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1 people agree with this review 2016/05/31
これは面白い。 ビゼーの歌劇『カルメン』が好きな人、ロシアの民族楽器が好きな人は是非聴いてほしい。 わずか5人の演奏者によるスケールの大きい、楽しい音楽だ。 民族楽器で演奏されているが、クラシックぽいところ、ジャズぽいところなど、飽きさせない。
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0 people agree with this review 2016/05/31
師ランパルのバロック音楽も素晴らしいが、工藤重典は師を越えているのではないだろうか。 演奏技術の高さと音色の美しさ、音楽をつくる心がバランス良く引き立てあっているように思う。 高音が緊張した音でなく、輝かしい光を発しているようだ。 とくにヘンデルのフルート・ソナタは聴いていてため息が出るほど素晴らしい。 どの作品もいい作品だが、特にテレマンのフルート・ソナタが一番素晴らしいと思った。
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眠りにつく前に聴いてみた。 ギターの音色は寝付く前の疲れた耳にとても心地よかった。 ヴァイオリンやリュートの為に作曲されたバッハの作品をギター編曲版で聴くと、短調であってもギター独特の明るい音色によりバッハ特有の音楽の深刻さが消えて優しい音楽に仕上がっているように感じられた。 コラール・プレリュード「目覚めよと呼ぶ声あり」BWV645では他の作品と違ってギターの音色から歌声が感じられるようだった。
0 people agree with this review 2016/05/30
バルトークの『2台のピアノと打楽器のためのソナタ』は管弦楽編曲版もあるが、オーケストラがないほうが面白いように感じる。 ラヴェルの『マ・メール・ロワ』と『スペイン狂詩曲』は2台のピアノと打楽器のための編曲版。 編曲は打楽器奏者のペーター・ザードロ。 『スペイン狂詩曲』は打楽器がアクセントとして入ってきてなかなか効果的だったが、『マ・メール・ロワ』はピアノの豊かな表現に対して打楽器が寂しく聴こえた。
1 people agree with this review 2016/05/30
歌劇『鷲の子』はナポレオン二世を描いた作品で、エドモンド・ロスタンによる1900年の戯曲をもとにして1937年に初演された。その後、演奏されることはなかったが今回初めてこの録音で全容を知ることが出来るようになった。 オネゲルとイベールの2人の作曲家の合作によるなかなか洒落た音楽になっている。 合作だが、音楽は統一されているように感じられた。 ケント・ナガノ指揮、モントリオール交響楽団の演奏からはフランスの香りを感じた。 このような歴史的な録音が輸入盤のみの販売というのが残念でならない。
0 people agree with this review 2016/05/24
ピアノ協奏曲第3番は名演です。 アルゲリッチのピアノはもちろん。アバド指揮のマーラー室内管弦楽団の素晴らしいことといったら言葉では表せない。
3 people agree with this review 2016/05/07
ボリショイ歌劇場によるロシア語歌詞の歌劇『カルメン』。 台詞はなく、グランド・オペラ版の演奏だ。 勢いよく楽譜をめくる音やプロンプターの囁き、咳、舞台上の音、拍手など臨場感たっぷりのライブ録音。しかし録音された年月についての記載がない。 ドン・ホセを歌うアントーノフが素晴らしい。マリオ・デル・モナコとホセ・カレーラスを足して2で割ったような感じだ。
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0 people agree with this review 2016/05/03
アルゲリッチとフレイレのザルツブルク音楽祭での演奏会のライブ録音。 プログラムがとても魅力的だ。 『ラ・ヴァルス』は管弦楽版より2台のピアノ版の方が面白いように思う。 それにしても贅沢な演奏会だ。
ショスタコーヴィチの未完のヴァイオリン・ソナタを聴くことが出来るとあって購入したが、5分25秒しかない。 未完には違いがないが、作品ではなく断片といった方が正しい。 解説を読んでいないので詳細はわからないが、まだ練り上げられていないスケッチのようなものだ。 ショスタコーヴィチの作品はおまけとして楽しんで、ヴァインベルグの『コンチェルティーノ』が聴けたのが一番の収穫だった。 ヴァイオリンのリヌス・ロートは初めて知ったが素晴らしい演奏家だ。 そして、録音の音質がとても良い。迫力のある強い音がする。
バグダサリアンのピアノ作品とピアノとヴァイオリンのための作品集。 バグダサリアンはアルメニアの作曲家。 ピアノのための『24の前奏曲』は様々な要素がつまった興味深く、美しい作品。 『ラプソディー』はアルメニアの民族色が感じられる作品。 ヴァイオリンとピアノのための『夜想曲』はアンコールにもってこいの、甘く美しい曲。
2 people agree with this review 2016/05/02
