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TOP > My page > Review List of レインボー
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1 people agree with this review 2026/10/05
オランダの楽譜出版社、モレナールの新譜参考演奏集、ニューコンポジション・バンドシリーズの1枚です。 このシリーズは現在も発売されている人気シリーズです。 現在はポルトガルの演奏者によるCDが多いですが、CD初期の頃は地元オランダの演奏者による演奏が殆どでした。 このCDはハインツ・フリーセン指揮、オランダ・ウィンド・オーケストラによる演奏で収録されたものです。 指揮のフリーセンはオランダの吹奏楽界で活躍した人物で、日本でも オランダ・ウィンド・オーケストラは1989年に設立されたオランダのプロ吹奏楽団だそうであり、1990年代に各社に録音を残しています。 その腕前はなかなか見事なもので、バリトンなどが入ったヨーロッパ特有の編成からくる安定感のある重量なサウンドと、キレ味の良い演奏は見事。 マーチの小気味良さ、吹奏楽作品での表現力の良さ、観賞用にも十分いけます。 2つの行進曲を初めとした選曲もなかなか良い作品が揃っています。 録音は1991年3月26日から28日にかけて、モルゲンステルケルク・ヴォルマーヴェアにて。 モレナールの他のCDと同じで音質は良いです。 収録曲目は以下の通り。 1.デルタ行進曲(ヴァン・レーベン) 2.バーナム(コールマン arrペーターズ) 3.編隊飛行(レイヴナル) 4.小舞踏序曲(ラインスコーテン) 5.ルイ・アームストロング・リバイバル・セレクション(arrハウヴァスト) 6~8.我が村の写真(ペンダーズ) 9.ウン・ポコ・ロコ(ケニー) 10.動画の構想(シェファー) 11.パリの行進曲(アルメント)
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1 people agree with this review 2026/10/04
オランダのレーベル、ブリリアントが発売したチャイコフスキーの後期交響曲とスラヴ行進曲、イタリア奇想曲、嵐、ピアノ協奏曲第1番、ヴァイオリン協奏曲を収録したBOX。 ブリリアントは今では自社の新規録音が多いですが、このCDが発売された頃は他社の音源のライセンスが多くこのCDでもそうです。 交響曲はゲンナジー・ロジェストヴェンスキー指揮、ロンドン交響楽団の演奏で収録されています。 この音源は1980年代後半に録音されたものらしいのですがCDには記載がありません。 ロジェストヴェンスキーと言えば爆演タイプの指揮者の指揮者ですが、ソ連が崩壊して西側のオケと共演するようになりました。 このCDはその過渡期の録音であり、ロジェストヴェンスキーらしい爆演さをロンドンのオケが上手く中和した演奏です。 全体的に悪くはありませんがあっさりとした印象を受けます。 ロジェストヴェンスキー指揮による交響曲以外だとスラヴ行進曲、イタリア奇想曲、嵐も収録されています。 こちらも演奏の傾向は交響曲と同じですが、スラヴ行進曲等は中々良い演奏だと思います。 このロジェストヴェンスキーの録音はデジタル期の録音という事もあり音質は良好です。 4枚目は協奏曲集で、スロヴァキアのレーベル、オパスからのライセンス。 ヴァイオリン協奏曲とピアノ協奏曲第1番を収録したもので、どちらもオケはスロヴァキア・フィルハーモニー管弦楽団です。 まずピアノ協奏曲第1番は、ペトル・トペルチェルのピアノ、指揮はラディスラフ・スロヴァークによるものです。 指揮のスロヴァークはナクソスにショスタコーヴィチの交響曲全集を残したスロヴァキアの指揮者。 ピアニストもスロヴァキアの人物です。 楷書体的なピアノと言うか、音をしっかりと鳴らしており、ソロ、オケの伴奏とも手形い演奏です。 ヴァイオリン協奏曲は、ウラディミール・スピヴァコフのソロ。 指揮はズデニク・コシュラーです。 このヴァイオリン協奏曲はスピヴァコフの超絶的な技巧と歌心、さらにそれらを的確にサポートするコシュラーと、中々良い演奏となっています。 ただ、両方ともそれなりに古い録音のためか音質に残念なところがあります。 CDはスリーヴケース仕様で楽曲などの解説はない。
