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Review List of robin 

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     2024/03/03

    この巨匠にしてはやや客観性のある演奏だが、どちらも有無を言わせない説得力のある演奏で、何よりも音の響きに輝きがあり内部も100%に近い充実度で両曲ともに素晴らしい演奏である。音も良く、この演奏、音に満足できないとしたら欲が深いと言わざるを得ないと思う。一般には、イッセルシュテット・ウィーンフィルが美しいとの評価で異論はないが、演奏の充実度は断然フルトヴェングラーが上で比較にならない。なお、CD番号は日本番号だがCDはドイツプレスの41566−2である。後発CDにUCCG3708があるが、このF35Gのほうが音圧もあり音に輝きもあるが、UCCGも素直な音で聴きやすい。ORFEOの54年8月30日の演奏もウィーンフィルだけに美しくまろやかな響きに充溢した名演だ。

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     2024/03/02

    演奏云々より音の貧しさに閉口する。素人が会場で隠し撮りしたような音の悪さである。このシリーズはこれで2枚目だが、1枚目のパレ―も(シューマンだったと思う)鑑賞に差し支える同様の音の貧しさで、海賊録音ではないかと疑いたくなるほどで、レコード録音会社または放送局の正規録音ではないと思う。1942年のフルトヴェングラーの第九のほうがまだ良い。

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     2024/03/01

    音は美しい、テンポは早めでスタイルは一聴すると恰好良いように聴こえる、がそれはとりもなおさずマゼールの昔からの欠点でもあり、この演奏に昔の味薄いイメージが音の響きに出ている。深々とした底から響いてくる音が欲しくなり、全楽章表面的な響きで、没頭のトランペットからして響きが浅くのっけから嫌になる(早めのテンポによるためだけでもあるまい)。ブルックナーはこれではいけません。BPOとの(スラヴ舞曲)の名演でマゼールも様変わりしたかと思ったが、根本は変わっていないようだ。私をして残念ながらやっぱりマゼールは諦めようと思わせたブル3であった。

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     2024/03/01

    昔、EMIのLPが発売されたときに聴いた。某日本指揮者(シベリウスのスペシャリストと云われた)が推薦した記事を読み、さっそく購入し聞いた。失望であった。当時30歳ぐらいの私は、プロの指揮者がこういう凡演(あくまでも私の感想で評価)を高く評価するのを不思議に思った。プロなら間違いはあるまいという先入観があったからである。その後、故宇野氏等の評価も低いものであったので、やや納得したのを覚えている。仲間が推薦するハイフェッツは敬遠だが、オイストラフ、チョン・キョンファのほうがこのイダ・ヘンデルよりずっと素晴らしい演奏だと思った。その後、プロの音楽家、学者が推薦する演奏を聴いたが、良いと思ったのはごく少数で、私の感覚に合わないのがほとんどで、僭越にも、プロもあてにならないと思ったりしたものである。そして今もその気持ちに変わりはない。結論、このイダ・ヘンデルの弾くシベリウスは私には、彼女にしては凡演、としか聴こえない。

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     2024/03/01

    クラッシクを聴き始めて50年になるが、まさかスラヴ舞曲にハマるとは思ってもみなかった。きっかけはつい最近、マゼール・BPOの味濃い演奏を聴いてからだが、そしてこのドラティ盤。押しが強めで分厚くどんどん聴かせるが、もう少ししっとりとしたボヘミアの郷愁とか民族色を出せたらもっと良いのにと思う箇所もある。音は申し分なく良く、ハイを上げ気味にすればよい結果がでるかも。私が特に好きなのは、6番と10番で、6番のドラティは優れており上位の演奏だ。10番が抜群に素晴らしいのが意外にも、ストコフスキー・NPOで絶妙に遅いテンポで歌いぬく。ただし残念にも彼はこの10番の録音しかない。いまだにスラヴ舞曲にハマっており、セル、ライナー、プレヴィン等あと5種ほど聴きたいと思ている。