ラヴェルの生誕100年を記念した1975年3月17日のモスクワ音楽院大ホールでのライブ録音。 3月のモスクワはまだ寒いのだろう。しかし、この日の演奏会はまるで真夏のような雰囲気を音楽で作り出している。 一般的なラヴェルの演奏とは違う世界がここにある。 洗練されていない、粗削りのラヴェルとでも言おうか? この演奏にはラヴェルもビックリすることだろう。 『スペイン狂詩曲』はスペインではなくて、アマゾンの夜を描いた音楽に感じられた。熱帯雨林の夜、動物たちの鳴き声がこだましているようだ。 『亡き王女のためのパヴァーヌ』はゆったりしたテンポで、どことなくひなびた印象を受けた。(オーボエの田舎臭い響きがなんとも言えない。) まるでロシアの昔話のようだ。 組曲『マ・メール・ロワ』にしても、スヴェトラーノフの指揮ではどことなくおどろおどろしい感じがした。 『ダフニスとクロエ』第2組曲は弦楽器が暑苦しいくらい分厚い音を出している。 ライブ録音のため雑音が混じり、音質はあまり良くない(マ・メール・ロワは特に音質が良くない。)
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2 people agree with this review 2016/04/14
デュボワのこの3つの作品は今回初めて聴いたが、どの作品もとても魅力的だ。 デュボワの作品は録音も少なく、演奏されることが稀なことがもったいない。 そして、これまでロトとレ・シエクルによる録音を数枚買ったが、この1枚によってやっと19世紀のオーケストラの魅力に目覚めた。 個人的に古楽器アンサンブル等にも興味がなく、現代のオーケストラのサウンドに耳慣れているので、19世紀のオーケストラのサウンドに物足りない気がしていた。 作曲家がイメージしていた当時のサウンドは確かにこのようなものかもしれないが、時代によって楽器や演奏方法が改良されてサウンドが変わるのは良いことだと思っている。(作曲家の楽譜に手を加えているわけではないのだし。) ただロトの録音を聴いて、音楽を楽しむ幅が広がってきた。 当時の楽器を使用して、当時の演奏方法を再現しようという試みは、古楽器演奏に特に興味がなくても楽しめるということにやっと気付いた。
2 people agree with this review 2016/04/13
どの全曲録音も素晴らしいものだがあえて企画に対して思うことは、近年バリトンのタイトル・ロールを歌っている歌劇『シモン・ボッカネグラ』のRCAの全曲録音が入っていていない(もちろんテノールのアドルノを歌っている。)のと、SONYで録音された歌劇『イル・トロヴァトーレ』と歌劇『アイーダ』の全曲録音がセットに入っていないのが残念だ。 もしそうなら『イル・トロヴァトーレ』と『アイーダ』では若き日のRCA録音とベテランになってからSONYに録音したものとの聴きくらべが出来て興味深い。 長らく廃盤になっているRCAの歌劇『シモン・ボッカネグラ』はカヴァツェーニ指揮、カプッチルリ、ドミンゴ、リッチャレッリ、ライモンディという豪華歌手による録音なのだが、これはいつになったら再発売されるのだろうか? もしかして、そのうちSONYからドミンゴが『シモン・ボッカネグラ』のタイトル・ロールを歌った全曲録音が発売されて、それのカップリングとしてRCAからアドルノを歌った全曲録音が復活するのだろうか?
0 people agree with this review 2016/04/13
スヴィリードフの歌曲集を作曲家自身のピアノ伴奏、オブラスツォワの歌で。(うち1曲は合唱とソリストの作品。) スヴィリードフの作品はそんなに知らないが、聴いた限りでは歌曲が特に優れているように思う。 詩人ブロークもエセーニンも日本ではそれほど知られていないように思う。 ただブロークの名前はショスタコーヴィチの歌曲によって知られているかもしれない。 エセーニンはあまたいるロシアの詩人の中でも(プーシキンに次ぐほどの)人気のある詩人。 スヴィリードフの作品を聴いていても、エセーニンの詩に付けられた音楽は大変美しく感じられる。 ブロークの詩に作曲された『イコン』は1980年11月23日の初演の時の録音。 『キャスト・オブ・ロシア』はライブ録音のため音が少し悪いが、音楽が素晴らしい。 この作品を聴くためにこのCDを買う価値がある。
1 people agree with this review 2016/04/13
ユニークな選曲だ。 現代の作曲家、チャプリギンとクルバトフの作品が面白かった。 チャプリギンの作品は『小さなキプロスの音楽』というタイトルだが、キプロスの民族舞踊か民謡の要素なのだろうか、面白いリズムと独特の響きがあった。 まだ若い作曲家、クルバトフの作品は『闇の中で』というタイトルから暗い作品なのかと思ったがそうではなく、ノスタルジックというかロマンチックな作品だ。 この曲を聴いてクルバトフの作品が他にも聴きたくなった。 バラキレフの『ピアノ・ソナタ第2番』は実演を聴く機会がない珍しい作品だが演奏効果は抜群だと思う。なかなか高度な演奏技術を要求する難曲のようだ。 ボロディンの歌劇『イーゴリ公』の有名なメロディーに似た主題が繰り返し出てきて耳に残った。 チャイコフスキイの『同一主題による6つの小品』はチャイコフスキイらしさがそれほど強く感じられない作品でその意味で新鮮だった。 第4曲の葬送行進曲ではグレゴリオ聖歌の「怒りの日」が引用されており、「怒りの日」とロシア民謡のようなひなびた感じの曲調とが混じり合っていて印象的だ。
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