0 people agree with this review 2026/10/02
徳間がドイツ・シャルプラッテンの音源を使って発売していた廉価盤シリーズの一枚。 名曲アルバムと銘打ってクラシックの小品を収録したもの。 同時に同タイトルのCDが5枚発売されており、このCDは4枚目にあたるもの。 演奏者は2名おり、1から9曲目まではロベルト・ハネルが指揮をとっている。 うち1曲だけがライプツィヒ放送管弦楽団と、残りの8曲がベルリン放送管弦楽団を振ったもの。 ハネルは1925年生まれの指揮者で、作曲家としても活動した人物。 ドイツ・シャルプラッテンにはオペレッタや本CD収録曲目のような小品を残している。 このCDは主に普段はピアノ独奏曲等を、オーケストラ編曲またはソロ&オーケストラにアレンジしたものを中心として選曲されている。 編曲はゲルハルト・リシュカによる物が中心で、他にフランツ・ドップラー、ルディ・アルント、ゲルハルト・パウルらによるもの。 演奏はやはりこの手の作品は上手く、響きはドイツ的で渋いが聴かせ上手な演奏だ。 最後のグリーグは、ヴァーツラフ・ノイマン指揮、ライプツィヒ・ゲヴァントハウス管弦楽団によるもの。 普段はオケのみで演奏される事も多いソルヴェイグの歌も、歌手を入れて録音されており、演奏自体も確かだ。 録音年代は不明だが、聴く分には問題ない音質。 名曲アルバムというクラシック初心者向きのようなタイトルだが、クラシック音楽を普段から聴き慣れた人が聴いても十分楽しめるアルバムだと思う。
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1 people agree with this review 2026/10/01
ハインツ・フリーセン指揮、アムステルダム・ウィンド・オーケストラの演奏で収録されたオランダの出版社、モレナールの新譜参考演奏集ニューコンポジション・コンサート・バンドの一枚です。 演奏のアムステルダム・ウィンド・オーケストラは1989年に創設された団体で、オランダのプロ吹奏楽バンドです。 1990年代初期に、モレナールやDHRレコーディング、WWM等に音源を残しています。 指揮のフリーセンは大阪市音楽団の指揮者を務めていたので、日本でも知名度は高いと思われます。 このCDは1990年11月26日から30日にかけて、モルゲンステルケルク・ヴォルマーヴェアで録音されたもので、結成してから1年程の頃の録音です。 この演奏、参考演奏集とは思えない非常に充実した演奏。 オケの技術も確かだし、表現力もなかなかのもの。 プリマ・ラ・ムジカで楽しく聴かせたかと思いきや、愛と哀しみの果てでしっとり聴かせ、引き出しの広い演奏です。 観賞用に聴けるでしょう。 選曲は新譜は良い作品が多いです。 もちろん編曲物も多くフアン・マス・キレス編曲のシューマンの子供の情景、元オランダ海軍軍楽隊の隊長で作曲家のヘイク・ヴァン・ラインスコーテンによる威風堂々第4番、ヨハン・デ・メイによる愛と哀しみの果て等、モレナールで活躍した一流の作曲家のアレンジが聴けます。 録音、音質は良好。 最後に収録曲目です。 1.ペーパーミルズ・バンドメン(ペンダーズ) 2.愛と哀しみのボレロ(レイ/ルグラン arrフラク) 3.コーヒー・セレナーデ(フッゲンス) 4.テノロマンティック(マーク) 5.威風堂々第4番(エルガー arrラインスコーテン) 6.愛と哀しみの果て(バリー arrデ・メイ) 7~9.地中海組曲(レグラディ) 10.若いマリア(フッゲンス) 11~13.子供の情景より見知らぬ国と人々、トロイメライ、鬼ごっこ(シューマン arrキレス) 14.舞踏会の美女(アンダーソン arrハイデ) 15.プリマ・ラ・ムジカ(ケニー) 16.農民の休日(フラク)