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     2024/02/29

    音は大変良くこの曲を初めて聴く人には良いと思う。ベートヴェンやブラームスの時のような分厚い音のカラヤン癖も少くなく聴きやすい。ただし、曲をよく知っているひとには物足りないかもしれない。例えば、ジークフリート牧歌などクレンペラーの圧倒的な響きには及ばない、それは同曲異演にも通じる。CDの絵柄はいかにも趣味が悪い。

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     2024/02/29

    (新世界より)といえばケルテス・ウィーンフィルのケルテス一世一代の名演があり、今もってベストで今後もこれに勝る演奏は出ないと思うほどだ。それはさておいて、このロジンスキーであるが民族感、土俗感といった郷愁を誘う演奏とは言い難い。むしろやや即物的、職人的な響きである。同じような演奏にマーキュリー録音のクーベリック・シカゴSOがあるが、クーベリックほどには演奏も音もアクの強さはなく聴きやすい。スタイルはどういうのでも良いと思うが、このロジンスキー盤、やはりボヘミアへの郷愁、望郷の念といったものに欠けていて物足りなさを感じる(但し終楽章だけは面白く聴ける)。因みに位相を変えて疑似ステにして聴いても全く違和感なくむしろ聴きやすいぐらいである。余談ながら、カラヤンを敬遠している小生だが、ザルツブルク音楽祭ライヴのカラヤン・ウィーンフィルの新世界(sardana cd )にはうなってしまった。

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     2024/02/28

    DECCA OVATION ドイツCDで持っている。音は大変きれいで言うことはない、十分聴き込んではいないが土俗感はあまり感じられない。そこがやや不満である。オケの響きは厚くステレオ的には満足するが、私としてはボヘミアの郷愁や農民の祭りなどの楽しさ、賑わいなどを味わいたいのだが。その点、マゼール・ベルリンフィルのほうが土俗感が出て味わいも深く、オケとの一体感が出て気に入っている。OP72−2の10番が特に好きでここが絶妙に上手いのが、遅いテンポでしっとりと謳っているストコフスキー・NPOだが、残念にもこの1曲しか録音がない。あと、セイナ・チェコフィル、マッケラス・チェコフィルなども聴いてみたい。現在HMVさんにライナー・ウィーンを注文中である。










    npo

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     2024/02/28

    余り期待はしていなかったがやはり失望しました。曲の良さを聴かせるというよりも指揮者とオケの上手さを聴かせるという感じが強く感心しません。どうだ、上手いだろう、すごいだろう、という自己主張が感じられます。あくまでも曲に奉仕した演奏、音楽あっての演奏という感じから遠いように思います。そのへんが偉大な前任者との違いを感じてしまいます。

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     2024/02/27

    私は4番も5番も7番も43年録音が一番好きである。この7番はDGでは11月3日としている。5番は47年5月25日と27日の演奏が双璧だというのが一般の評価だが、それは戦後復帰の記念的演奏だからということと、43年録音より音が良く聴きやすいということもかなりプラスになっていると思う、が私は断然43年の演奏が勝っていると思っている。この7番はEMIとDGで若干音質が異なっている。EMIは少しステレオプレゼンスがあるような気がする。レンジが広く耳あたりも良く一般的にはこちらのほうが良いとされるだろうが、私はDGの集中力と緊迫感に溢れライヴ感に満ちた音が気に入っている。(演奏の緊迫感、集中力たるや並外れている)このTOCE盤は悪評高い岡崎リマスターであるが(私は気にしない)、セッション録音的な雰囲気の音で聴きやすく終楽章の追い込みなど圧巻であるが、DGで聴く音の集中力は少ないように思う。ただし、いつも言っているが装置、アクセサリー、部屋の状態等によって音質、音色は変化する。ともあれ天才的な演奏であることに間違いはない。

