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0 people agree with this review 2015/03/16
グールド・ファンは迷わず買うべし。 バッハだけでなくグールド録音全集は出ないのかなぁ。
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1 people agree with this review 2015/03/16
マゼールは全体的にアシュケナージのピアノをたてているようだが、第3楽章は堪えきれなかったのか、音楽自体がそうだが、もういいでしょうとばかりにド派手にオーケストラを鳴らしている。 シューマンのピアノ協奏曲は素直な演奏。素晴らしい。名演奏だ。
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モスクワ生まれでモスクワ音楽院でエフゲニー・ゴルベフに作品を学んだアンドレイ・ゴロヴィンの管弦楽作品集。 映画音楽からの小品(ワルツ)、交響楽団のための前奏曲やソプラノと管弦楽のための作品、ヴァイオリン協奏曲を収録している。 解説にはボリス・チャイコフスキイの流れを汲む音楽とある。 4つの交響曲、歌劇、カンタータ、管弦楽伴奏の歌曲や室内楽曲を作曲している。
カンチェリの交響曲第4、5、6番は今回初めて聴いたが素晴らしい音楽だ。 『風は泣いている』が有名で録音も多いが、交響曲の方が優れていると思う。 交響曲は古典的な形式で親しみやすい作品なので20世紀の音楽に抵抗がある人にも受け入れられると思う。
0 people agree with this review 2015/03/13
マリア・カラスが残した二つの『ラ・ジョコンダ』の一回目の録音。 男声陣がとても素晴らしい。
3 people agree with this review 2015/03/12
歌劇『ノルマ』と歌劇『サロメ』の全曲録音にアリアやデュエット、歌曲、サルスエラの曲を集めたアルバムからなるBOXセット。 ロッシーニの『タンクレディ』からのアリアは人間業とは思えない程のアクロバティクな歌唱だ。まさに金メダル級。 歌劇『トスカ』の有名なアリア、「歌に生き、恋に生き」も素晴らしい。 歌劇『ノルマ』全曲は現在廃盤で手に入らないので貴重だ。 歌劇『サロメ』は苦手だったが、この録音を聴いて好きになった。とても美しい音楽に仕上がっている。
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1 people agree with this review 2015/03/11
メリコフのバレエ『愛の伝説』の音楽はジャケットのイメージ写真そのものだ。 このようなマイナーな作品が商品化されたのも今や大人気となったゲルギエフが指揮をしているからだろう。 この録音での若きゲルギエフによる素直な演奏に共感が持てた。 モスクワ放送交響楽団の演奏も素晴らしい。 ハチャトゥリアンの音楽が好きな人には特におすすめ。そしてハチャトゥリアン以上に音楽に変化があって面白い。
ヴァインべルクの交響曲を全て聴くことが出来る日は近いのだろうか? 交響曲第5番はコンドラシンに捧げられた作品。このCDではまさにそのコンドラシンの指揮で聴くことが出来る。 荒さはあるがダイナミックな演奏だ。 交響曲第10番はバルシャイとモスクワ室内管弦楽団に捧げられていて、やはりここでもバルシャイ指揮、モスクワ室内管弦楽団による演奏が聴くことが出来る。 室内管弦楽団ならではの濃密で集中力の高い演奏になっている。
1 people agree with this review 2015/03/10
セラフィン指揮、フィレンツェ五月音楽祭管弦楽団・合唱団による歌劇『ランメルモールのルチア』。 音質がもう一つだが、ディ・ステーファノの歌唱がとにかく素晴らしい。
2 people agree with this review 2015/03/10
1995年5月19日のライブ録音。 東京芸術劇場での公演記録用録音ということだが、コンサート・ホールに行くと天井からマイクとコードがぶら下がっているが、あれで録られたものなのだろうか? 音質はクリアでとても良く、スヴェトラーノフの息遣いまでも聴こえる。 特にバレエ組曲『火の鳥』は素晴らしい演奏だ。 スヴェトラーノフが指揮するショスタコーヴィチの交響曲第5番は正統派である意味スヴェトラーノフらしさが感じられない。ショスタコーヴィチに敬意を払って冒険はあえてしないのだろうか? ライブ録音にしては臨場感に欠けるように感じた。 音に暖かみががないというのかガラスのような冷たさがあり、そのことが逆に交響曲第5番の第3楽章の終わりでは透き通るような美しい響きになっている。ロシアの冬景色が浮かんできた。 このような貴重な録音を聴くことが出来きてファンとしては幸せだ。 今後の商品に期待したい。
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0 people agree with this review 2015/03/09
これは面白い。輸入盤で歌詞が分からずとも音楽だけで楽しめる。 第1幕、No.9でショパンのピアノ曲が演奏(変奏)されて歌がかぶっていく所などヴァイルの洒落がきいていてとても面白い。 国内盤が出ないものか? そして日本語字幕付きの映像が発売されることを願う。
8 people agree with this review 2015/03/09
ベームはオペラを指揮した録音くらいしか聴いておらず、正直良さが分からなかったがこのドイツ・オーストリア音楽の交響曲を聴いていかにベームが素晴らしいかを知った。 ベームとウィーン・フィルによるベートーヴェンの交響曲全集はこれまで何種類か聴いた全集のうちで一番素晴らしいと思う。 若々しく、溌剌とした爽やかなベートーヴェンの演奏を聴いていると心が晴れやかになる。 シューベルトの交響曲第9番は堂々と、そしてたっぷりと歌っていてこれまた名演奏だ。 改めてシューベルトの交響曲全集を聴いて、交響曲第5番が好きになった。 ベームとウイーン・フィルの相性はとてもいいように思う。ベルリン・フィルとでなくウイーン・フィルでモーツァルトの交響曲全集を録音してくれていたらなぁ。
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4 people agree with this review 2015/03/09
ジュリアス・カッチェンの演奏はこの全集で初めて聴いたが、なるほど素晴らしいピアニストだ。 かっちりとして隙のない堂々たる演奏を聴かせてくれる。
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2 people agree with this review 2015/03/09
あまりにも歴史的というか政治的な先入観が入りすぎて純粋に音楽だけを聴くことが出来ない。 フルトヴェングラーの理想とする第9番の演奏は果たしてこのようなものなのだろうか? 雷が何度も落ちるような激しさや打楽器の嵐のような響きに圧倒される。
0 people agree with this review 2015/03/08
1971年の録音で少し音がこもりぎみに感じられる。 サンティの緩急ある指揮が素晴らしい。 ドミンゴはこの録音の10年後に『道化師』をスタジオ録音しているが、1回目のこの録音における歌唱も堂々たるもので、有名なアリア「衣装をつけろ」を歌った後思わず泣き崩れるという感情表現がライブでなくスタジオで見事に歌われているというのが凄い。 ミルンズの少し癖のある歌い方がトニオに合っているように感じた。
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