1 people agree with this review 2026/09/27
2000年代から2010年代にかけて活動したイギリスのレーベル、SRCが出した一枚で、フィリップ・スパークの作品を集めた内容である。 演奏はバリー・ワッセル少佐指揮、イギリス王立近衛歩兵グレナディア・ガーズ軍楽隊。 CDはスカイライダーから始まり、宇宙の音楽で終わる。 本CDは楽譜出版社の参考演奏ではないため、演奏は大変に力が入っている。 演奏団体のグレナディア・ガーズ軍楽隊はイギリス近衛歩兵軍楽隊の中でも特に有名な団体で、デッカに録音した行進曲の音源などが評判高い。 指揮のワッセル少佐は2006年に音楽監督に就任した当時の隊長で、SRCにはもう一つ音源を残している。 軍楽隊の演奏は上手く調和され、柔らかく、美しいサウンドが特徴。 もちろん技量も高く、音楽的なウィンド・オーケストラらしい演奏が聴ける。 選曲面ではスパークのよく知られた作品は少なくどちらかと言うとマイナーよりだが、スカイライダー、ハイランド賛歌等のプロ団体の録音は少なく、そういう意味では貴重と言えるだろう。 優秀な録音で知られたSRCだけあり、このCDも残響の豊かな質の高い録音だ。 収録曲目と録音データは以下の通り。 1.スカイライダー 2.山の歌 3~7.ハイランド賛歌 8.ホワイト・ロックのデイヴィッド 9.モルト・ヴィヴィオ 10.マドリガルム 11~14.宇宙の音楽 録音 2008年3月17日、18日、チャーターハウス、ゴダルミング、サリー州
1 people agree with this review 2026/09/26
英国式ブラスバンドの中でも著名な、グライムソープ・コリアリー・バンド。 このCDはエルガー・ハワースの指揮で収録されたもの。 エリザベス女王即位50年を記念して行われたゴールデン・ジュビリーに関連してイギリスの民謡や、著名なクラシックなどを集めた選曲となっています。 名門の団体だけあり、その演奏は確かなもの。 全体的に英国式ブラスバンドの柔らかなサウンドを活かした好演奏が続くが、ロンドンデリーの歌の歌心溢れる演奏は聴きどころ。 また木星の中間部のコルネットの音色は大変に美しい。 その他何故かグライムソープ・コリアリー・バンドの演奏以外に、イギリス近衛歩兵の軍楽隊の一つ、アイリッシュ・ガーズ軍楽隊の演奏が4曲収録されている。 こちらは吹奏楽編成。 うち3曲はハワースの指揮で収録、いずれもハワース編曲の楽譜を使っての演奏である。 最後の威風堂々のみ、当時音楽監督を務めていた、アンドルー・チャトバーン少佐の指揮で録音されたもの。 イギリス軍楽隊の重要レパートリーの1つだけあり、CDの最後を飾るに相応しい立派な演奏だ。 録音は2002年と2003年で、デジタル期の録音なので音質は良い。 収録曲目は以下の通り。 1.テンプルバー・ファンファーレ(ハワース) 2.イギリス国歌(arrハワース) 3.威風堂々第4番(エルガー arrヒューム) 4.美しきロンドン(arrハワース) 5.ロンドンデリーの歌(arrハワース) 6.序曲『英国の様々な歌』(トムリンソン) 7.ある朝早く(arrハワース) 8.愛の挨拶(エルガー arrリンマー) 9.木星(ホルスト arrロバーツ) 10.ハーレフの男(arrハワース) 11.グリーンスリーヴス(arrハワース) 12.ボーイ・アンド・ガール(arrハワース) 13.様々なイギリスの行進曲(arrラングフォード) 14~16.パイナップル・ポール(サリヴァン/マッケラス arrブランド) 17.ボニー・ブライアー・ブッシュ(arrハワース) 18.ボニー・ダンディー(arrハワース) 19.イエルサレム(パリー arrハーバート) 20.威風堂々第1番(エルガー arrヒューム) 演奏 エルガー・ハワース指揮、グライムソープ・コリアリー・バンド 1、3~6、8~10、12~19 エルガー・ハワース指揮、イギリス王立近衛歩兵アイリッシュ・ガーズ軍楽隊 2、7、11 アンドルー・チャトバーン少佐指揮、イギリス王立近衛歩兵アイリッシュ・ガーズ軍楽隊 20 録音 2003年1月、モーリータウン・ホール(グライムソープ・コリアリー・バンド)2002年11月、チェルシー兵舎(アイリッシュ・ガーズ軍楽隊)
