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Review List of robin 

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     2024/04/02

    ワタミさんのレヴューに賛成です。ベト1番は落ち着きがありしかも味深くニュアンス豊かで、EMIのセッション録音より優れていると思います。1954年といえば巨匠晩年ですが、この晩年の演奏を高く評価し好むのは小生だけでなく、故宇野氏も同様な感想を持っていました。ブラ4は有名な10月24日の演奏があればよく、ファン向けといって良いのではと思いますが持っていても失望はしないでしょう。

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     2024/04/01

    良い演奏なのか良くない演奏なのか分かりにくいレヴューを見て、実際に聴いてみたらとても良いというのが私の印象です。後のやや微温的であたりさわりのない常識的なACOとの演奏よりこのほうが響きに締まりがあり一本筋が通った演奏で、特に序曲が良い。クリップスは確かにウィーン風に過ぎるという演奏もあるが、モノラル録音での演奏やステレオ初期の演奏などにはメリハリの利いたあじわい深い優れた演奏を残している。例えば、ウィーナーワルツなどボスコフスキーの演奏よりめり張りがあり優れているし聴いていて楽しい。刷り込み的評価に惑わされてはいけないと自戒を込めて記しておきたい。

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     2024/03/31

    60年も前の録音だが、両曲共にさすがデッカというべき音の良さである。響きは美しく迫力があり指揮者の力が響きに出ている。しかし、作曲者のロマン溢れる想いが響きに留まって聴き手の心までは届いてこない。僭越ながら、音楽的能力というより芸術的能力だと思う。第二楽章のロマンは同曲異演のCDで聴いてもうっとりするが、もっと根源的なロマンの響きが聴きたいと思う。ここにこの指揮者の限界というようなものを感じてしまう。良さそうでそれほどでもないブラ1の演奏という印象である。序曲は1番よりすっと出来は良く星4。

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     2024/03/31

    ドヴォルザークよりブラームスのほうが出来が良い。ドヴォ8は響きは美しいが明らかに情感不足で、ワルターやケルテスの名演には及ばない。それに引き換えブラームスはなかなかの演奏である。指揮者の気迫が充実しそれが音に表れており、オケも美しく迫力がある。ただ、イマイチのニュアンスに欠ける。もう少しゆったりとした趣があれば名演になったであろうと思うが、同コンビのブラ1よりは成功している。しかしこの後、フルトヴェングラーのブラ3番を聴けば、あまりの違いに驚く。余談だが、3番の1楽章第一主題は恩師シューマンの3番(ライン)の主題の音型をひっくり替えしたものである(上昇音型と下降音型)

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     2024/03/31

    柔らかい響きに典雅というにピッタリである。女性的ともいえる柔らかく滑らかであるが、欲をいえば響きに多少の重さも欲しい気がする。人によっては柔らかすぎて、モーツアルトすぎて物足りなさを感じたり飽きがくるかもしれない。私も幾分そう感じるのは響きに多少の強さと芯が欠けているからだろう。(解説書は故宇野氏によるものだが名演として推薦している)私はやはりミュンヒンガー・ウィーンの演奏のほうを上に置く。

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     2024/03/30

    フルトヴェングラーのベートーヴェン交響曲全集CDとしては良くて中クラス。イタリア盤の音色が強い全集のほうが聴きごたえはあるし、CC30…もあるし、EMIのART、REFERENCE等の全集があって迷うが、音は良いがやや浅っぽく音色感に欠けるのが欠点である。私は6種の全集を持っているが、個々ではCC35が一般にはベストに近いと思う。それらと比べると下のクラスというのが正直な感想で、ごく普通というところであろう。思い切って、21枚セットの購入をお勧めするが音の傾向はほぼ同じである。

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     2024/03/30

    ラヴェル編曲の展覧会のCDとしては、ニュアンス、輝き、大きさ等大変優れた演奏でトップクラスだと思う。アバドの数少ない成功演奏の一つだと思う。ベートヴェンやブラームスでもこの位の演奏を期待したが最後までイマイチの感があった。録音の多さの割には余り良い演奏を残さなかったのはカラヤンに似ているようだ。しかし、このCDは失望しないだろう。他の曲も同様の高レヴェルの演奏である。

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     2024/03/30

    MASSAさん、キングLPのMZよりその前のMLのほうが断然音が良いです。MZになると音が薄くなってしまいました。余談になりましたが、クライバーは嫌いではないですが、モーツアルトでもベートーヴェンでも音楽がすっきりめで(同じすっきりでもシューリヒトはもっと味わいが深い)溜めが浅くニュアンスもそれほど深くないのが残念です。この第九もテンポは早めなのはよいが全体にすっきり感がして感動に至らないのが残念です。第九より3番の英雄のほうが演奏は良いと思う。良くて星3といったところでしょう。