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     2024/02/26

    どのブランデンブルク協の演奏にもあてはまるが、秀演と並みの演奏が混在している。良いと思ったのは、3,4,5,並みは1,2,6である。3番の弦はカザルス盤に匹敵する妙技が聴け、4,5は演奏の味が比較的濃い秀演と言えよう。並み演の1番、4楽章のトリオはフレーズがリズム主体て短くこの箇所の美しいメロディが聴けないし、全体に明るい楽しさ、美しさに欠けている。レーデルなどのほうがはるかに美しい。2番は平凡で退屈、もっと縦横無尽にやってほしい(クレンペラーが最高に素晴らしい。)最も期待した6番は全体に響きが重くもっと美しいはずなのに、残念にもそれが表れていない。ここは現代楽器でのレーデル、バウムガルトナー、ブリテンなどのほうが数倍美しい。やはり、全体に、このサヴァール盤でも古楽器の限界を感じる。わたしは、バッハと言えども現代楽器での演奏が好きである。(それは例えば、プロペラ機と高速ジェット機の機能の差のよう。)良くて星4が妥当と思う。

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     2024/02/24

    ここに聴くは、女性的なショパンでなく男性的なそれである。ピアノにもオケの響きにも内的な力があり筋が一本通った演奏で、彼女の弾くモーツアルトと同様、ここでもシュミットの豊かで幅広く大きな表現力に驚くほかはない。ルービンスタインの堂に入った演奏やフランソワの繊細なショパンも好きだが、こういう大きな演奏もあり得るのだと納得させられる。アルゲリッチの1,2番の協奏曲に今ひとつ良い演奏がない現在、シュミットのショパンは存在感十分である。私たちはともすると大手録音会社の演奏家を優先しがちだが、このピアニストを聴きながら僭越とは思うが、このような比較的地味な演奏家を紹介するのも良いのではと思うに至った。

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     2024/02/24

    20番はシュミット、23番がモラヴェックだが知らないで聴くと、反対ではないかと思うだろう。シュミットのほうが男性的で太い響き、モラヴェっクが細身で細やかな響きである。演奏スタイルの違いがあるものの、共に内容十分な表現力があり聴いていて何の不満もない。20番の終楽章など昔のハイドシークを超えるような輝かしい演奏である。クラッシク音楽を聴き始めて50年にして初めて知るシュミットの素晴らしさ。P国出身のP女史やF国のG女史と表現力が倍ぐらい違って大きい。今からでも遅くない、シュミットの録音CDを出来る限り集めてみようと決めた次第である。(皇帝)の録音もあるらしいがCDになっているかどうか。余談ながら、ILANA VEREDの(皇帝)も聴きたいなぁ。モラヴェックの23番もシュミットに劣らずモチすばらしい。

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     2024/02/23

    大きく派手に響かせ一聴するとブルックナーらしいが、この音、響きはブルックナーには向いていない。重くて硬く音楽が平板である。大きな響きでも、クナやシューリヒトは重くならずにスケールの大きさを出し曲の核心に迫る響きをオケから見事に生み出している。その違い、差は大きいと言わざるを得ない。ブル4など見掛け倒しの音の響きに騙されそうだが、重く硬い響きはブルックナーの音楽とかなり離れている。

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     2024/02/23

    5種ほど聴いたがこの演奏がベストであった。響きが柔らかくニュアンスに富みロマンの香りにも満ちた秀演であり、デュトワの上手さに依るところも大だと思う。古くはダレル(ダルレ?)のモノラルがあるが、CDになってやや音質、音色が変わりLPで聴いた時の印象とちょっと違いあまり楽しめない(ただし、その中の七重奏曲だけは抜群の演奏)。ドイツ・オーストリアのロマンと異なり、もっと柔らかく淡くロマンチックな協奏曲でお勧めである。私見だが、サン・サーンスはシューマンの影響を受けているのではないかと思う。似たようなメロディー、リズムが表れる。例えば、交響曲3番にはシューマンのピアノ五重奏曲そっくりの転用箇所が聴かれる。

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