1 people agree with this review 2026/09/25
ハワード・スネル指揮、イギリス建築協会バンドの演奏によるマーチ集だ。 このバンドは、吹奏楽ではなくイギリス式金管バンドで編成されており、収録曲目も1曲を除きいずれもその編成に合わせて書かれた作品。 日本だとあまり知られていないが、英国式ブラスバンドの諸作品をたくさん書いたリンマーの行進曲が幾つか収録されているほかに、元アイリッシュ・ガーズ軍楽隊の隊長を務めたウィルコックスのチャンピオンズ等、比較的知られたマーチからマイナーなマーチまで収録しており、イギリス式金管バンドのマーチ集はなかなかないので貴重と言えるだろう。 演奏は初めて聴いたのだが、柔らかく深い音色とメリハリのある演奏で、どの曲も安定した水準の演奏で良い。 録音は1995年3月に、ザイオン・インスティテュートで収録されたもの。 発売元のオブラッソは録音の良さで知られるが、本CDでもクリアで迫力がある優秀な録音で良い。 収録曲目は以下の通りです。 1.コサック(リンマー) 2.ケルフィリー城(パウエル) 3.バーケンショウ万歳(リンマー) 4.チャンピオンズ(ウィルコックス) 5.ケンタウロス(ブロードベント) 6.テンプル騎士団(アレン) 7.コーンウェルの騎士(モイル) 8.ヴィクターの帰還(リンマー) 9.グレムディーン(カー) 10.B.B&C.F(ヒューム) 11.自由の光(ボール) 12.レイブンウッド(リンマー) 13.出場者(パウエル) 14.剣闘士(ホーキンス) 15.O.R.B(アンダーソン) 16.勇者の名誉(リンマー) 17.シモレイン(バラクラフ) 18.レンツブルク(ブロードベント) 19.オネスト・トイル(リンマー) 20.ワシントン・グレース(グラフーラ arrカーナウ)
1 people agree with this review 2026/09/21
エリック・カンゼル指揮、シンシナティ・ポップス・オーケストラがテラークに録音した音源の一つだ。 映画音楽やミュージカル、ポピュラー音楽やラテン、ディズニーと様々なアルバムをリリースしてきたこのコンビ、今作はオーケストラが大活躍する管弦楽作品を収録したもの。 カンゼルのCDは当たり外れはかなり少ないが、唯一クラシック曲のアルバムについては良い演奏は少ない。 その中では本CDはあたりなのではないだろうか。 リムスキー=コルサコフのムラダに始まるが、ティンパニの豪快な叩き方はなかなか聴いていて爽快だし、意外と録音のないヴァインベルガーのポルカとフーガは隠れた名演、サン=サーンスのバッカナールは途中は今ひとつだが終結部はすごい。 最後に収録された雪娘はちょっと期待はずれだが悪くはない。 響きはアメリカのオケを感じさせるが全体的にシンシナティ・ポップスの高い技術力のおかげもあり、聴きやすい演奏と言えるだろう。 録音もテラークだから、優秀で良い音質だ。
1 people agree with this review 2026/09/19
1990年代は大手レコード会社各社から吹奏楽の新たな新譜集が出ていたが、ソニーも2000年まで毎年新譜が出ていた。 各レーベル選曲に特色があったが、ソニーはアメリカの作曲家の作品が中心の選曲で本CDもリードやスウェアリンジェンなどアメリカの作曲家、編曲家の新作が集められている。 このCDは1992年盤。 演奏は、汐澤安彦指揮、東京佼成ウィンド・オーケストラによるものです。 このコンビによる演奏は定評が高く、本CDでも参考演奏集とは思えないよく練り上げられた演奏が聴ける。 クラシックからの編曲も良いし、聖歌変奏曲も悪くない。 また録音もなかなか良い音質で、さすがソニーと言った所。 曲目に興味があれば買ってみても良いと思う。