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     2024/03/26

    発展途上の演奏という感じがする。曲を聴くには良いだろうが演奏を主に聴きたいという人にはいかがなものかと思う。まだこなれていないどこか浅っぽさが残る演奏という印象で、後の再録のほうがクーベリックの重みと風格が出ている。

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     2024/03/26

    多くは聴いていないがアシュケナージの指揮した演奏のCDで期待外れのものは今のところ一枚もないし、ピアノトリオのCDも名演のが多い。シベリウスの交響曲など北欧指揮者顔負けの演奏を成し遂げている。このメンデルスゾーンも例外なく素晴らしい。洗練された響きでニュアンス十分である。アバッドやプレヴィンの平凡な演奏と比べてほしい。能力の違いが出ている。好きな八重奏曲も、ウィーン八重奏団やズーカーマン等の名演があるが、弦の詠い方、すがすがしさは実に素晴らしく冠絶の名演だ。今後はモーツアルトの交響曲の録音を期待したい、どんなモーツアルトになるか興味深々である。(真夏の夜)にはクレンペラーの名演(ニュアンス、色、雰囲気が抜群)がありそれに次ぐ名演と言えよう。こんな調子で(ペールギュント)も聴きたいと思う。

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     2024/03/26

    一時5番の協奏曲に凝ってかなりのCDを集めたことがある。私のベスト演奏のCDは記さないが、ケンプ・ライトナーも平凡だったが、アシュケナージに好意的な私でさえこのメータとの演奏はがっかりであった。メータの責任大と勝手に思っている。ピアニストとして指揮者としてアシュケナージには今も注目しているが、メータには今はほとんど感心がない。

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     2024/03/26

    50年も前にメータがロスフィルで活躍し録音もしていた頃、多くの愛好家は彼の活躍に目を見張っていたものだった。その後、ヨーロッパへ移ってからは落ち着いてしまった感がある。このチャイコ5番も発売当時注目され私もLPで聴いて感動した、がその後CDで聴き直すとそれほどではなく、サン・サーンス3番もだが、響きは派手だが肝心のニュアンスはイマイチでぱっとしない、演奏としては案外平凡で、これならフェイズ4のストコフスキーのほうが面白いと思う。ハイファイ的チャイコの演奏ともいえよう。高級な装置で聴けば面白く聴けるのではと思う。

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     2024/03/25

    1番が星2,6番が4というところ。1番はテンポ、リズム共に重くてちょっと付き合いかねる。デっカのシューリヒト・VPOが私の理想。それに比べれば6番はずっと良い。1、2楽章はこのテンポが通常だと思う。フルトヴェングラーは遅くて有名だが、テンポ感からすれば遅いと言わざるを得ない特殊な名演だ(それでも私は彼のすべての6番の演奏が好きで貴重である)。カザルスの指揮はチェロでの名妓が指揮でも生かされ、特に第2楽章に聴かれる弦と管の詠わせ方、バランスは絶妙で天才的な感じがする。終楽章はやや重く人間臭くなってしまったのは残念だが、それでも凡庸指揮者の演奏よりはずっと良い。ベートーヴェンの交響曲から一曲と言われれば、私は6番が一番好きである。

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     2024/03/25

    この録音は1968,70年で後にフィリップス(現ユ二ヴァ―サル)に1981,82年に再録している。このキング盤はテンポがゆっくりで音色も当然異なる。音質はしっとりとし音色もキング特有の艶があり演奏がやや立体的に聴こえる。それが良いか否か、好むか好まないかは別問題。一方、再録のフィリップス録音にも良いところがある。響きはやや平板に聴こえるが爽やかさがありテンポもやや速めで、いつものアカデミ―の洗練された音である。どちらを選ぶかは難しいが、私の好みはややキングCDよりである、音に飽きがこない奥行きと色がありテンポに落ちつきが感じられるからである。(あくまでも私の好みに過ぎない)余談ながら、St.Martin(ロンドン)で モツレクを200円で2階の奥の席(1階奥のオケ、合唱は見えない)で聴いたことがあるが老朽の教会であった。

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     2024/03/24

    今迄シューリヒトをかなり聴いてきたが、枯淡とか水墨画にような演奏だと思ったことは一回もない。むしろ音色豊かで、表面は早めのテンポだが中味はかなり色濃い演奏だと思っている。デっカのシューマンやブラームスなどかなりアクが強い。このブルックナーの2曲も色濃く懐の深い響きを創り出して成功している。テンポも早そうでありながら遅いところもあり、山あり谷ありで時には厳しさも激しさもあるから聴いていて全く退屈しない。枯れてもいないし白黒の濃淡の世界でもない。この作曲家の俗世界と無縁の悠久ともいえる世界を見事に描いたトップクラスの演奏の一つと言えるであろう。

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