぬ私の実力でOKランクとさせて下さい。
もう皆さんが書き込まれているように絶対的名演奏のあの1958年収録「マタイ受難曲」を含むバッハ四大宗教曲+ マニフィカートの盤です。私はLP時代に全てを揃えて満悦に浸ったものでCDでもバラで大半を手元に置いて時々聴いておりますが本アルバム中「ロ短調ミサ」だけはHMVレビューによりますと1969年東京ライブということで未聴であります。私の聴いている「ロ短調ミサ」は勿論リヒター旧盤なのですが元々リヒターのロマン性を塗しつつ厳しい演奏でそのトレンドがこの「ロ短調」では顕著で時として息が詰まりそうに感じ、それは「語り」部分がないミサ曲故もあるのかも知れませんがもう少しホンワリした演奏を求めたくなった時はミュンヒンガーや少し時代を下がってリリングの演奏を聴く時もありました。しかし四大宗教曲に身を正して接するにはリヒター盤が絶対的存在なのでこれらの曲をこれから聴こうと思われる方は是非リヒター演奏盤にチェックを入れられたら良いと思います・・・とにかく最高ランク。
0 people agree with this review 2009/10/17
名演か否かかを巡っていろいろ意見もあるモーッアルト交響曲第40番は1948〜1949年VPOとの共演収録です。私は古い海外LP盤でハイドン交響曲とセットになったもので聴いております。第1楽章有名な出だし・・・かのトスカニーニが絹のハンカチーフがふわふわ地上へ舞い降りる如く云々といった処・・・はそのテンポの速さに面食らいを味わう人がいるかもしれません・・・かく言う私もそうで何か逆に演奏側が不用意にスタートしたのではと錯覚した位でそうこうして7分弱・・・他の演奏より明らかに短いのです・・・が終わるのですがその経過たるや大変思惟に詰まった感じで単純にテンポ云々で片付けられない気が今でもしております。第2楽章の8分強はそれでも反動で長く感じてしまうのも勝手なものです。どちらも約4分半の第3,4楽章はやはり気密性の高い演奏でCDでは音質は改善されているとは思いますが決して100点満点とは多分行かなくてもモノラル故の迫力も手伝って相当の訴えのある演奏となっているのでは・・・。ハイドン「驚愕」交響曲の方もトータルタイム約22分半何かロマンの香りを中身に詰めてそのテンポ、強弱のウネリは正しくフルトヴェングラー節で同じハイドンの「V字」交響曲(これはBPO共演)盤でも感じた中々魅力的な演奏であります。
名演か否かかを巡っていろいろ意見もあるモーッアルト交響曲第40番は1948〜1949年VPOとの共演収録です。私は古い海外LP盤でハイドン交響曲とセットになったもので聴いております。第1楽章有名な出だし・・・かのトスカニーニが絹のハンカチーフがふわふわ地上へ舞い降りる如く云々といった処・・・はそのテンポの速さに面食らいを味わう人がいるかもしれません・・・かく言う私もそうで何か逆に演奏側が不用意にスタートしたのではと錯覚した位でそうこうして7分弱・・・他の演奏より明らかに短いのです・・・が終わるのですがその経過たるや大変思惟に詰まった感じで単純にテンポ云々で片付けられない気が今でもしております。第2楽章の8分強はそれでも反動で長く感じてしまうのも勝手なものです。どちらも約4分半の第3,4楽章はやはり気密性の高い演奏でCDでは音質は改善されているとは思いますが決して100点満点とは多分行かなくてもモノラル故の迫力も手伝って相当の訴えのある演奏となっているのでは・・・。本盤私は冒頭書いたLPからの演奏感想であり他の収録曲を聴いておりませんので(第39番交響曲は是非近いうち聴きたいと思います)OKランク以上と当面させていただきます。
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