1 people agree with this review 2026/09/11
オランダのレーベル、ブリリアントが出した、リムスキー=コルサコフの管弦楽作品集。 今では自社音源も増えたがこの頃のブリリアントは他社レーベルのライセンス音源が中心で、本CDBOX4枚ともイギリスのASVレーベルが原盤。 但し、ASV自体は既にレーベルとして存在しないので、案外貴重なものとなっている。 1枚目はロリス・チェクナヴォリアン指揮、アルメニア・フィルハーモニー管弦楽団による演奏で収録。 『シェヘラザード』『サトコからのエピソード』『インドの歌』を収録している。 チェクナヴォリアンはアルメニアの指揮者で、ハチャトゥリアンの演奏で定評が高いが、ASVにはカバレフスキーやこのリムスキー=コルサコフ等の録音も残しています。 この中ではシェヘラザードがいい味が出していて荒々しさの中に美しさもあり、隠れた名演だと思う。 録音は1991年、エレバンのアラム・ハチャトゥリアンホールにて。 2枚目は『皇帝の花嫁』序曲『セルビア主題による幻想曲』『交響曲第1番』『交響曲第2番』を収録している。 演奏はヨンダニ・バット指揮、フィルハーモニア管弦楽団。 1997年3月12日から14日、ロンドン・オールセント・チャーチにて録音たもの。 バットはマカオ生まれの指揮者でASVの主流指揮者の1人。 レパートリーは結構幅広く様々な作曲家の録音を残している。 本CDはイギリスの名門フィルハーモニア管を振ったもの。 バットの音楽は良くも悪くも大らかな演奏。 リムスキーならではの華麗なオーケストレーションを上手く活かしているとは言い難いがオケをそこそこ鳴らし、まぁまぁ上手く纏めてあるので、悪くはない演奏だ。 3枚目もバットの指揮。 1曲目の『ロシア主題による序曲』が1998年にフィルハーモニア管弦楽団によって録音されたもの。 2枚目と近い時期に収録されただけあり演奏の傾向は良く似ている。 この他には『交響曲第3番』『おとぎ話』を収録。 演奏はロンドン交響楽団。 1985年録音のこの演奏は、ダイナミックなスケールな演奏が特徴です。 ロンドン響も良く音が鳴っており『おとぎ話』はこの曲の名演の一つではないでしょうか。 4枚目は再度チェクナヴォリアンとアルメニア・フィルが登場し、組曲『金鶏』組曲『皇帝サルタンの物語』組曲『クリスマス・イヴ』を収録している。 いずれも歌劇からのナンバーだ。 1枚目と同じ年に、同じハチャトゥリアンホールにて収録されたもの。 やはり野生味溢れる荒々しい演奏だが、これはこれで楽しい。 特に有名な曲には力が入っており、ブラスの力強い響きはいかにも旧東側らしい洗練されない音で聴きどころ。 録音は4枚ともデジタル自体の物なので全体としては悪くないがここでは良くないのもある。 このCDはリムスキー=コルサコフの比較的知られていない管弦楽作品を知りたいなりおすすめだ。
1 people agree with this review 2026/09/10
レスター・レール指揮、カリフォルニア・ウィンド・オーケストラの演奏で収録されたアルバム。 行進曲や、愛国歌等を収録したアルバム。 その大半がアメリカの行進曲が大半であるが、イギリスやフランスの行進曲もある。 スーザやアメリカ4軍公式歌等の有名曲目が中心の選曲であるが、パーカー『アメリカ在郷軍人』のような珍しい作品もある。 演奏団体のカリフォルニア・ウィンド・オーケストラは、本CD以外録音はないようで、団体の解説もライナーにないが、演奏自体はまずまず上手いと思う。 アメリカのオケだからか、マーチだと跳ねるようなリズム感が特徴。 とはいえ『イギリス空軍分列行進曲』『英国第8』『フランス分列行進曲』等、アメリカ以外の作品は良くも悪くもアメリカン・ナイズされており今ひとつ。 一番良かったのは星条旗よ永遠なれで、これはアメリカの意地が感じられる。 録音年は不明だが発売が1997年なので同年頃だろう。 録音場所の記載もないがスタジオで録ったのか、残響が全くないわけではないが響きが少ない硬い音、加えて低音が聴き取りにくい。 隠れた名盤というわけではないし、珍曲が収録されているわけでもなく、かといって演奏が悪いわけではないので、マーチ好き以外はおすすめしない。
1 people agree with this review 2026/09/06
このCDはいわゆるクラシック・マーチと言われる作品を集めた物。 最初から1人の指揮者、1つのオケを起用して新たに制作されるアルバムもあるが本CDはドイツ・グラモフォンが保有する音源を集めた編集盤。 但し、この手のアルバムは有名指揮者の有名音源を集めた物が多いが本CDはちょっとマイナーな音源かつマイナーな指揮者の音源も入っており、それが本CDの聴きどころとなっています。 このマイナーな音源というのは例えばフレモーとモンテカルロ国立歌劇場管によるロッシーニ、プロコフィエフやシュタイナーとノルトマルク響によるグリーグなどです。 前者はかなり珍しいオケ版の行進曲作品99が聴けます。 後者はドイツを中心に活躍した指揮者で、オケは弱いが味のある演奏が聴けます。 またライトナーのスラヴ行進曲も勢いがあって良いでしょう。 録音年代は1960年代が中心でアナログ録音ですが年代の割には良いと思います。 収録曲目は以下の通り。 1.アイーダから凱旋行進曲(ヴェルディ) 2.ハンガリー行進曲(ベルリオーズ) 3.ウィリアム・テルから兵士の行進曲(ロッシーニ) 4.行進曲作品99(プロコフィエフ) 5.フィデリオより行進曲(ベートーヴェン) 6.結婚行進曲(メンデルスゾーン) 7.妖精の行進曲(メンデルスゾー ン) 8.行進曲K.237(モーツァルト) 9.トルコ行進曲(ベートーヴェン) 10.スラヴ行進曲(チャイコフスキー) 11.忠誠行進曲(グリーグ) 12.ペルシア行進曲(シュトラウス2世) 13.ラデッキー行進曲(シュトラウス1世) 演奏 アルジェオ・クアドリ指揮、ウィーンフォルクスオーパー管弦楽団&ウィーン国立歌劇場合唱団 1 イゴーリ・マルケヴィチ指揮、コンセール・ラムルー管弦楽団 2 ルイ・フレモー指揮、モンテカルロ国立歌劇場管弦楽団 3、4 フェレンツ・フリッチャイ指揮、バイエルン国立歌劇場管弦楽団 5 ラファエル・クーベリック指揮、バイエルン放送交響楽団 6、7 フェルデナント・ライトナー指揮、カペラ・コロニエンシス 8 ベルハルント・クレー指揮、ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団 9 フェルデナント・ライトナー指揮、ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団 10 ハインリッヒ・シュタイナー指揮、ノルトマルク交響楽団 11 ヘルベルト・フォン・カラヤン指揮、ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団 12 フェレンツ・フリッチャイ指揮、ベルリン放送交響楽団 13
1 people agree with this review 2026/09/04
このCDはデビット・マーシャル少佐指揮、イギリス王立近衛歩兵コールドストリームガーズ軍楽隊の演奏で収録されたもの。 中身は行進曲を集めた内容だ。 ただ世界の有名作だけを集めたものではなく、有名な曲も勿論収録されていますが、通な行進曲ファンのためにと書かれている通りイギリスの作曲家によるマイナーな作品が多数収録、しかもどれも中々のメロディを持っている。 指揮のマーシャル少佐は1990年にコールドストリームガーズ軍楽隊の音楽監督になり、1999年に退役するまでこの軍楽隊で指揮を取っていた。 本CDは1999年発売で、まさにマーシャル少佐と軍楽隊の集大成とも言えるもの。 重心の低めのその演奏はいかにもガーズバンドと言った所で、飛び抜けた演奏はありませんが、ブリティッシュなサウンドによる安定したマーチが聴けます。 録音年は書いておらず不明ですが、エンジェル・スタジオで収録されたもの。 音質は良好です。 最後に収録曲は以下の通り。 1.ワシントン・グレース(グラフーラ) 2.スカーレットとゴールド(トーマス) 3.アクション・フロント(ブランケンブルク) 4.インペリアル・エコーズ(サファローニ) 5.平和主義者(ロッター) 6.勇者の後裔(ビドグッド) 7.ミッチェル将軍(ホール) 8.双頭の鷲の旗の下に(J.F.ワーグナー) 9.闇から光へ(ラウキーン) 10.美中の美(スーザ) 11.壮大に(ザイツ) 12.イギリス第8軍(エリオット) 13.若き勇者(ロヴェル) 14.常に最高(ヒューム) 15.勝利の旗の下に(ブロン) 16.国王の兵士(プラター) 17.近衛兵の大尉(バッシュフォード) 18.西部戦線(マーシャル) 19.前線へ(ヒューム) 20.聖ペトロック(マーシャル) 21.解放者(アンクリフ) 22.アイアン・デューク(スタンレー) 23.ヨーロッパ連合(ツェーレ)
1 people agree with this review 2026/09/03
ロジャー・ノリントン指揮、ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団、ロンドン・フィルハーモニー合唱団の演奏によるCD。 邦題はイギリス音楽の祭典となっていますが、BBCプロムスのラストナイト・プロムスゆかりの作品を収録したものです。 選曲面では『王冠』『威風堂々』『イェルサレム』『ルール・ブリタニア』『イギリスの海の歌による幻想曲』と言ったお馴染みの作品に加えて、スタンフォードの『海の歌』ヴォーン=ウィリアムズ『音楽へのセレナード』と言った少し馴染みの少ない作品も収録されています。 ノリントンと言えば古楽のイメージが強いですが、ロマン派の作曲家の作品も結構録音があります。 本CDもそのうちの1つで、モダンオケでの演奏ですが、威風堂々等、少し速めのテンポで演奏されている曲もあり、引き締まった感じのある演奏はノリントンらしいと言えます。 またイギリスの海の歌による幻想曲は珍しくビューグルラッパのメドレーから収録されています。 とはいえ全体的に見ればちょっと好みが分かれそうな演奏だなと言ったディスクです。 私には刺さる曲もあればあまりピンとこないのもありました。 尚、この録音はセッション録音のようで、プロムスのライヴ特有の熱気はありませんが、音質などははるかに良いです。
1 people agree with this review 2026/09/02
ノルベール・ノジー隊長指揮、ベルギー王立ギィデ軍楽隊の演奏で収録されたアルバム。 イタリアの作曲家、レスピーギの代表曲、ローマの祭り、ローマの噴水、ローマの松の、いわゆるローマ三部作を収録したアルバムである。 色彩的で華麗なオーケストレーションがなされている事もあり、原曲のオーケストラでは勿論、吹奏楽でも盛んに演奏、録音があるこの作品は様々な編曲がありますが、本CDではアントニオ・デリアとオッテリーノ・ラナッリの編曲による楽譜を使った演奏です。 デリアとラナッリはレスピーギが生きていた同時代に活躍したイタリアの音楽家。 両名ともイタリア吹奏楽の大編成による華麗な響きがするアレンジがなされています。 演奏のギィデはベルギーを代表する吹奏楽団でフランス式の大人数のバンドから鳴るその煌びやかなサウンドと、卓越した技術と音楽的な表現力は、デリアとラナッリのアレンジを存分に活かし、管弦楽にも勝るとも劣らない演奏を聴かせてくれます。 録音は1999年、本CDは元のレーベルから発売元を変えてリリースされた再発売盤ですが、音質等はデジタル期の録音ということもあり良好です。
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